G.G.の徒然山遊録

岐阜各務原市周辺の低山の山行記録、折々の雑感、書評などの雑文を記し、山に関する情報を提供します。

大谷 泰史さんのリサイタルを観て

2017-06-20 | 日記

 私が加入しているコーラス サークルのピアノ伴奏者を勤めている大谷泰史先生の第三回リサイタルが2017年6月18日(日)に各務原市民会館で開催されたので参観してきた。以下にプログラム概要と感想を述べる。

プログラム
 大谷先生のピアノとエレクトーンの演奏、女性コーラスグループの合唱、ジャズ演奏(ヴォーカル、サックス、ベース、ドラム、エレクトーン)、各務原市のコーラス サークルを指導している金光順子先生と恩田幸子先生のソプラノ独唱

感想
 内容はクラッシックでなく、バラエティーに富んでいて、音楽初心者の私にはとても親しみやすいリサイタルで大いに楽しませて頂いた。 
 エレクトーンという楽器と演奏を始めて見聞きしたが、将にデジタル時代の申し子のような楽器で、その多機能性には驚いた。
 また、大谷先生を始めとして、ソプラノの両先生とも普段のレッスンとは違ったキリッとした舞台姿を見せ、流石プロフェッショナルだなと見直した次第でもある。

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納古山(633m) ~中級コースから「塩の道」周回~

2017-06-19 | 山行

山行年月日:2017年6月17日(土)、晴
参加者:G.G.他7名
アクセス:各務原7:40→8:30納古山登山口(岐阜県加茂郡七宗町上麻生)
歩行データ:距離≒約6.3 km/所要時間≒4:42(昼食、休憩時間などを含む)/累積高度≒730m
コースタイム:
登山口8:36→10:07納古山10:33→(美和町方向へ探索)→10:54納古山付近で昼食11:41→
12:12塩の道分岐→13:18登山口
(注)不要の休憩時間、美和町方向への探索など無駄時間が多く山行計画の参考にはならない

GPSトラック:
赤線が往路(中級コース)のトラック、青線が復路(初級コース)のトラックを示す。復路で「塩の道」分岐を直進するのが「初級コース」であるが、ここを右折し「塩の道」へ進む。

 GPSトラック標高図:
往路に数か所岩場があるが普通のハイカーならば乗越すのは容易であろう。復路の「塩の道」は昼なお暗い杉林の中を通る殆どフラットな静かな道である。

山行リポート:
最初の岩場に上がると展望台で、東南方向の山並みが展望できる。但し、山名が知られた山は存在しないようである。遥か彼方には恵那山も望まれる。


パノラマ写真(クリックで拡大)

■山頂は好展望である。東南方向の景色は上図と同じである。東北方向には北ア、白山などが眺望できる筈であるが遠方であり春霞で特定できない。西方にはピークが5個連なる小山塊が眺望でき登山の食指が動くが一般的な登山コースは整備されていないようである。左端ピークは平木山(544m)でweb.に山行記録が載っている。

 ■四方の景色を展望し、記念撮影を済ませる。

 ■未だ、10時半で昼食には早過ぎるので美和町へと続くコースを途中まで下ってから、山頂方向へUターンして日差しを避けゆったりと昼食を摂り雑談する。
■復路は始め「初級コース」を辿り途中、「塩の道」へ右折する。「塩の道」は昼なお薄暗い杉林中のフラットな静かな地道で足に優しい。

 

 途中で沢沿いの往路(中級コース)を横断し、今度は往路と並行した尾根道を辿り登山口付近のもうひとつの登山口に無事に降り立つ。
■最後に、道中出会った山野草(名前も知らず、おまけにピンボケ)などを紹介しておく。

雑 感:
■名古屋、岐阜などからのアクセスが良く、季節によっては花や紅葉も楽しめ、何時もながら山頂は賑やかである。
■山頂からは、低山ではあるが重畳とした山並みが360°展望でき、登頂の達成感が大である。
但し、殆どの山は無名峰で登山の対象にはなっていないようである。
■今回、始めて「塩の道」を歩いたが鬱蒼とした杉林中の道で静寂を好む向きには好まれよう。
■山頂をピストンするだけなら所要時間は3時間半位であり、一日コースとしては中途半端である。
半日コースにするのがベターかと思う。

