オリンピックでの名勝負の数々・・楽しませてもらいました
ちょ~と前面に政治色強すぎ~って感もあったけど・・
選手の皆さんのひたむきに勝利を掴もうとする姿や 戦いに挑むその姿に心が震えました
人としての生き様が見えるような・・そんな真剣さが本当にカッコよくて
やはりスポーツって 真剣な姿って 素敵だな~って思った 平昌オリンピックでした
こんな事言うと非国民めっ!と言われそうですが・・
私と娘・・国民に多大な感動を与えたであろう羽生ゆづ君に 実はあんまり傾倒できず・・
どっちかというと スノーボードの 平野歩夢派でありまして(笑)
まぁそりゃ羽生君 凄い選手ではある事は認めます!凄いとは思うけど う~ん・・我が家 平野歩夢派(笑)
まぁここでは ゆづ君は置いときます
だから今回は そんなゆず君の偉業には全く触れずのオリンピックの感想です(笑)
スピードスケートの小平さんは まさしく『獣のよう・・』だな~って思ったレースだった
獲物を捕らえるかのような 鋭い真剣な眼差しが とても印象に残ったし かっこよかったな・・
そして ライバル選手を気遣う態度や 周囲への感謝も・・
いっぱい大変な思いもして いっぱい人にも助けられて 勝つためにいっぱい辛い練習にも耐えてきたんだろうね・・
もう最高かっこいいっ!!
獣なんて失礼な・・って言う人もいたみたいだけれど・・
私だったら『獣のようだ』って例えられ方したら それはアスリートである自分に対する最高の誉め言葉だな~って思ったんだけど
獣のようだったなんて言われたら凄い嬉しい!それだけ真剣な表情してたんだな・・自分・・かっこいいって(笑)
そうじゃない人もいるんだな~って思うと 捉え方感じ方って人それぞれなんだな~(笑)
って そこも面白かった(笑)
パシュートのレースも マススタートも 本当にかっこよかった!
マススタートは最初ルールを把握するのにちょっと『んっ?』ってなったけど 大雑把に理解しました(笑)
高木姉妹の 妹だけが代表に選ばれたとき お姉さんは現地で妹を応援しながらも 心の中では『転べばいいのに』って嫉妬してた・・っていうTVの放送を観て・・
本音だよな お姉さんの・・って思った!そんな気持ち分かるし そんな自分を嫌だな~とも思っただろうし・・
嫉妬を嫉妬で終わらせなかった・・負けん気の強さ・・ここがお姉さんを強くしたんだろうな~
マススタート初代金メダリスト・・カッコよかった!おめでとう!
パシュートの一糸乱れぬあの隊列も 相当な時間を一緒に過ごし・費やしたんだろうな・・
『速い個』が集結したオランダと 『チーム』として勝負を挑んだ日本・・全く違うスタイルでの勝負だけど
個VS和・・っていうか・・とても日本っぽい戦い方だな~って思った
韓国チームは残念ながら 『個』としての力も 『チーム』としての力も どちらも最後までまとまらず バラバラ感が強く出ちゃった感じだったけど・・
個で勝てなくても チームとしては勝てるんだなぁ・・って 団体競技っていう事の面白さも このパシュートで物凄く感じた!
