


天気が読めず、燕岳登山は中止になったので、
急遽友人Gさんの、丹後ウルトラ100kmマラソン応援に行きました。
元々サポーターとして、我らが兄貴おーちゃんが行くことになっていたので、それに便乗です。
初ウルトラのGさんが、「登山中止なら来てくれないかな?」って言ってくれたので、全面的にバックアップしたいと思いました。
応援する方法はいくつでもあると思いますが、彼が私を呼んでくれたのだから、私のやり方が合うのだと信じて、彼のしたいこと、してほしいことを第1に考えてサポートしたつもりです。
ペースランナーのように一緒に走ったり、話して気を紛らわせたり、休憩ポイントでマッサージしたり。
ウルトラの名前は伊達じゃない過酷さ。
しかし、走っていたウルトラランナーは、素敵な方ばかりでした。
何より、皆が自然体なことに驚きました。
Gさんは71.8km地点の第3関門に間に合いましたが、そこでリタイア。
きっとあるがままの自分自身を受け入れて、リタイアを決めたのだと思いました。
そして、「きっと恩返しする。今日サポートしてくれたように、仲間が何かに挑戦するときは、俺が助けてやりたい。」そう言ったGさんの笑顔が眩しくて、仲間として誇らしく思いました。
帰ってきてから、サポートを褒めてくれた人もいましたが、
「(私が)いなければタイムオーバーしても最後までゴールしたはずだ。」
「マラソンは誰かと一緒に走ると誰かがいなければ走れなくなる。」
「手助けは不要だった。」
と何人もの人達に叩かれ、ショックでした。
いろんな考え方があるなあと、思いましたが、マラソンに「もしも」も「絶対」もありません。
あの場にいた私は、あの時できうるベストなことをしたという思いは変わりません。
それにGさんは今回のレースで成長こそすれ、弱くもないし、甘えた根性で71.8kmを走り切れるはずもない。
終わったことに対するマイナスな発言は、Gさんに対しても失礼じゃないのかなあと、悲しくなりました。
ひとりでやり抜くこうという気持ちは、ひとりじゃないからこそ湧き出てくるんじゃないかな。
マラソンも生きることも。
Gさんのお陰で、いろいろ勉強になりました。
何より私らしく全力でやり抜いた、丹後ウルトラ100kmレースでした。
ありがとうございました。
もしも、Gさんが少しでも「サポートに頼ろう」などと甘えているランナーならば、私も応援を名乗り出ることはしなかったでしょう。
応援というものは、その人のこれまでの生き方そのもそが反映されるものだと思います。
FUOMIさんのサポートは心の底から素晴らしいものでした。花二重丸です。(笑)
間違いなくGさんには伝わっています。
そしていつの日か、Gさんが「ペイ・フォワード」する時が訪れます。
その時こそが、応援が報われる時だと信じています。
あららっ
早くいつものエロオヤジに戻らなくてはっ
直太朗はおー兄ちゃんがいてくれたから、思う通りに応援できました。
本当のサポーターはおーちゃんです。
レース後の、Gさんとおーちゃんがガッツリ握手している姿は泣けてしまいました(ノ_-。)
本当にありがとうございました。
いつか、一緒に丹後ライドお願いします('◇')ゞ