今 どっぷりはまっているマンガ
ランド
山下和美さんのマンガは 不思議な少年っていうマンガも大好きなんだけど・・
なんだろうな・・このランドっていう物語も
この世界にグイグイと引き込まれるな・・
やはり 人間って・・って考えちゃう作品です
今7巻まで出版されているけど 最近知ったマンガなんで 一気に買って一気に読んだ
これぞ 子供のころにはできなかった大人の贅沢(笑)
ランドは「この世」と「あの世」という二つの世界で繰り広げられる話なんだけど・・
四つ神様が 集落の東西南北を囲む「この世」の世界
山の向こうの世界・・・「あの世」
飢饉や天災を恐れ それを四つ神様の怒りだと思い
その四つ神様の怒りに触れぬようにと 戒めを守りながら その村での風習やしきたりのなかで繰り広げられる人間の話‥
って思っていたら・・
読んでいくうちに
「えっ?」ってなって・・
「この世」のその村では
子捨て・・というしきたりがあり・・
子捨てという役割を担う捨吉のもとに生まれた双子の姉妹
獣腹や異形の者は不吉の現れ・・
この世を飢饉や災害から守るため 不吉な者を生贄として捨て置く
そんなしきたりが続いている
今まで多くの子捨てをしてきた捨吉のもとにうまれた双子・・
獣腹は どちらかを捨てる・・
しきたりにより父である捨吉によって捨てられたアン
捨吉のもとに残され まっすぐで利発に成長した杏
その双子を中心にしながら 物語が進むにつれ
その「えっ?」っていう部分の謎や疑問が少しずつ解明されていくのだけど・・
う~ん・・・面白い・・
この漫画読んでると思うのは
集団の心理・・
群衆の心理だったり 集団の圧力だったり 不安や同調や差別だったり・・
群衆になると 個のモラルは消え去り 無責任で衝動的になる
「だってあの人がこうしたから あの人がそう言ったから・・」
「私はそうじゃないって思ったんだけど みんながそうしたから・・」
普通・・とされてた人間の恐ろしさと愚かさ・・
怒りや不安や不満を利用し 集団を操ろうとする者たち・・
不安の中で誰かが憎悪をあおれば それにすぐさま同調する者たち・・
動揺し興奮し 単純で感情的・・
疑うこと 考えることの重要さ
本当にそれは正しいの?なぜ? 昔から変わらないし そういうもんだ・・
疑問を持つものと 疑問を持たぬもの・・
きっと時代や場所が変わったとしても人間の本質って変わらない
でも人の心って・・
その時の空気で 直ぐにどんな風にでも変わってしまう・・
真面目に生きていたのに 一生懸命に黙々と・・
なのになんで?
一瞬で 風向きが変わっていく
「山の向こうのあの世はどんななの?」「四つ神様の存在って何?」「本当にそうなの?」
と常に疑問を持つ杏
「そんな事考えてどうする」「昔からそういわれてるから」
と 考えることをせず 疑問も持たない集団の中では 杏のように疑問を持った人の新しい考え方や 自分達にとって不都合な考えになり得そうな事は
人の恐怖感や不安っていう感情から生まれる憎悪によって 消されてしまいそうになるの・・
人間て・・
やっぱりこの世の種族で一番愚かで一番恐ろしい
私にとって
人間っていう存在は ずっと興味の対象・・
このランドの世界も様々な人間の姿が垣間見れる世界・・
開けてはいけない扉を次々と開けていくような
開けてしまった扉の先で見るものは・・って
グイグイと引き込まれ 続きが気になってしまうマンガです
ランド・・難しいけど お薦めです
ランド
山下和美さんのマンガは 不思議な少年っていうマンガも大好きなんだけど・・
なんだろうな・・このランドっていう物語も
この世界にグイグイと引き込まれるな・・
やはり 人間って・・って考えちゃう作品です
今7巻まで出版されているけど 最近知ったマンガなんで 一気に買って一気に読んだ
これぞ 子供のころにはできなかった大人の贅沢(笑)
ランドは「この世」と「あの世」という二つの世界で繰り広げられる話なんだけど・・
四つ神様が 集落の東西南北を囲む「この世」の世界
山の向こうの世界・・・「あの世」
飢饉や天災を恐れ それを四つ神様の怒りだと思い
その四つ神様の怒りに触れぬようにと 戒めを守りながら その村での風習やしきたりのなかで繰り広げられる人間の話‥
って思っていたら・・
読んでいくうちに
「えっ?」ってなって・・
「この世」のその村では
子捨て・・というしきたりがあり・・
子捨てという役割を担う捨吉のもとに生まれた双子の姉妹
獣腹や異形の者は不吉の現れ・・
この世を飢饉や災害から守るため 不吉な者を生贄として捨て置く
そんなしきたりが続いている
今まで多くの子捨てをしてきた捨吉のもとにうまれた双子・・
獣腹は どちらかを捨てる・・
しきたりにより父である捨吉によって捨てられたアン
捨吉のもとに残され まっすぐで利発に成長した杏
その双子を中心にしながら 物語が進むにつれ
その「えっ?」っていう部分の謎や疑問が少しずつ解明されていくのだけど・・
う~ん・・・面白い・・
この漫画読んでると思うのは
集団の心理・・
群衆の心理だったり 集団の圧力だったり 不安や同調や差別だったり・・
群衆になると 個のモラルは消え去り 無責任で衝動的になる
「だってあの人がこうしたから あの人がそう言ったから・・」
「私はそうじゃないって思ったんだけど みんながそうしたから・・」
普通・・とされてた人間の恐ろしさと愚かさ・・
怒りや不安や不満を利用し 集団を操ろうとする者たち・・
不安の中で誰かが憎悪をあおれば それにすぐさま同調する者たち・・
動揺し興奮し 単純で感情的・・
疑うこと 考えることの重要さ
本当にそれは正しいの?なぜ? 昔から変わらないし そういうもんだ・・
疑問を持つものと 疑問を持たぬもの・・
きっと時代や場所が変わったとしても人間の本質って変わらない
でも人の心って・・
その時の空気で 直ぐにどんな風にでも変わってしまう・・
真面目に生きていたのに 一生懸命に黙々と・・
なのになんで?
一瞬で 風向きが変わっていく
「山の向こうのあの世はどんななの?」「四つ神様の存在って何?」「本当にそうなの?」
と常に疑問を持つ杏
「そんな事考えてどうする」「昔からそういわれてるから」
と 考えることをせず 疑問も持たない集団の中では 杏のように疑問を持った人の新しい考え方や 自分達にとって不都合な考えになり得そうな事は
人の恐怖感や不安っていう感情から生まれる憎悪によって 消されてしまいそうになるの・・
人間て・・
やっぱりこの世の種族で一番愚かで一番恐ろしい
私にとって
人間っていう存在は ずっと興味の対象・・
このランドの世界も様々な人間の姿が垣間見れる世界・・
開けてはいけない扉を次々と開けていくような
開けてしまった扉の先で見るものは・・って
グイグイと引き込まれ 続きが気になってしまうマンガです
ランド・・難しいけど お薦めです