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岐阜県関市板取の“モネの池”探訪記

2017-06-15 | 旅行・紀行

1.はじめに:
   岐阜県関市板取白谷にある“名もない池”、通称“モネの池”が2015年6月ごろからSNSで話題となり、やがて、それがマスコミで取り上げられ、以降、関市の観光スポットとなり、観光客が激増し続けているようである。
   板取地区は県道の両側にアジサイを植えて、予てからアジサイロードと呼ばれ親しまれているのでそれを見物しがてら、6月13日(火)にモネの池探訪に出掛けた。残念ながら、時期尚早でアジサイは全く開花していなかった。
 駐車場は池の近くに第1駐車場、少し離れた第2駐車場以外にも用意されていた。私が入った第1駐車場には既に50台程のマイカーが駐車していた。大型の観光バスも1台駐車していた。
 以下に簡単な探訪記を記す。 

2.モネの池:
 高台に地元の氏神様である根道神社があり、その下にモネの池がある。大きさは10 m ✕ 40 m位の長方形で、水深は50 cm位の湧水池である。池には20尾くらいの錦鯉が遊泳していた。
 観光客が池を取り囲み盛んにカメラ、スマホ、タブレットなどで写真撮影をしていた。 

3.池の印象:
 見る場所により水面の色が変わり、モネの絵風に見えるので観察場所の選択が必要である。
当日は稍々、水が濁っているような感じで、青緑色に見えたが、それなりに絵画的で、幻想的な雰囲気を醸し出していた。
 因みに、“モネの睡蓮”の絵には鯉は描かれていないが、水面の青緑がかった雰囲気がモネの絵に似ていると言えるのかも知れない。
 モネの絵に似ているか否かはさておいて、睡蓮の間を色とりどりの錦鯉がゆったりと泳ぐ様は幻想的で、詩的な気分にしてくれよう。


 4.根道神社の狛犬:
 池の脇の高台にある根道神社の向かって左側にある狛犬が子連れであるのが面白い。

 5.ワタボウシが満開:
 池の傍らの観光案内所前にあるワタボウシが将に満開で、観光客のひとりが一心に写生していた。

6.アジサイ ロード:
 ここから先はアジサイ ロードとして知られているので、モネの池を見物した後、板取温泉まで10 km程ドライブをしてみた。私の住んでいる各務原市では沢山咲いていたが当地はさっぱりであった。標高も高く、山合であるので気温が低く開花が遅いのであろう。
 途中、多くの人達が板取温泉を目指して三々五々、ウオーキングしているのを目にした以外は昔の風情と変っていないようであった。
 温泉の側にあるレストランで鮎の塩焼き定食に舌鼓を打った後、満ち足りた気分で帰途の着いた。

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金糞岳(1,317m)と白倉岳(1,271m) ~金糞岳~白倉岳間の尾根からの眺望は 一級品~

2017-06-06 | 山行

山行年月日:2017年6月4日(日)、晴、爽やか
参加者:G.G.他4名
アクセス:
往路:各務原7:00→各務原IC→長浜IC→鳥越林道→8:50連状登山口   (走行距離約100km)
復路:連状登山口→鳥越林道→R551→R365→R21→各務原、約2時間(走行距離約80km)
歩行データ:距離≒約8.6 km/所要時間≒5:15(昼食、休憩時間などを含む)/累積高度≒730m
コースタイム:
駐車場9:00→9:35小朝の頭→10:50金糞岳11:00→11:30白倉岳、昼食12:15→12:45金糞岳12:50→13:40小朝の頭13:50→14:15駐車場
GPSトラック:
登山道は殆どが林間で足に優しくて快適である。金糞岳~白倉岳間の尾根からの眺望は優れている。
連状口Pから白倉岳をピストンしました。白倉岳近くに少しだけ岩場があるが危険ではない。
(1目盛≒300 m)

 GPSトラック標高図:
登山口と金糞岳の標高差は350m位で急斜面もなく、風景や花を愛でながらゆっくりと歩ける。

山行リポート:
高山キャンプ場に立ち寄りトイレ休憩する。手入れの行き届いたバンガロー(バス、トイレ、エアコン付き)やキャンプ場が整っていて泊まってみたくなる。
オートキャンプ場では自家用テントで一夜を過ごした数組の家族連れが朝食を楽しんでいた。



