山行年月日:2017年2月4日(土)、晴、小春日和
参加者:G.G.他10名
アクセス:16BK 8:00→9:15象鼻山駐車場(養老町橋爪)
歩行距離:約9.2 km/所要時間:4:40(昼食、休憩、拝観などを含む)
コースタイム:
象鼻山駐車場9:25→9:40象鼻山9:55→10:15 九十九坊跡10:20→10:30連理の榊10:35→
12:40毛利陣所跡、昼食13:20→13:35中山一つ松→14:05南宮大社駐車場
(注)ドライバー3人は車回収のため、TAXIで象鼻山駐車場に向かう。
GPSトラック:
☓印の個所でルートミス。ここまで踏み跡は明瞭ではないが何とか薄い踏み跡を辿れる。
ここから毛利陣所近くまでは約2km退屈な林道歩き。危険個所は皆無。
因みに、本トラック図はスマホGPSナビ“ジオグラフィカ”で記録し、カシミール3Dで展開した。
(1目盛:約600m)
GPSトラック標高図:
標高差350m位で、斜度も低く体力的には楽なコースである。
山行リポート:
■駐車場から直ぐに象鼻山に着く。綺麗に手入が行き届いた公園で、トイレも完備している。
古墳が60基ほど点在しているそうであるがどこが古墳か定かでない。
山頂にあるのが1号古墳である。
■次に九十九坊跡に突き当たる。鎌倉時代初期には100余の僧坊が建立されていたようである。
■各僧坊跡から集められた石仏や墓石であろうか、大集積している。
■少し進むと「栗原連理のサカキ」の標識が現れる。
■右折して少し進むと、榊の大木がある広場に着く。1本の幹が途中で2本に別れ上で再び1本になっているので、白居易の長恨歌に因んで「連理の榊」と名付けられたのであろう。縁結びの御利益があるそうである。脇に、「相和して むすぶ榊乃 萌ゆる春?」の句碑が建っているのも洒落ている。
■トラック図の☓地点を過ぎた所で少し戸惑ったが、注意して歩けば大丈夫である。
一部、残雪がある林道を2km位歩き、毛利陣所の近くに来ると、右側の尾根に登山道の標識が見える。
尾根道に上がると明瞭な登山道が前後に続いていたが、ここまで登山道の入り口を示す標識に気付かなった。
■間もなく南宮大社からの道と合流する。合流点には「境」とだけ刻まれた自然石が建っている。
何と何の境かは分からないが、仲々、素朴であるが存在感のある碑である。
■合流点から毛利陣所跡は指呼の距離である。先行のハイカーが三々五々憩っている。
生憎、空は霞んでいて、濃尾平野の大観はいまいちであるが、小春日和であり40分程、まったりと食事を楽しみ恒例の記念撮影を済ませて、下山にかかる。
■途中、「思い出づや 美濃のお山の 一つ松 契りしことは 今も忘れじ」(新古今集、詠人:伊勢)と刻まれた大変艶っぽい歌碑に立ち寄る。
最後に、何かの縁日であるのか、賑やかな南宮大社にお参りをし、本日の山行のお礼と家内の健康・長寿を祈念する。
■最後は、タクシーを呼び、ドライバ―3人は車の回収に向かう。この間、残りのメンバーは露天で
「たい焼き」などを求め、のんびりと過ごす。因みにタクシー代は¥2,100
雑感:
■象鼻山は駐車場から指呼の間で、トイレも完備した、手入の良く行き届いた広々した公園でゆっくりと古墳めぐりが楽しめよう。
■象鼻山、九十九坊跡、連理のサカキ、毛利陣所跡、中山一つ松、南宮大社など見所が多く、更に多少踏跡も定かで無いので余裕を持った計画立案が望ましい。
■今回は林道を2 kmも歩いたが、林道以外の登山道があるようなので、折があったら確認したい。
因みに、2年前に歩いた時は殆ど林道は歩かなかったように記憶している。
■今回もスマホGPSをコース確認とログ データ収集に使用したが、GarminのGPSと比べ遜色が無かった事を確認できたのは収穫である。本件に関しては別途、報告する積りである。