またまたうれしい絵本の復刻です。函の画像がこちら。
函をとると、こんな感じです。
この絵本、昭和12年に発表されたものを、オリジナルに
近い形で復刻したものだそうです。
もう、待っていました!
なぜってこの絵本、オークションサイトなどでは、
本当に高値でやりとりされていましたから。
実際に手にとって見てみたかった。
それで・・・見てみましたとも!
トンちゃんの、とどまるところを知らない食欲は、
なんともシュールでどこかぬけていて、
それでいて憎めない。
なんともいえぬいい味を出しています。
”おにはのごみ”から”せきたん””しゃぼんみづ”
なんでもかんでもおさめていきますよ。
寝てもさめてもお腹がすいていて、ゆめさえも
食べることばかり。
が かなお イピッダ
よ たイチ イピッダ
イピッダ
呪文じゃありません。
旧仮名遣いで、右から読んでみてください。
お腹がすいてしかたのない、トンちゃんのつぶやきなのです。
これを見ていると、うちのおチビさんを見る思いです。
本当によく食べる。
今日も熱を出しているのに、食べることはまず忘れない。
きっと明日には回復することでしょう。
この絵本には、作者初山滋さんの息子、斗作氏の別紙
あとがきがついていて、初山滋の人となり、エピソードが
紹介されています。
それによれば、かなりマイペースでいたずら好き、
お酒をちびちびやりながら版木を彫り続けている方だった
とあります。
刷り上げた版画には執着がなく、すてき!とほめられれば、
「そうかい、あげるヨ」とあげてしまうこともあったとか。
うわ~、ほしい!
氏が、この絵本を評して『新鮮なるクラシック』と
言われているとおり、70年前のものとは思えないほど、
新鮮なマンガです。
『たなばた』の初山滋のイメージが強い人は、
本当に同じ人の作品?と思うかもしれない。
そんな愛すべきトンちゃんです。
最後はちょっと切ないトンちゃんの結末です。
函をとると、こんな感じです。
この絵本、昭和12年に発表されたものを、オリジナルに
近い形で復刻したものだそうです。
もう、待っていました!
なぜってこの絵本、オークションサイトなどでは、
本当に高値でやりとりされていましたから。
実際に手にとって見てみたかった。
それで・・・見てみましたとも!
トンちゃんの、とどまるところを知らない食欲は、
なんともシュールでどこかぬけていて、
それでいて憎めない。
なんともいえぬいい味を出しています。
”おにはのごみ”から”せきたん””しゃぼんみづ”
なんでもかんでもおさめていきますよ。
寝てもさめてもお腹がすいていて、ゆめさえも
食べることばかり。
が かなお イピッダ
よ たイチ イピッダ
イピッダ
呪文じゃありません。
旧仮名遣いで、右から読んでみてください。
お腹がすいてしかたのない、トンちゃんのつぶやきなのです。
これを見ていると、うちのおチビさんを見る思いです。
本当によく食べる。
今日も熱を出しているのに、食べることはまず忘れない。
きっと明日には回復することでしょう。
この絵本には、作者初山滋さんの息子、斗作氏の別紙
あとがきがついていて、初山滋の人となり、エピソードが
紹介されています。
それによれば、かなりマイペースでいたずら好き、
お酒をちびちびやりながら版木を彫り続けている方だった
とあります。
刷り上げた版画には執着がなく、すてき!とほめられれば、
「そうかい、あげるヨ」とあげてしまうこともあったとか。
うわ~、ほしい!
氏が、この絵本を評して『新鮮なるクラシック』と
言われているとおり、70年前のものとは思えないほど、
新鮮なマンガです。
『たなばた』の初山滋のイメージが強い人は、
本当に同じ人の作品?と思うかもしれない。
そんな愛すべきトンちゃんです。
最後はちょっと切ないトンちゃんの結末です。