各務原市主催の2024年前期の生涯学習講座のひとつ「ペパークラフトでお城を作ろう」に
参加したのでその記録、所感などを記します。
今回の参加者は8人で、5回の講座(一回,、一時間半)で、1/200の犬山城作りに
挑戦しました。なお、使用したペパークラフトはファセット社の製品です。
ペパークラフトとは少し厚手の紙にお城の部品が印刷されていて、それらを
カッターナイフで切抜き、講師のアドバイスと手順書に従い、順次、接着剤で貼り合わせて
お城を組み立てて行く工作のことです。6時間程の時間を費やして完成したのが添付の写真です。
初めて経験ですので、仔細ににみれば、不出来な所もありますが、全体的にはかなりの
出来栄えと思っています。
以下に、今回の経験から得た感想・所感の幾つかを記します。蛇足ですが、
あくまでも個人的な感想・所感であることご承知おき下さい。
(1)幼いころ、模型などを作った時の没入感、達成感が老人になっても
失われていないのに驚きました。
(2)工作中は完全に集中していましたので、終了後のリフレッシュ感が
大きいく気分転換に大いに役立つと思います。
(3)工作には手先の動き、組み立て方法・順序などの頭脳の働きも
必要ですのでフレイル予防にも効果があると思います。
(4)ファセット社には、現在50種のお城が販売されてますので
今後も色々な城作りにチャレンジする積りです。
今まではXiaomi Band 5スマートバンドを2年程使用していましたが、画面が小さく、趣味のノルディックウォーキング時の必携品で、頻繁にチェックする距離、心拍数、経過時間などの文字も小さく高齢者の私には不自由でした。
そこで、最近のスマートバンドをチェックした所、2年程で、次のような改善がなされていたので、買い替えを決心しました。
- 画面の大型化・鮮明化と文字の拡大化
- 更に新コロナ騒動で話題になった血中酸素濃度の連続測定機能の追加
- 今までは時計を見る時、腕を持ち上げる必要がありましたが、このアクションを不要にする時計の常時表示機能の採用
色々な製品(ブランド)がありますが、コストパフォーマンスが良いのは中国製で、その中でも1万円以下で、値段的にも機能的にも同等で、定評ある競合品にXiaomi Mi Band 7とHuawei Band 7があり、どちらにするか迷いました。でも詳細に見比べると、外観(デザイン)、装着感、操作性などでは可なり相違があります。尚、これらは、好みの領域の話になりますので、万人向けの選定基準とはならないと思います。
最終的にはHuawei Band 7を選択しました。以下に選定理由を述べます。
- 外観、デザインは長方形で、大きさもウェアラブルデバイスであるのを自己主張せず控え目な点が良い。
- 装着性については、厚みが薄く、表面が僅かにカーブし腕に良くフィットする点が良い。
- 操作性では、右サイドに押しボタンがあり、ホーム画面表示、電源のON-OFFなどで使い勝手が良さそうである。
購入後20日になり、入浴時以外は24時間装着したままです。この間の使用感は次の通りです。
- 日常生活の相棒として、デザイン、機能、使い勝手共に期待した通りで大いに満足しています。
- 期待していませんでしたが、文字盤のデザインが豊富(4000種以上)で、気分転換に役立つかも知れません。
- 常時表示機能は便利である反面、電池の消耗が大きく、実用上なくても
不自由はありませんので、本機能の使用は推奨できないようです。(遊び心ある文字盤例)
1.初めに:
現在、趣味のひとつとして過去2年半 、NW(Nordic Walking)にいそしんできました。
この間、NW は当初、思っていたよりも奥深いことを知り、又、人生100年時代を乗り切る
体力維持のため、これからも生涯スポーツとして伴侶にしたいと考えていました。
たまたま、所属しているNWクラブのMさんからJNFA(日本ノルディックフィットネス協会)
主催の講座があるのをお聞きし受講した次第です。
JNFA主催の講座には各種のライセンス取得講座がありますが、今回、受講したのは一番低レベルの
AL(アクティビティリーダー、インストラクターの補助員)養成講座です。
以下に講座の概要及び受講しての感想などを紹介します。
2.概要:
(1)日 時:2022.6.26、9:00~16:30
(2)会 場:名古屋市の庄内緑地グリーンプラザと周辺
地下鉄鶴舞線「庄内緑地公園」に隣接した公園です。
(3)講 師:INWA公認インターナショナル トレーナー 冨岡 徹氏
(4)受講者:4人。僅か4人であり、個人指導に近い講座でした。
(5)講座概要:午前中は座学、午後は屋外での実技指導、実技試験、筆記試験等
3.座学:
「アクティビティリーダー養成講座テキスト」(写真添付)に基づき行われた。
本テキストでNWの関連組織からクーリングダウンまでNW全般に関する知見が
分かりやすく簡潔に記述(A4,36ページ)されていて、短時間でNW全般を学ぶのに
相応しいテキストだと思います。
以下にテキストの章立てに従って第1講~第8講の要点を示します。
第1講 INWAとJNFA:
(1)講座主催者のJNFA(日本ノルディックフィットネス協会)の上位組織は
INWA(国際ノルディックウオウォーキング連盟)である。
(2)日本に於けるNW関連の団体はJNFA以外に全日本NW連盟(JNWL)他2団体があるが、
INWA公認はJNFAだけである。
第2講 ノルディックウォーキングの定義:
自然なウォーキングにクロスカントリースキーのポールテクニックを導入し、
上肢を中心に全身の筋群を使うことで、エネルギー消費の増大を図る身体運動です。
第3講 ノルディックウォーキングの歴史:
(1) 1930年代にフィンランドのクロスカントリースキー選手の夏場のトレーニングを
起源とする。
(2) 1997年に「ノルディックウォーキング」という言葉が使用された。
初めて専用のポールが考案される。
(3) 2000年にINWAがヘルシンキに設立される。
(4) 2007年にJNFAがINWA公認団体としてスタートする。
第4講 ノルディックフィットネスと公認コース:
(1) ノルディックフィットネスは「ノルディックウォーキング」をはじめ
「ノルディック ブレーディング」、「ノルディック ヒルウォーキング」、
「ノルディックスノーシューイング」他4種目の総称です。
(2) JNFA公認コースは現在日本各地で11カ所ある。
第5講 ノルディックウォーキングの用具:
(1) ポール、心拍計、靴、ウェア、その他の概要説明があった。
(2) ポール長は「身長×68」或いは「握ったとき肘が90°位 になる長さ」と言われるが、実際には
「ストライド幅」、「脚の長短」、「体力」「地表(アスファルト、土、芝など)」
などに応じて 調整すると良い。
(3) 心拍計(スマートウォッチにも内蔵)は目的に合った運動強度、身体的な安全強度の
モニターに有効である。
有酸素運動には運動強度50%位が妥当である。
演習として、受講者各人の目標心拍数を「カルボーネン法」で実際に計算した。
(4) 紫外線からの保護、異物による怪我防止のためにサングラス着用を推奨する。
第6講 ノルディックウォーキングのテクニック:
(1) NWの三大要素は姿勢/ウォーキングテクニック/ポールテクニックです。
(2) ウォーキングテクニックとしては「踵から接地し、最後は母指球と共に足指で地面を
蹴りだす。なるべく大きな歩幅を確保する」のが重要である。
(3) ポールテクニックとしては「歩行スピードにより変化するがポールは両足の間に突く」
「腕の前方へのスイングではグリップを軽く握り、後方へのスイングでは、
ストラップに力をかけ、 グリップはリリースする」
(4) 3大要素をインテグレートした指導要領「10ステッププログラム」の紹介があった。
元来このカリキュラムは上位資格者であるベーシックインストラクター向けであるが、
今回は特別に実技指導があった。
「10ステッププログラム」の項目は次の10ステップです。
①「良い姿勢」、②「正しい歩行」、③「ポールの引き摺り歩き」、④「ポールを突く」、
⑤「ポールを押す」、⑥「上腕を伸ばす」、⑦「ポールを押し切る」、
⑧「前方へのスイング」、 ⑨「自然な前傾姿勢」、⑩「体幹部の回転」
私が日頃、実施しているのは不完全ながら⑧までで、⑨、⑩のステップは初体験でした。
特に⑩では歩行中に講師が肩をプッシュして回転をアシストしてくれたのは
実際的で非常に有益でした。
(5) 目標運動強度と心拍数:
・健康維持増進レベル(ヘルスレベル)では40~60 %HRR
・ 体力向上レベル(フィットネスレベル)は60 %HRR~
(注記)%HRR=予備心拍数により計算する。計算方法は
カルボーネン法と呼ばれる。HRR=Heart Rate Reserve、予備心拍数
第7講 ノルディックウォーキングと安全:
(1) NWを団体で行う場合の配慮すべき事項として「コース状況」「当日の天候」
「歩行時間と距離」などがある。 距離は体力別の設定が望ましい。
(2) ポールで他人を負傷させないよう取扱いに注意。
第8講 ウォーミングアップとクーリングダウン:
ストレッチを行うが、2種類ある。
(1) ダイナミックストレッチは伸ばしたい筋肉と反対の作用を持つ筋肉(拮抗筋)も
動かしながら、 目的とする筋肉を伸縮するストレッチである。
主としてウォーミングアップ時に行われる。
(2) スタティックストレッチは静止して15秒以上、目的の筋群を伸ばすストレッチである。
主としてクーリングダウン時に行われる。
4.実技指導:
(1)初めに、座学で学んだ「10ステッププログラム」の野外指導が行われた。
「ポールの押し切り」の指導ではポールを後方に放り投げる体験と、「体幹の回転」の指導では、
講師が一緒に歩きながら 肩をプッシュして回 転をサポートしてくれたのが印象的で
非常に有益でした。
(2) 次に、5回づつ、約20mの距離をNWし、助手が都度ビデオ撮影し、それに対して
講師から都度コメントがあった。
5.実技試験1:
一辺が約10mの三角形を3回、NWし、その間、横、正面、後面をビデオ撮影。
この結果は後日、講師がチェックして「合否結果通知書」でコメントしてくれます。
6.実技試験2:
ウォーミングアップとクーリングダウンの幾つかの実演を要求されました。
7.筆記試験:
座学に関する設問が10問出題され、回答は3者択一です。真面目に
聴講していれば 難しくないと思います。
8.受講しての感想:
(1) 一日間の講座であるが収穫は想定した以上に大でした。
(2 ) NW全般に関する必要十分な知見が得られたと思う。日頃思っていた
疑問点なども 殆どクリアになった。
(3)10ステッププログラムの実技指導は実際的で分かり易く、非常に有益でした。
(4) 今まではNWはウォーキングの延長と思っていたが、異質(異次元)の
運動(スポーツ)であると認識を改めた。
(5) 出来たらNW愛好者全員に受講を推奨したい優れた講座と思います。
但し、必要経費は受講料11,000円、認定料・入会費8,300円もかかるのが難点です。
9.追伸:認定証:
6月26に受講し、7月12日に立派なAL認定証(写真参照)が郵送されてきました。
マニアックな認定証(AL認定者数は全国で700人余)ですが、私のような超高齢者に
とっては 良い励みになります。
(講座のテキスト)
(認定証)(名前は消去してます)