G.G.の徒然山遊録

岐阜各務原市周辺の低山の山行記録、折々の雑感、書評などの雑文を記し、山に関する情報を提供します。

爺のノルディックウォーキング(NW)事始め

2020-09-17 | エッセイ

1.転 機:
 70代までは山に魅了され、登山サークルに加入し、中心的メンバーとして月2,3回は山に出かけていました。山行は私の生き甲斐・人生の目標でもありました。
山行に必要なスタミナを維持するために、スポーツジムに週2,3回通い、筋トレやスイミングに励んでいました。
80代になりますと、歩行スピードが急に遅くなり、普通の山でも他のメンバーと歩調を合わせて歩けなくなり、時々立ち止まって待って貰うようになってきました。今後は、初心者向けの楽そうな山を選んで参加する予定です。
とは言え、仲間と山行を共にできなくなる日が1、2年の内に訪れる予感がします。
   では山行に代わる生き甲斐・目標は何にしましょうか。人生百年時代を踏まえて、今考えているのは、何時までも、脳力、体力共に健やかに保ち、色々な分野に挑戦し、大いに人生をエンジョイ(謳歌)することです。
脳力の方は新聞、読書、PC、スマホ、インドアのサークル活動などで活性化できます。体力維持の方は登山のようなハードスポーツは不適ですが、スイミングに加えて、年齢に応じた何らかのエクササイズ・スポーツが必要と考えるようになりました。

2.引き金: 
    折しも、昨年秋に、各務原市の「生涯学習情報」(2019秋号)の講座案内を眺めていた ら、10月~11月に亘る、6回の「初めてのノルディックウォーキング」の講座紹介が目に留まりました。
因みに、私は「生涯学習」の大ファンで従来から種々様々な科目を受講して、色々なことを学び、多くの人と知り合い、シニアライフをエンジョイしています。
 ウオーキングだけでも健康維持には役立つと思いますが、一人で黙々と歩くだけでは詰りません。ノルディックウォーキングなら運動量も多く、全身運動だし、更に、クラブに入れば仲間との交流も計れるので継続できそうだと期待し、受講することにしました。早速に受講抽選を申込み、運よく当選しました。

3.講習会:        
 講師は「犬山ノルディックウオークらぶ」所属の役員の方々で、親身になって指導をして下さいました。
講座の内容は「NWの歴史、その効用」「ポールの持ち方」「歩行の姿勢」「ポールの引きずり歩き」「ポールの使い方」等々主として実技を中心にした基礎的事項でした。
 6回の講座終了時点では、NWとはどういうものかが凡そ分かっただけですから、NWの本来の面白さ・楽しさ、エクササイズとしての有効性などは殆ど実感できませんでした。
 講座の最後に、体験会の紹介がありました。何事でもそうでしょうが、その面白さ・楽しさ・奥深さなどが分かるにはある期間、我慢し、実践し、それなりのレベルが必要ですので、体験会に参加することにしました。

4.体験会参加: 
  2019年12月7日の体験会がNW実践の記念すべき第一歩でした。コースは木曽川左岸の犬山緑地の遊歩道で、周囲の景色はウオーキングに絶好です。当日は快晴で、山好きな私は冠雪した伊吹山に目を奪われました。あたかも私のデビューの幸先を祝福しているようで嬉しく思ったのを覚えています。
 何人かの役員の方々とは、生涯学習講座で既に、面識があり、初参加の緊張感はなく、すんなりと溶け込めホットしました。
準備運動をして直ぐにスタートです。皆さん三々五々に歩き、とてもアットホームな雰囲気で楽しそうでした。体験会終了後に入会手続きの用紙を貰い、早速マイポールの発注をお願いしました。

5.その後の実践
 入会し、マイポールを入手し、続けて、ウオーキングシューズも買ったからには、家人の手前、簡単にはヤーメタとは言えません。
その後の例会にも積極的に参加し、最近は(2020年9月現在)、近所を一人で週3回、約4 kmの距離をNWしています。
NWはまだ一般には馴染みがないので、多分、好奇の目で見られていることでしょうが、NWの普及の一助になれば嬉しいです。
 時折は、市民講座担当の役員の方が開拓されたコースに同行をさせて頂いたりしていますが、意外に知らない所があり面白いです。
お陰様で、講座で教えて頂いた事も次第に納得できるようになりましたが、未だ、NWの門を潜ったばかり初心者です。
これから先どんなNWライブが待っているのかとても楽しみにしています。(以上)


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