4月2日(土)、薄曇り、無風で穏やか
参加者:G.G.他10人
歩行距離:約5.5 km
所要時間:約3:50(昼食、休憩、1:00を含む)
GPSのトラック:
時計回りに、P→登山口→(中級コース)→納古山→(初級コース)→登山口→Pと周回する。
山道は良く整備され、危険箇所はなく、一本道で迷う要素もなく誰もが楽しめよう。
GPS標高図:
(クリックで拡大)
山行リポート:
■30分位、沢沿いに歩き、尾根に移る。直に、岩をひと登りすると展望台に着く。南方が開け、
山肌がコブシに彩られ春爛漫をアッピールしている風景は風情がある。
■もう一回、岩をよじ登る。一度、下り登り返すと間もなく頂上である。
10:25で昼食には早過ぎるがこのままでは下山してから昼食になるので、ゆーくりと食事をすることする。
11時頃には30人位のハイカーが集まり賑やかであった。
■頂上は360度、遮るものはないが、生憎の春霞で遠くの山々は殆ど識別不能であった。
50分程過ごし、記念撮影をし下山にかかる。
■下山に先立って、以前、北側の三和町方面から登った時に頂上直下の北側にビバークできそうな
大きな岩屋があるのを思い出したので立ち寄ってみた。
岩屋も立派であるが、岩屋の左側が垂直に切れ落ちていて危険防止のロープが張ってあるものの、
その急峻さに肝っ玉が縮み上がる。
■下山は初級コースを辿る。岩屋から尾根道を40分位下ると、峠状の所に来る。明治41年(110年前)建立の
高さ1.5 mの石柱が建っていた。
下麻生と神渕との境界を示す石柱で、ここが麻生と神渕を結ぶ「塩の道」の峠と思われる。嘗ては、
麻生と神渕を結ぶ生活路の名残りで、幾星霜、村人達の往来を見つめてきた歴史を思うと懐かしさを憶える。
■更に尾根道を下って行くと、やがて木和田谷沿いの緩斜面の沢道になる。両側は杉林で鬱蒼とし、
間伐した木がそのまま放置されている荒涼とした景色の中をのんびりと歩き駐車場に帰着する。
■今回の山行は春霞に妨げられ眺望が得られなかったが、多くの花々が大いに目を楽しませてくれた。
下にカメラに収めた花を幾つか並べたが、これ以外ではカタクリ、ヒカゲツツジ、アカヤシオなども咲いていた。
雑感:
1.登山道は登り、下りとも平凡であり、春霞のため頂上の眺望もなく登山としては物足りないが、花々が多く、
この点では大いに楽しませてくれた。
2.展望台から見るコブシに覆われた山々の風景は感動ものである。
3.所要時間は普通のペースなら3:30 位で、岩場も足場が良く危険でなく、道もしっかりしているので
初心者にはピッタリの山であろう。
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