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ぷっちーガーデン

お庭、お花  
日々の出来事

ランド

2018-11-09 13:00:23 | マンガ
今 どっぷりはまっているマンガ

ランド




山下和美さんのマンガは 不思議な少年っていうマンガも大好きなんだけど・・


なんだろうな・・このランドっていう物語も

この世界にグイグイと引き込まれるな・・

やはり 人間って・・って考えちゃう作品です


今7巻まで出版されているけど 最近知ったマンガなんで 一気に買って一気に読んだ

これぞ 子供のころにはできなかった大人の贅沢(笑)



ランドは「この世」と「あの世」という二つの世界で繰り広げられる話なんだけど・・


四つ神様が 集落の東西南北を囲む「この世」の世界

山の向こうの世界・・・「あの世」


飢饉や天災を恐れ それを四つ神様の怒りだと思い
その四つ神様の怒りに触れぬようにと 戒めを守りながら その村での風習やしきたりのなかで繰り広げられる人間の話‥

って思っていたら・・


読んでいくうちに

「えっ?」ってなって・・


「この世」のその村では 

子捨て・・というしきたりがあり・・


子捨てという役割を担う捨吉のもとに生まれた双子の姉妹




獣腹や異形の者は不吉の現れ・・
この世を飢饉や災害から守るため 不吉な者を生贄として捨て置く

そんなしきたりが続いている


今まで多くの子捨てをしてきた捨吉のもとにうまれた双子・・

獣腹は どちらかを捨てる・・ 





しきたりにより父である捨吉によって捨てられたアン
捨吉のもとに残され まっすぐで利発に成長した杏


その双子を中心にしながら 物語が進むにつれ

その「えっ?」っていう部分の謎や疑問が少しずつ解明されていくのだけど・・


う~ん・・・面白い・・


この漫画読んでると思うのは

集団の心理・・


群衆の心理だったり 集団の圧力だったり 不安や同調や差別だったり・・

群衆になると 個のモラルは消え去り 無責任で衝動的になる


「だってあの人がこうしたから あの人がそう言ったから・・」

「私はそうじゃないって思ったんだけど みんながそうしたから・・」

普通・・とされてた人間の恐ろしさと愚かさ・・


怒りや不安や不満を利用し 集団を操ろうとする者たち・・

不安の中で誰かが憎悪をあおれば それにすぐさま同調する者たち・・

動揺し興奮し 単純で感情的・・



疑うこと 考えることの重要さ






本当にそれは正しいの?なぜ? 昔から変わらないし そういうもんだ・・

疑問を持つものと 疑問を持たぬもの・・


きっと時代や場所が変わったとしても人間の本質って変わらない


でも人の心って・・

その時の空気で 直ぐにどんな風にでも変わってしまう・・


真面目に生きていたのに 一生懸命に黙々と・・





なのになんで?


一瞬で 風向きが変わっていく


「山の向こうのあの世はどんななの?」「四つ神様の存在って何?」「本当にそうなの?」
と常に疑問を持つ杏


「そんな事考えてどうする」「昔からそういわれてるから」

と 考えることをせず 疑問も持たない集団の中では 杏のように疑問を持った人の新しい考え方や 自分達にとって不都合な考えになり得そうな事は

人の恐怖感や不安っていう感情から生まれる憎悪によって 消されてしまいそうになるの・・



人間て・・

やっぱりこの世の種族で一番愚かで一番恐ろしい


私にとって

人間っていう存在は ずっと興味の対象・・



このランドの世界も様々な人間の姿が垣間見れる世界・・


開けてはいけない扉を次々と開けていくような

開けてしまった扉の先で見るものは・・って


グイグイと引き込まれ 続きが気になってしまうマンガです

ランド・・難しいけど お薦めです



 






お土産

2018-11-05 13:01:10 | 日々のできごと
修学旅行のお土産~



お菓子とかはあまり買ってこなかった娘
細々と お漬物やら和柄のかわいいハンカチやら買ってきてくれました


唯一我が家用に買ってきたお菓子は

なんか豆がびっしり入ったせんべい・・

渋っ

渋くてビジュアルも地味だけど これがうまかった(笑)


娘も「これもっと買ってくればよかった」って(笑)



でも このスターウォーズの手ぬぐい・・

分かってらっしゃるわ~ 私の好み(笑)


ストームトルーパーが記念写真撮ってるのかな~金閣寺で?