 
キャンプ場の入り口には此処を基点にした分かり易い登山案内図の看板が立っていた。
東俣谷を挟んで右側が中津尾根で左側が花房尾根で周回できるようになっている。
 私たちは中津尾根の下から2つめのP(連状登山口)から白倉岳をピストンした。

キャンプ場を出発し、良く整備された鳥越林道を標高950m位まで登ると右側に5台駐車できる駐車場のある連状口に到着する。小さな赤い看板が草の中に半ば隠れているので見落とさないよう要注意。

駐車場は好展望地で南東には伊吹山から貝月山方向の緑滴る山岳風景が展開している。
パノラマ写真(2枚の写真を合成)で右端は一際でかい伊吹山、中央の小双耳峰は射能山、左端のどっしりした三角の貝月山などが同定できる。なお、左側山腹の禿地は奥伊吹スキー場である。

 南西方向には眼下に琵琶湖の中央部が望める。

小朝の頭(1,081 m)を過ぎると正面に金糞岳の姿が目に飛び込んでくる。

車で登ってきた鳥越林道脇では沢山のタニウツギが満開であったが山上では未だ蕾の方が多かった。

■多くのナナカマドは今がピークで真っ白に咲き誇っていた。秋の紅葉が偲ばれる。

 ■出発して2時間弱で金糞岳に着く。笹に囲まれた広場で展望はない。山名標識がぶら下がっていたので外して手に持ち記念撮影する。今日は何時もの面々と違うHさんの顔があるのに気付いたであろうか。

 ■小休止の後で白倉岳に向かう。尾根の途中からは琵琶湖の絶景が眼下に広がり暫し見惚れる。
以前に歩いた琵琶湖畔の山本山(324 m)~賤ヶ岳(421 m)の山並みや、竹生島がとても小さく見え、今、立っている所の高(1,250 m位)さを実感する。

 ■100 m位降下し白倉峠(標識はない)を過ぎ50 m位登り返す途中、ちょっとした岩場があり狭い隙間を通過して小ピークに至る。

■小ピークを少し下り、登り返すと広場の中央に二等三角点がある白倉岳である。既に盛りを過ぎたシャクナゲが群生していた。広場は我々だけの貸し切りで45分程、ゆったりと昼食を摂り、記念写真を撮る。

 ■白倉岳を後にし、再度、尾根道からの展望を楽しみながら30分程で金糞岳に戻り小休止し、山々に別れを告げる。中央の嫋やかなピークが金糞岳である。

 ■途中、小朝の頭で小休止し、無事、連状口に帰着した。久し振りに参加のHさんも大満足の様子でリーダーとしてひと安心であった。

雑 感:
■何時も参考にしている天気予報「てんきとくらす」では登山指数はB(登山にはやや不適)であったが、私なりに、雨雲の動き、高度毎の風向・風速登山道は林間であることなどをチェックし、当日の天気は登山に支障がないと判断したのは正解で、終日、穏やかな登山日和であった。
当たり前であるが、天気予報を「鵜呑みにしてはいけない」ことを再認識したのは収穫である。
■金糞岳の知名度は岐阜地方では低いが関西方面では広く知られた山のようである。
連状登山口には既に3台、登山道から見た鳥越峠には数台の車が停まっていて20人位のハイカーと出会った。またそれとは別に下山途中、遅くに登ってきた大阪からの17名のツアー客とも出会った。
■伊吹山系第2の高峰であるが標高差350mで物足りない向きには一段下の小森口からピストンすると標高差は650 m、所要時間は7時間程のコースとなり一日コースとして丁度良いかもしれない。
■登山案内図の看板に示されているように中津尾根と花房尾根を周回するのも一興であろう。但し所要時間は10時間位の長丁場で、健脚向けである。
■往路は各務原IC→長浜ICまで高速を利用したが、復路はR551→R365→R21と一般道を利用した。距離は20 km程短くなり時間的に殆ど差がなかったので、一般道の利用がお勧めのようである。
■今回もスマホGPSとGarminGPSのトラックデータの記録・比較を行っった。
今回のスマホ GPSのデータは距離≒10.3 km、累積高度≒1,050 m、トラック図:多少変動
標高図:変動大で、Garmin GPSのデータの方が実情に近くこちらに軍配が上がった。(以上)

 

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