風通庵-直言

ヨモヤマ話

犬連れての通行はお断り

2010-05-15 09:42:24 | Weblog
 ペット税の徴収が俎上に上ったが、沙汰やみに。それもその筈、ペット愛護者の一票が失われるからだ。

 我が家の面する道路は生活道路で、以前は近所の住民と住民所有の車以外に通行しなかったが、最近ずっと彼方に林立っするマンションの住人が、周辺の車の通行する道路を避けてか、好んで我が家の前の道路を通りだした。それはそれでいいのだが、通行する人すべてが子犬を連れている。お互いに顔見知りかどうか、犬同士が出会うと、お互いに犬自慢が始まるような気配。一応は、糞の後始末のためのバッグやスコップは持っているのだが、いくら賢い、いくらシツケが出来ているとはいえ、相手が犬である。時として、糞が転がっていることがある。それも仕方がないとは言え、犬を連れなければ我が家の前の道を通らない。犬連れての通行お断り! 人間の生活環境を無視して何が動物の愛護か?

 我が家の前の道は、人道で、車道や犬道ではない。

 動物は、必要に応じてそんなに急に増えるものか。人間は増えないのに。動物の愛護は命あるものとして当然だが、動物より前に人間の愛護が優先される。人間あっての動物である。犬を何匹か殺して動物愛護法違反の罪に問われたニュースを新聞で読んだが、わが子や親を平気で殺す時代に、たかが犬くらい殺して何が悪い。そんなことくらい朝飯前とでも言わんばかり。人でも動物でも、命あるもの、命の大切さの認識の欠如である。こんなことは昔なら小学校の修身で教えたいた。心の問題として。「一寸の虫にも五分の魂」である。命の大切ささえ認識すれば、敢えて犬殺すな、猫殺すな、動物を愛護しようのレベルの低い法律はいらない。