修学旅行?(笑)

でも ダースベーダーが アルバムでよく見る

当日いなかった人の写真・・みたいな雰囲気なのが面白いんだけど

これってそういう意味だよね?違う?



修学旅行はドタバタと忙しくて わけわからんと・・ 

京都はゆっくり家族で行きたいところだと・・言ってました(笑)


私も修学旅行ってあまりよく覚えてないし(笑)

中学は岐阜で ガキのくせに長良川の鵜飼いとか楽しんだんですよ・・

これは船に乗っての鵜飼い見物だったんだけど良かった!!

飛騨高山とか明治村とか 結構いい所に行ったのよね・・


高校は 広島・岡山・香川・京都に行ったの・・

倉敷は素敵だったなぁって事と 広島の原爆ドームは忘れられないけれど・・

あとはさっぱり覚えてない


覚えているのは 修学旅行に竹刀持参で行かされて(部の先生が学年の先生だったから)

金毘羅さんの階段をランニングして 広島公園でスクワットとかさせられた事だけ(笑)


当時の部活の先生が私らの学年担当だったから 一緒に行動だからさぼることもできず(笑)

ジャージ着て朝から素振りとかランニングとか・・竹刀とか持っていきますかぁ?普通


おかげでずっと移動中は寝てましたよ・・私(笑)


場所のチョイスは渋くてなかなかいいんですけどね~・・部活の鬼監督と一緒ってのがね~・・

全く面白くもなんともない修学旅行だったよ・・私は(笑)



修学旅行先の京都では 娘も朝から走っていたそうです(笑)

親子で同じような高校生活だね



まあでも娘は 修学旅行それなりに楽しんだようで よかったです

私ももう一回 大人の修学旅行に行きたいな~っ


あきらめ悪く粘っこく

2018-11-01 12:49:10 | 日々のできごと
今年も全国高校駅伝大会の県予選があり応援に行ってきました

残念ながら上位大会へと進むことができず・・

本当に本当に残念・・


娘がこれにむかって どれだけ本気で取り組んできたかを見てきた私としても結果は本当に残念



大会当日は 沿道でのたくさんの応援がありました

娘が走ってくるまで 3人の知らない方とおしゃべりしながら待っていました

毎年同じ場所で応援してくれているそうで
まったく知らない方ながら 一緒に娘を応援してくれて嬉しかったです 

っていうか

「うち ○○高校なんで 応援よろしくお願います」って 私が言ったから(笑)

ほとんど半強制的ですけどね(笑)


快く「よしっわがった!せば応援するっ!」

って一生懸命応援してくれました!! 


そのおかげで 娘は私たちの目の前でグングン加速していきました


すぐに別の子の応援に向かうために 3人の方にはお礼をして その場を去りましたが

本当にたくさんの役員の方々・沿道での応援してくださった方々に感謝感謝です


長距離走は 精神的にも肉体的にもキツイと思います

キツイ場面での皆様の応援は 選手たちの励みとなったことでしょう

ありがとうございます


レースがすべて終わり 引退となってしまった先輩たち・・

一緒に練習し仲良くしてくれた先輩達がいなかったら 娘は頑張ってはこれなかったでしょう

3年間お疲れ様 そして本当にありがとう


先輩が引退し 娘は長距離ブロックで たった一人の女子部員となってしまった・・

たった一人になっちゃって どうなるの・・・?

