koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

2010年F1GP-第9戦欧州GP

2010年06月28日 20時53分59秒 | 車&モータースポーツ

各コンストラクターが挙って下方排気システムを採用。
その結果,赤馬と赤牛が今回アップデートの無かったマクラーレンに拮抗するタイムを出し,前回のカナダGPよりは期待の持てる予選グリッドとなりました。
しかし,ハミルトンが予選の最終ラップでミスをしつつも3位に付けたことで,マクラーレン優位は揺るぎなしと踏みました。


スタートでトラクション宜しく飛び出したハミルトンがあっさりウェバーを躱し,トップのベッテルをも伺った時,やっぱりなと思ったものです。
何とかこらえたベッテルが(明らかにタイヤが接触していました)首位を堅持したのがせめてもでした。
ベッテルはブレーキというアキレス腱を抱えている上に,ハミルトンには勢いと運があります。
しかし,今回のベッテルは容易にハミルトンを寄せ付けない速さがありました。
対称的にウェバーはスタートで9位に沈み,早めのタイヤ交換も裏目に出て下位に沈
んだ結果,何とコバライネンのリアタイヤに乗り上げ,宙を飛ぶ大クラッシュ。
裏返しに路面に叩きつれられ,勢い余ってランオフエリアのタイヤバリアに突っ込みました。
92年エストリルのパトレーゼとベルガー,93年モンツァでのクリイティアン・フィッティパルディとバルバッツァの2つのクラッシュを思い出しました(後者は,見ていたフィッティパルディの母親が失神したという・・・)。


その結果導入されたセーフティーカーで割を食ったのが久々の上位進出のチャンスだった赤馬の2台でした。
マッサは入賞圏外に去り,アロンソは入賞圏ぎりぎりに・・・。
逆にそれを利したのは可夢偉でした。
ピットに入らず,何とラスト3周まで3位を走行。
後続のバトンには1度も譲らなかったのは,抜けないバレンシアだとしても上出来です。
圧巻だったのは,タイヤ交換後入賞圏内の9位で戻った後アロンソを刺して,さらにはチェッカー目前の最終コーナーで先行するブエミをも躱すという痺れるオーバーテイクショー見せてくれました。
今回の主役は,紛れもなく可夢偉でしょう・・・。


・・・ということで,上位はベッテル,ハミルトン,バトン,バリチェロ,クビカ,スーティル,可夢偉,ブエミ,アロンソ,ロズベルグ。
シューは全く良いことなく終わりました・・・。


次回の英国GPはマクラーレンの大幅アップデートが見込まれています。
得意のシルバーストーンだけに,このままマクラーレンが独走するようなことだけは避けて欲しいのですが・・・。
日記@BlogRanking


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