デクシア解体とアメリカ９９％とは？

ＮＹデモ拡大、２万人規模　「何に抗議？わからない」(産経新聞) - goo ニュース

ついに動き出すのか？

今年初めかから

アラブ世界での反政府デモ

そしてエジプトへ

更にはリビアに

一応そこまでは政治不信への反動？

ギリシャ破綻懸念からは経済不安？

そんな大きなうねりの中で

フランスとベルギー系大手銀行のデクシアが解体処理へ

理由はギリシャ危機の煽りで資産が劣化して

昨日の１０日に解体処理が決定

デクシアの預金者は約４００万人職員は６千人で

預金者は全額保護されるらしい

不良資産はバッドバンクに切り離し

優良部門の財務を改善へ

不良債権を含むデクシアの資産は９００億ユーロで

ベルギーが６０．５％、フランスが３６．５％、ルクセンブルクが３％で合意



そしてアメリカでは９９％問題で深刻な事態へと

アメリカでは深刻な雇用情勢が続き

失業者の３人に１人は１年以上も職がない異常事態だそうです

平均で４０．５週も失業期間ですので・・・

失業が長引く間に技能などが失われ

長い目で目で見ればアメリカ経済の生産性が低下して

経済成長の鈍化や格差拡大に拍車がかかると懸念が強まって・・・

とくに格差の問題は深刻で

マイケル・ムーア監督やオノ・ヨーコさんや女優スーザン・サランドンさん が支援する

ニューヨーク市ウォール街近くの公園でのデモ

「仕事をくれ！」

「働く意識がある人がこんなに仕事にあぶれているのは異常だ！」と・・・

高校や大学を出ても働き口がない若者が多く

デモにはそうした不安も背景だと

過去の景気回復局面と異なり

今回は一旦職を失うと再就職が困難に

そして失業が長期に及ぶのが特徴

戦後最長の金融危機前の約２．５倍の長さ

背景は雇用のミスマッチだと

住宅バブル崩壊で建設業関係の大量失業者が出て

採用が比較的に多いＩＴ分野などの技能獲得は容易ではないと報じています

金融やホワイトカラーは失業前の報酬に拘り再就職が難しいとも

デモ参加者からは「もはやアメリカンドリームはなくなった・・・」と

日中は労働組合なども加わり穏やかそうですが

夜には・・・激しく

ゴールや目標が明確でもなくリーダー不在のこの動き

ネットのツイーターが活躍しているようで

このうねりは世界へと拡散して

１５日には東京でも

世界の政治がほんの一握りの富を生み出したり保護すれば

世界中に拡散するかも知れませんね？



情報元：ＰｏｗｅｒＦＰ





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