って思ったら 次の日からは 男子と一緒に練習させられているようです


次の日の朝練から 男子と一緒のJOGだったという事で・・

やっぱり男子のペースは速いですよね
朝も夕方も 男子と一緒だからキツイ・・って娘が(笑)


そりゃそうですよ~ キツイですよ(笑)

どうしても体力的に無理な部分はあるだろうし 一緒にできる事できない事もあるでしょうし


まぁでも娘 「ハードだけど 一緒に集団走できるから ペースつかめて良い」

って言ってたから きついだろうけど頑張って(笑)


今回は大会前から 厳しい勝負とは思っていたけれど・・
 

チャンスはあるし 駅伝はアンカーがゴールするまで 何があるかは分からないから・・と

最後の最後まで あきらめてなかった娘・・


基本的に ぼ~っとしてる娘なんだけど・・(笑)


小さい時から 自分の欲しいもの・やりたいことに関しては なかなかの頑固者で

手に入れるまで 絶対にあきらめない子ではあったんですよね(笑)

しつこいの・・ほんとに


「あきらめない」


彼女のその強い気持ちは いつももの凄く伝わってきて・・

私なんかだったら

「今回は勝てない」とか「もう無理だよね」って愚痴っぽいこと口に出すけど


娘は絶対にその言葉を言わなかったし 苦しい現状のなかでどう勝負するか考え
愚痴も言わずに 黙々と本気で向かっていたと思う


去年は 本番で迷惑かけない走りができるように 
なんとか練習で先輩についていかなければ・・って思いで ただ必死だっただろうけど


今年は これまでの練習やレースを通して 体力的にも精神的にも 

シーズン通して戦っていくための「強さ」を身につけたと思う


この一年 たくさんのレースを見てきて
改めて 競技って戦いだな~って思った

そしてゴールする最後の瞬間まで 何が起こるか分からないなっていうことも・・

トラックの面白さもあるようですが
娘としては 駅伝が大好きで 駅伝チームで勝利したい気持ちが強くて・・


来年も 新入生が入るかどうか分からないし 駅伝もチームが組めるのかどうか・・

でも環境的なことは 娘の気持ちだけで どうこうできないこと


だけど娘は何とか部員を入れようと

入部当初から 後輩に「また一緒に走ろう」と声をかけたり

全く喋ったこともないけど 走るのが速い中学3年生の子にも 

大会で一緒になった時に 

「うちの学校で一緒に駅伝やらない?」

って勇気出して勧誘してたし(笑)

ちょっとこれ 私もびっくりしました


あっちも娘の事なんて全く知らないし 娘もその子と喋ったこともないのにね(笑)


決して積極的でも人懐っこいタイプでもないし そんな事絶対にできる子じゃなかったのに・・

「なんだあいつ?って思われても そんな事言ってられないもん

って必死(笑)


「まぁかなり遠い学校だから なかなか難しいだろうけどね~ 勇気出して言ってみた」って(笑)

必死だと 人って変わるのね~


でも分からないよね

もしかしたら 誘ってくれたから・・って来るかもしれないしね(笑)

声かけなきゃ可能性ゼロだけど 声かけといたから希望はあるっ!!


そういう必死な気持 必死な行動が実って 

また駅伝チーム組めるように願うよ・・



最後の最後まで どうなるかなんてわからない・・

って あきらめないのが彼女の持ち味(笑)


あきらめちゃったらそこでおしまい!
だけど結果がでる最後の瞬間まであきらめない!!


ダメってなったら 早めに頭を切り替えて 
今の状況で何をどうできるか考えて目標を設定してそこに進んでいく

って行動できる彼女は ホント素晴らしい


希望どうりならなかったら・・そん時考えようっ!(笑)

っていう彼女の考え方が好きです


娘個人としては まだ今年残っているレースもあるし 個人的な目標を達成できるかどうか
っていうチャレンジもあるので 気を抜かないで怪我しないように・・


今年のレースを重ねる中で 自分の課題も見つかったようだし そこを克服できれば きっとまた一歩上の世界が見えてくるはず


目標に向かって ずっと同じ気持ちで進んでいくことは簡単なようで・・

だけど実際は 誰にでもできることではなくて・・ 

でもそれをやってきた事をずっと見てきたし やり抜くはず!!


とりあえず今は 

男子と頑張れ~っ


本当に本当に シーズンの最後の最後まで 怪我することなく無事終われるように気を付けて

そして 引退する最後の日まで 自分の思い描く走りができますように・・


いい意味で あきらめ悪く粘っこく(笑)

またチャレンジだっ!


自分の置かれた状況や結果を 誰のせいにも 何のせいにもしない

ただ自分ができること一生懸命にやっていこうとする・・


そんな娘を 私たち夫婦もまた 一生懸命応援したいと思います