最近よくテレビで耳にする言葉で
ブラック企業が有ります
そのブラック企業と批判される背景の一つに
過度な安売り競争があり
物の価格の値段の安さで競うから
そこに参入する壁は低く
競合が次々と現れ飲食や小売りなどの業界は
構造的に価格競争に陥り
そこに働く人たちの人件費も圧迫され
一般的に労働時間が長くブラックと呼ばれやすいそうです
雇用も給料も安い非正規労働者が多いそうですが
そこに働く非正規労働者は若者が多く
当然ながら消費者でる若者の収入が減少する事で
企業の売り上げも伸びず
企業は自ら自分の首を絞める悪循環に
対照的に労働時間や給料が安定しているのが
電気やガスなどの規制業種や製造業
ただし製造業の場合は工場の海外移転などで年々減少傾向に
したがって
日本の雇用構造の中心は非正規が主体のサービス業にシフト
そのサービス業の生産性が低いので
厳しい労働環境を生む一因だと新聞は指摘しています
社会環境や経済環境の現状は？
人口の減少で需要は縮小方向で進み
消費者マインドは節約志向が根強く続いています
そのような環境下では経営者の努力で賃上げには限界が有ります
しかし現状を放置する事は
仕事のスキルを高める２０歳代に心身をすり減らして
つまずく若者が増えれば
日本は将来にわたり貴重な労働力を失ってしまうと指摘しています
サービス業が安売り依存から脱する付加価値の高いモデルを想像できるか否か？
さらには国が
公的年金や公的医療制度の不安を払しょくして
若者たちが希望を持てる国づくりができるかどうか
非常に重要な岐路に立っているのではないのか？
それには
色々な格差を如何に縮小する事を政治が行うか否かに掛かっている・・・
情報元：日本経済新聞
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