ある友人。

とある場所で知り合い、友達になった一回り上の女性。

資格もたくさん持っていて、仕事はバリバリし、家庭の事は義母さんに任せ、子育ての大半はご主人。

自分は遣りたい仕事を最優先の状態。

もちろん、役職がついている以上、つらい面も人の何倍もあるだろうけど・・・。

最近、夜に電話が何度もかかってくる。

大体一度の電話が最低でも２時間。

下手すりゃ、午後８時から日付が変わって午前０時過ぎてもまだ話すなんて普通。

私はずっと、聞き役。

それでも彼女が楽になるのかな～なんて思って

しかし、晩御飯が終わってほっこりして、さあお風呂にと思って電話をスルーしている日もある。

けど、必ず何故出られなかったのか問われる。

会社では管理者であるので、その癖が微妙に出るのかな？

あはは。

しかし、彼女は確固たる自信に満ち溢れており、おそらく私が“ちょっと違うんじゃないかな？”と思うと、さらに捲くし立ててくる。

結果、会社では孤立無援・孤軍奮闘状態の彼女は誰かに共感される事はかなり少ないんだと思う。

厳しく律する立場にある以上、彼女の中に甘えは許されず、部下を解雇する立場にあり、言葉の暴力を受けようが実際に殴りかかってこられようが、“上司・最高責任者”としての責任感で弱さを見せられないんだろうな・・・。


でもね、私は彼女のご主人の立場も少し考えたい。

私はご主人にお会いしたこともお話したこともない。

けど、彼女の話に出てくるご主人は真面目・子煩悩・愛妻家と言う言葉がピタリ当てはまる気がするんだ～。

彼女は今、色々なことが重なり精神的に追い込まれ、お薬を服用し始めている。

すこし落ち着けばまた穏やかに話ができる日が来るだろうけど・・・。

暫くは頭を冷やす時間も必要かなと思う。

今はただ、ご主人を否定し、否定を肯定に変えるために誰かに同意・同調を求めてしまっているんだから・・・。