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ぷっちーガーデン

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日々の出来事

ぼくがラーメンたべてるとき

2011-10-04 11:44:04 | 絵本・本
ぷっちーは絵本が大好き

何といってもやはり魅力は絵の美しさ・・・
自分で描けないからそういう才能のある人の絵を見て楽しませてもらっている

それから短時間で読めること これ私には重要(笑)
小説なんかは読んでいるうちに最初に読んでた内容を忘れちゃったりして(笑)何度も最初どうだったっけ?って読み直したり・・・
小説は私的には内容よりもその言葉の使い方やその言い回しを楽しむ感じ・・・こんな気の利いた言い方があるんだな・・とか こんな綺麗な言葉があるんだな・・・とか そんな感じかな~


そして絵本の魅力のもうひとつ・・・

絵本は少ない文章の中にものすごいたくさんのメッセージがあるということ

たぶん読んでいる年齢や状況でそのメッセージは色んな受け取り方ができると思うのだけれど・・・

絵と短い文章・・・・時には絵だけの絵本にも感じ取る事がたくさん

だから私は絵本が大好き 大人になった今だからなおさら楽しめるのかも


今日は久しぶりに私の心に衝撃を与えた絵本を一冊ご紹介・・・

『ぼくがラーメンたべてるとき』 長谷川義史 



これに出会ったのは夏に行った実家近くの新津美術館の絵本原画展で・・・

楽しそうな感じのタイトルと楽しそうな絵・・・絵を展示の順番に追っていく私と娘・・・

ぼくがラーメンたべてるとき となりのみけがあくびした・・・
となりの女の子・・・となりの町・・・となりの国・・・と広がっていく

同じ時間のなかで別々の事をして暮らす人達の姿・・・

そして・・・

そのまた やまの むこうのくにで おとこのこがたおれていた・・・


私も娘も・・・固まりました・・・

題名も絵も・・・楽しいものを想像してた・・・こんな風にお話が進んでいくとは・・・

衝撃を受けた絵本でした・・・・


かぜがふいている  

そのとき  

かぜがふいていた


夢の世界だけではなく現実をガツンとぶつけてくる・・・こんな絵本があるんです・・・