Strain-Release Rearrangement of N-Vinyl-2-Arylaziridines. Total Synthesis of the Anti-Leukemia Alkaloid (-)-Deoxyharringtonine
(-)-Deoxyharringtonineの全合成。鍵反応はN-aryl-2-vinylaziridineからの[3,3]転移によるbenzazepine骨格の構築。アゾメチンイリドとアルケンの双極付加によるspiroピロリドン骨格の構築。C3ヒドロキシのβラクトンの混合酸無水物とのアシル化。
David Y. Gin のグループ。benzazepine骨格の7員環合成にアジリジンの[3,3]を用い、スピロピロリドン骨格は双極付加でもってきています。アジリジン窒素の歪み、窒素イリドと窒素原子を足がかりにまわりの込み入った三環系をconvergentに構築できて非常に上手いです。
refを見ないとC3のアシル化の困難さが紙の上だけだとイマイチわかりません。stericに混みいっているのはわかるのですが、スキームだけをみると?でした
筆者によるとβラクトンの2,4,6-Cl3C6H2COClを用いたアシル化がかなり画期的で良好な収率で進むとのことです。
別途合成を考えましたが、アミドで7員環を最後にもってくるか、Heckで環を構築するか どちらにしろラセミ合成になってしまい イマイチ
(-)-Deoxyharringtonineの全合成。鍵反応はN-aryl-2-vinylaziridineからの[3,3]転移によるbenzazepine骨格の構築。アゾメチンイリドとアルケンの双極付加によるspiroピロリドン骨格の構築。C3ヒドロキシのβラクトンの混合酸無水物とのアシル化。
David Y. Gin のグループ。benzazepine骨格の7員環合成にアジリジンの[3,3]を用い、スピロピロリドン骨格は双極付加でもってきています。アジリジン窒素の歪み、窒素イリドと窒素原子を足がかりにまわりの込み入った三環系をconvergentに構築できて非常に上手いです。
refを見ないとC3のアシル化の困難さが紙の上だけだとイマイチわかりません。stericに混みいっているのはわかるのですが、スキームだけをみると?でした
筆者によるとβラクトンの2,4,6-Cl3C6H2COClを用いたアシル化がかなり画期的で良好な収率で進むとのことです。
別途合成を考えましたが、アミドで7員環を最後にもってくるか、Heckで環を構築するか どちらにしろラセミ合成になってしまい イマイチ