『このチームで 勝てて良かった』『このチームだったから・・』って・・物凄い信頼感・繋がり感じた
そして我が家では羽生君よりも大人気(笑)の平野歩夢君も大怪我から復帰し 恐怖心との闘いに打ち勝っての滑り・・
結果は銀メダル・・本人は金を狙っていただけに 悔しい結果になってしまったのでしょうが・・
淡々と結果を受け止めるあの姿・・
銀・・ってなった瞬間 そっと座り込む彼の姿がね・・ひとつの事を一生懸命に頑張った男の子が 静かにその結果を受け止めようとしているようなあの姿・・
私には 彼のその姿がちょっと寂し気で儚げに見えた・・悔しいけど受け入れようとしてるその姿に 胸がぎゅ~っと締め付けられるような・・
あぁもう こういう寂し気な背中 後ろからぎゅ~って抱きしめたいっ!って・・思うぷちーなのでした(笑)
おばさんのHUG 要らね~って話ですけどね
心の中で 悔しさかみしめるかのようなぁの姿・・もう私は母のような気持ちでした・・
『歩夢!よくやった!あんたが一番だったよ!私の中では金メダルだよ!』って
判定にああだこうだ言わず受け入れる姿・・誰もが納得いくカッコいい滑りをするのが自分のやりたい事・自分の生き方・・って
もうなんか 勝負っていうか 生き方だね・・スノーボードが自分の生き方を表現するための手段っていうか・・
インタビューなんかも しっかりと相手の話を聞いて 自分の言葉をきちんと伝えようとするあの姿・・
しっかりと自分をもった青年だね~と感じ・・
はぁ・・かっこいい~っ
ってなってました・・娘と二人で(笑)
『自分の考え方や生き方を 多くの言葉で語らずに 滑りで納得させる』って感じがかっこよすぎ~って
我が家じゃもう 饒舌な感じの羽生のゆづ君よりも 平野な歩夢人気ですよ(笑)
ひとつの目標に向かって 頑張り続ける・戦い続けることができる気持ちの強さ・・
スポーツって その栄光を手に入れるまでの アスリートの軌跡・・って言うか
その選手の『人としての生き方』みたいなものを感じるから 観てるこっちは感動しちゃうんだろうな・・
選手を支えるスタッフ陣にもまたそれぞれ 自分達なりの戦いがあるんだよね・・
小平さんの結城コーチも TVで観てたけれど本当に物凄い情熱で選手と向き合っている方なのね・・
スケート靴の改良のために 長野から東京へ行って その足でまた朝練に間に合うように長野に戻ってって・・
できないよねぇ・・わたしなんて実の娘の日々の送り迎えだけでも『え~・・もう疲れた・・』だもん・・
結城コーチの男泣きの姿・・これもこれでカッコいいっ!!
スピードスケートのデイヴィッドコーチもかなりの信念の持ち主で 選手に対して『勝つことへの執念』への意識の持たせ方や 練習も凄い厳しいらしいですよね・・
就任当初 ドーナツ食べてた選手に『んな脂っこいもの食って 金メダル取る気あるのかっ!』って物凄く怒ったらしいし(笑)
日本の強さ見せつけられて 今頃オランダ国内では
『誰がデイヴィッドを日本へやったんだ!ボケ~っ!』
って騒いでるさ(笑)
メドべージェワとザギトワのコーチも『鉄の女』って言われる位にかなり厳しいらしく・・メドべージェワが何度もジャンプで失敗し転ぶのを見て
『そんなに氷が好きならこれでどう?』って言って 氷の上を何度も引きずり回した・・って(笑)ホントか?(笑)
アニメのタイガーマスクの『虎の穴』みたい(笑)
まぁね・・あまりの厳しさに『サイボーグ養成所』とか言われて 子供なのにスケート漬けすぎでどうなんだい?って賛否両論あるようだけど・・
ホントねぇ・・あの美人なコーチ・・すんごいねぇ(笑)そしてそれについて行った選手もすごいわ!
多分選手生命は短いんだろうな~って思うけど・・
やっぱりそれ位 オリンピックでのメダルっていう戦いは厳しいっ ていう事なんですかね・・
褒めて伸ばすのと厳しく育てるのと どっちがいいのかな~?
娘の部活の先生は厳しい派だから 先生と子供達の姿見てると『修行僧かなんかか?』な~んって思ちゃう(笑)
選手を褒めないもんね・・自己ベスト出しても内容悪いって怒るから(笑)
娘は『強くなったって 絶対に先生に認めさせる!』って頑張ってます
オリンピックに出るような超一流選手だけではなく 学生スポーツだったり 実業団だったり・・
競技人生の中で きっとみなさん すべて順風満帆って人はいないと思う・・
怪我だったり 勝てない時期だったり 周りの才能に嫉妬したり・・
一生懸命に頑張ったとしても 勝利の喜びを味わえるのはわずか・・
そういう葛藤の中で 自分の心との戦い 他のライバル選手たちとの戦いを繰り返す・・
みんな言うけど結局 挑む相手は『自分』なのね スポーツって
『もう無理!』って思ったところからの一歩先へ・・それを打ち破れるのは自分だけだから・・
才能があればあるほど その限界の設定が高くなるわけで・・それはもう私達には分からないほどの高さなんだろう・・
娘もスポーツをやっているけれど こんなに一つの事に熱中して打ち込める時間って 学生のうちだけだと思うし・・
あの先生に『強い選手になった』って言わせるためにも 自分に負けんな!(笑)
明日 今よりも少しでも強い自分になるために 目の前の壁に挑んで・・納得のいく競技生活を送って欲しいな・・
オリンピック面白かった!やっぱりスポーツっていいな・・