G.G.の徒然山遊録

岐阜各務原市周辺の低山の山行記録、折々の雑感、書評などの雑文を記し、山に関する情報を提供します。

ダブル初詣と朝倉山(257 m)→南宮山(419 m)→毛利陣所跡(404 m)縦走 ~南宮大社、真禅院のダブル初詣と初登山~

2020-01-17 | 山行

山行年月日:2020年1月13日(月)、静穏、曇り後晴れ
参加者:G.G.他3名(計4名)
アクセス:JR利用、各務ヶ原8:23→8:52岐阜→9:12垂井
沿面距離≒7 km/所要時間≒4 hr.(昼食、休憩などを含む)
コースタイム:南宮大社 10:50→11:00真禅院11:1011:40朝倉山11:4512:20尾根
12:50南宮山12:5513:25毛利陣所跡、昼食14:05→14:50南宮大社

GPSトラック図:
垂井駅から南宮大社までのトラックは一般道のため省く。南宮大社から反時計回りに周回した。
<参考>点線は朝倉山の登降が急坂で道も不明瞭な所もあるので、それを避けるための
安全ルートである。
なお、尾根から朝倉山に向かって下ってくる時、点線のルートへと進入する恐れがあるので注意!
                  (1目盛り:250m)

 トラックの標高図:
真禅院から朝倉山への登りが25°位の急登で、本コースで一番きつく、悪路で、道も定かでない所がある。

山行リポート:
垂井駅に着くと頭上は青空であるが雨が降り出し、南宮大社に着く頃には大降りになったので、門前にある「華」と言う喫茶店で30分位雨宿りをする。

少し小降りになったので出掛ける。それでも雨合羽を着て、先ず美濃国一の宮、南宮大社へお参りして今日の安全と家内安全等を祈る。

次は登山口がある真禅院へ向う。途中、急速に天気は回復の兆しをみせ、北の空には幸先よく見事なアーチ状の虹が現れた。

■真禅院で二度目のお参りをする。こちらは南宮大社とは違って人影疎らで清々しい。
             (本地堂、国重要文化財)

                 (三重塔、国重要文化財)

■予定より30分位の遅れで獣除けの扉を開けて登山道を歩きはじめる。15分位で小さなうら寂しい祠の所に来る。急坂を登り、体が暑くなり、雨も殆ど上がったので、ここで雨合羽を脱ぐ。
■殆ど道が無い急坂を、上を目指して登って行くと、どこがピークか分からない広いフラットな所に着く。3年前には無かった標識が赤いテープで木の幹に括り付けられて山頂ということになっていたが、地形からは定かでない。

■朝倉山を一旦、下り登り返すと、少しの距離であるが木の根っこが張り出した痩せ尾根があり緊張する。この後、尾根までは道は明瞭、安全である。

■尾根から南宮山までは30分で小ピークが3個あるが楽ちんである。予定ではここで昼食であったが、展望がなく、雨宿りした喫茶店でボリュームあるモーニングを頂いたので毛利陣所跡の展望台で昼食を摂ることにする。記念写真を撮りすぐに出発する。

■一旦、大きく下り、ピークを一つ超えると毛利陣所跡の展望台である。大気が霞んで感動的な大観は得られなかったものの雄大な濃尾平野を睥睨し気分は爽快であった。40分ほどかけてマッタリと昼食を楽しむ。
先客は一組のカップルと地元の同年輩の男性一人の3人であった。因みにここまでで出会ったのは朝倉山手前で下山してきたとトレランの男性1人だけであった。

記念撮影を済ませた後は、ノンストップで南宮大社まで下山する。当初の予定よりも50分遅れであった。もう一度南宮大社に立ち寄り今日の安全登山のお礼をする。

雑感:
▼毛利陣所跡を除けば展望は皆無であるが、誰とも出会うことなく落葉を踏んで静寂に浸りつつ、標識皆無で多少マニアックな山行が楽しめるのが本コースの魅力であろう。
▼南宮大社、真禅院と2箇所の由緒ある神社仏閣に初詣ができので、1月の登山コースにお勧めである。
▼出だしに俄か雨に降られひょっとすると山行中止になるかもと心配したが、天の配剤か天候は回復し、予定通り初山行が成就し、今年一年も楽しい登山が期待できそうなのが嬉しかった。
                                        (以上)