G.G.の徒然山遊録

岐阜各務原市周辺の低山の山行記録、折々の雑感、書評などの雑文を記し、山に関する情報を提供します。

継鹿尾山から鳩吹山(314m)縦走~あわや脱水症寸前になる

2017-08-31 | 山行

山行年月日:2017年8月20日(日)、薄曇り、蒸し暑し(32℃)
参加者:単独行
歩行データ:距離≒約11.3 km/所要時間≒7:25(昼食、休憩時間などを含む)/累積高度≒880m
(注)2ヶ月振りの山行による脚力の衰えと折からの猛暑により歩行速度は著しく遅い。通常ならば所要時間は6時間位である。
コースタイム:
犬山遊園駅8:45→9:25寂光院広場→9:35寂光院(本堂)9:50→10:20継鹿尾山10:35→
12:55西山休憩舎、昼食13:35→14:35鳩吹山14:55→16:10可児川駅
GPSトラック:
名鉄犬山遊園駅から名鉄可児川駅に至るポピュラーな縦走コースである。

 GPSトラック標高図:
低山の里山であるが大小のアップダウンが多数あり、累積高度は約900mであり、危険度は低いものの体力的には中級コースである。

山行リポート:
犬山遊園地の北側にある大相撲名古屋場所では出羽海部屋の宿舎になる善光寺への参道は土砂崩れで通行不能になっていた。最近、犬山付近を襲った集中豪雨によるものであろう。

寂光院(本堂)への参道脇には優しいお顔の石仏が沢山祀られていて、見る者をホッコリさせる。

 もみじ寺として秋には賑わう寂光院も、今の時期、日曜日と雖も連日の猛暑でありで参拝者は皆無であった。お陰で心静かにお参りができた。

 継鹿尾山の休憩舎は好展望である。眼下には犬山市方面が、遠くには名古屋市街が展望できる。

 継鹿尾山を後に、延々と展望のない緑濃い山道を汗を流しつつ、時には塩を舐めながら黙々と歩く。写真は西山方向を振り返ったものである。

西山休憩舎で遅い昼食を摂る。先客は同年代の男性2人で暫し世間話をしながらゆっくりと休憩する。休憩舎を後にして下降中、「こむら返り」が発症したので常備薬の芍薬甘草湯を服用する。何時もの事であるが即効性は顕著で直ぐに痛みは治まる。
■予定より1時間強の遅れでやっと無人の鳩吹山に到着する。疲労で表情も冴えないのが分かろう。

■山頂から少し東にある大天神休憩舎で暫し展望を楽しむ。北方の奥美濃方面と東方の衣笠山方面がが開けていて好展望である。

 ■休憩舎を後にして、30分強で大脇登山口に降り立つ。鳩吹山で持参した水が底を尽き喉が乾き、可児川駅近くの自販機で500ccのコーラを一気に飲み干し人心地を取り戻す。 

雑 感:
■暑さで体力消耗が激しく、普通なら6時間の所を7時間半も掛かってしまった。
体力に自信のない人や高齢者は真夏の低山ハイクは敬遠するのが賢明であるのを実感した。
■水1.5リッターとアミノバイタル2パック(360cc)を携行したが最後には水分がなくなり脱水症寸前であった。
体重60kgの人の必要摂水量は300cc/hrと言われる。予想所要時間は6時間であったので
300✕6=1,800 cc相当の水分を携行したが実所要時間が7時間超で最後は水不足になってしまった。真夏の携行水量は充分な余裕を見ておく必要性を痛感した。
■「こむら返り」は水不足、筋肉疲労などで発症するので「こむら返り」の特効薬である芍薬甘草湯は必携であろう。
■私の場合、ペットボトルでなくCAMELBAKのリザーバーを愛用しているが、水袋をザックに収納し背負っているので水の残量が確認できず、飲み過ぎたのも水不足になった一因と思う。この点このタイプの給水装置の愛用者は要注意であろう。


後期高齢者でもコーラスは楽し(その2)

2017-08-26 | エッセイ

~各務原市2017年春の生涯学習講座「心のふるさとを歌う」を終わって~
当生涯学習講座「心のふるさとを歌う」は主として抒情歌を中心に、メンバーは殆どが高齢者の40人で、5月10日に開講し、以後2回/月のペースで計8回に亘り指導を受けてきた講座が名残を惜まれつつ8月23日に終了しました。
   私は今回で3回目(2015年秋、2016年秋、2017年春)の受講となりました。
3回目ともなると、大半の顔ぶれは毎回同じでお互いに顔見知りとなり、先生方(歌とピアノ)とも一段と親密になり、教室は何時もアトホームな、楽しい雰囲気で毎回のレッスンが心待ちでした。
 最終日の8月23日は講座の仕上げとしてグループ毎に別れ、全員の前に立ち、各グループ3曲づつ披露するミニコンサートを行いました。
因みに私達のグループ曲は「みかんの花咲く丘」「古城」「冬の星座」でしたが、先生の指導を思い出しながら大過なく歌え、日頃の練習の成果が発揮できたと思います。
   さて、2016年2月12日に「後期高齢者でもコーラスは楽し」と題する一文を投稿し、コーラスのメリットなどを記しました。今回の所感も大体前回同様ですが、改めて見直しました。
その結果、メリットは沢山ありますが、デメリットは思い付きませんでした。
   最後に以下の拙文が、高齢者がコーラス愛好者になるキッカケになれば幸いです。 

(1)  歌は持続し努力すれば年齢に関係なく上達します。上達するのは幾つになっても嬉しいもので           す。将に「継続は力なり」を実感しました。
(2)  練習は2時間ですが、集中し、力いっぱい歌うので心身共に大いにリフレッシュしまた。
(3)  当講座の参加メンバー、この講座を契機に始めた「歌声喫茶」への参加者や、入会した「合唱           サークル」のメンバーなど沢山の方と知人になり交際範囲が随分と広くなりました
(4)  当講座の受講、歌声喫茶への参加、コーラスサークル活動、カラオケ、家での練習、その他歌          に関するイベント参加など音楽関連の活動が生活の大きな部分を占めるようになりました
  が、その分、人生がより楽しくなりました
(5)  当講座、歌声喫茶、コーラスサークルなどの男性比率は20~30%で女性が大勢です。
      多くの女性はオシャレをして来るので雰囲気が華やぎ男性諸氏は心がときめき若返ると
  思います。

追伸:次回の講座にも参加したく思っていますが、最近は参加希望者が多くなり、抽選になりました         で、希望が叶うか否か分かりません。若し当選したならば「後期高齢者でもコーラスは楽し            その3)」を投稿したいと思います。

 庭の百日紅(サルスベリ)が猛暑を物ともせず長い間、元気よく咲き続けています。今夏の猛暑は格別で老骨には応えますが百日紅に肖って夏を乗り越えたいと思います。

 

 


ヤナ場で鮎に舌鼓

2017-08-24 | 旅行・紀行

   8月22日に夏休みで帰郷している大学生の孫を伴って老妻と三人連れで長良川の美並村にあるヤナ場へ鮎料理を喰いにドライブしてきた。
   落ち鮎の季節には早いせいかヤナ場で鮎は見られなかったが、釣り人が竿をさす清流を眼下に、快い風に吹かれながら鮎のフルコースに舌鼓を打ち、激動と混沌の内外情勢をよそに、暫し心静かに平和な一時を満喫でる幸せをしみじみと有難く思った次第である。

                   (ヤナ場風景)

   
    左列上から塩焼き、甘露煮、南蛮漬け、活き造り、右列上からフライ、唐揚げ、鮎雑炊