開田高原アメダス 今朝の最低気温 -2.5℃ 昨日の最高気温 7.9℃
木曽町新開 午前8時の気温 -1.0℃ 今朝の天気 晴れ
開田の林内を歩いていると
ヒカゲノカズラが
たくさん生えています。
思い出深いシダ植物だと言うことは
昨年11月の弊ブログで取り上げました。
今日はヒカゲノカズラの胞子を
ウォッチしてみたいと思います。
この時期ヒカゲノカズラは
胞子がたくさん詰まった
胞子嚢穂をつけています。
胞子は「石松子(せきしょうし)」と呼ばれ
丸薬を形よく仕上げるときや
リンゴなど果物の人工授粉のため
花粉の増量剤として
使われています。
さらに研磨剤
花火の発火剤にまで
使われます。
先日テレビを見ていると
米村 でんじろう先生の科学実験で
この石松子が取り上げられていました。
コップの中に水と石松子を入れて
流しながら火をつけると
石松子が燃えるため
水が燃えているように見えます。
また石松子は
とても撥水性が高いので
水に浮かべた石松子に
手を突っ込むと
石松子は手につきますが
手はまったく濡れません。
燃える性質や撥水性が
高いことから科学実験には
便利な材料のようです。
胞子を触ってみると
とても細かく感触は
サラサラスベスベで
何とも言えない触り心地です。


今回の木曽町でのお散歩で観察なさったヒカゲノカズラ=石松子を、たぶん目にしたことがあると思いますが、おそらくスギの子供の木と思って見ていたようです。
ご解説のように、このヒカゲノカズラの胞子嚢穂は面白い性質を持つことは知りませんでした。
自然界には、まだまだ知らないことがたくさんあります・・
今度森を歩くときは注意して見てみたいと思います(≧∇≦)b
杉苗にも見えます(笑い)
紀伊山地でもたくさん見られるヒカゲノカズラ、
岩を這うように四方に伸び、立ち上がるような様子に逞しさを感じます。
このような効用や一面があったのですね。
驚きました。
石松子という言葉だけは聞いたことがありますが、こんなに効能があるとはびっくりです。いい勉強をさせていただきました。
ヒゲノカズラと言うんですか!
一度だけ佐賀県七山村の山道で見たことがあります。
私はスギの若芽って今頃出るのかで済ませてしまっていました。
良い勉強をさせていただきました。
写真撮っていますので、もう一度いつだったか調べてみます。
ヒカゲノカズラはちょっと山奥で出会うイメージがあります。
さて、今日は連れ合いの病院(定期検診)徐々にですが退院時よりは良くなっていてひと安心しました。
この週末、一番上の子の結納でお相手のご両親が家においでになる予定になり、庭先の片付け、夜は地区のリニア関連の会合と、なかなか暇になりません…
こんばんは。
石松子は花粉の人工受粉に使われることは知っていましたが、テレビを見るまで燃えることは知りませんでした。
こんばんは。
科学番組は好きで好くみています。特にでんじろう先生のファンなんです。
こんな胞子の粉が燃えることは知りませんでしたし、驚きでした。
こんばんは。
ヒカゲノカズラは蛇のように地面をくねくねと這っています。この時期立ち上がったところから胞子嚢穂をつけています。