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木曽Now

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ノリウツギ  冬芽と葉痕

2017年12月20日 08時02分02秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -12.5℃  昨日の最高気温   1.8℃
木曽町新開     午前8時の気温   -11.0℃    今朝の天気    晴れ

散歩道で
ドライフラワーを
見つけた。


雪の積もる
この時期でも
まだ種子と
装飾花が残る。


葉が枯れ落ちたあと
葉痕は
アジサイの仲間だから
顔に見えるはずだ。

細い枝を引き寄せ
葉痕を確認する。


葉と枝の
命をつないでいた
維管束痕が
3つあるため
顔に見える。


またそのバランスも
絶妙だ。


ひとつひとつ
写真を撮ってみても
同じ顔は
二つとない。


自然の造形は
本当に不思議だ。


ノリウツギは
樹皮の内側に
粘液を含むため
昔から
和紙を作るときの
糊として利用されてきた。



雪の足跡 リス

2017年12月18日 08時02分32秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -13.4℃  昨日の最高気温   -1.6℃
木曽町新開     午前8時の気温   -11.0℃    今朝の天気    晴れ

(2017.12.17 11:46) 

雪道を歩いていて
一番多い足跡は
ウサギです。

次に多いのが
リスの足跡です。

リスは
拙宅の周りにも
よく出没します。

先日はデッキの
鳥用の餌代の
ヒマワリの種を
食べに来ていた
ようです。

証拠は雪の上に
くっきり残った
足跡!


大きい足跡は
比較の為につけた
私の長靴の足跡です。


林の中を歩いていると
アカマツの木のそばで
ピタリと足跡が
消えています。


ウサギの足跡に
交差するように
アカマツに
向かっています。




アカマツに登って
松ぼっくりを
食べたのです。


正確には
松ぼっくりの中の
種子を食べているのです。

アカマツの
まわりの雪の上には
かじられた
松ぼっくりが
散らかっています。
行儀悪いですね!




まわりをかじられた
松ぼっくりの
残骸が
エビフライ
のよううな形で
落ちています。


リスたちも
冬場の餌探しは
苦労しているようです。



木曽馬  雪の中

2017年12月16日 08時02分30秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -4.7℃  昨日の最高気温   2.3℃
木曽町新開     午前8時の気温   -2.2℃    今朝の天気    曇り


(2017.12.15 10:22)

先日の
ウォーキング途中
木曽馬に会いに行った。

雪の中でも
元気なのか?

心配しながら
牧場に入ると
雪の中でも
元気に飼葉を
食べている。






カメラを取り出すと
1頭が近寄ってきた。

頭をなでてやると
下を向いて
飼葉を食べ始めた。


大きな瞳をして
人懐っこい。

青森県下北半島には
寒立馬(かんだちめ)と言う
極寒に耐える馬がいるが
木曽馬もそれに
匹敵しそうだ。


今年生まれた
3頭のとーねんこ
区別がつきませんでした。


(2017.12.15 22:30)

雪の足跡 ウサギ

2017年12月14日 08時00分20秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -7.3℃  昨日の最高気温   -2.2℃
木曽町新開     午前8時の気温   -6.7℃    今朝の天気    晴れ


御嶽山は雲の中。

1年ぶりで
雪の林の中を歩く。

時々粉雪が舞い
キーンと冷えるが
歩き始めると
汗が出る。

積雪10㎝ほど。
まだ雪下の
落ち葉が
柔らかいため
おろした足が
優しく沈み込む。

キュウギュウと
歩くたびに
音楽を奏でてくれる。

道を横切るように
また道に沿うように
足跡が続く。

これはウサギの
足跡だ。


ウサギが走るとき
前足をついて
後ろ足は
その前に
揃えて着くため
こんな足跡が残る。


ウサギは
どちらに進んだか
分かりますか?


これは
左下から右上に
進んでいます。


気持ちいい
汗をかいて
歩き終わった頃
御嶽山の麓が
顔を出してくれました。


雪は思ったより少ないです。

2017年12月13日 08時00分30秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -9.8℃  昨日の最高気温   -3.0℃
木曽町新開     午前8時の気温   -7.5℃    今朝の天気    晴れ


昨日は
大阪の朝も
冷え込みが
強かった。

季節風が強く
ニュースでは
最強寒波襲来!と
流れているので
少し不安な気持ちで
出発をした。

雲をいただいた
伊吹山の3分の1ほど
薄く雪が積もっている。

名神も中央道も
まったく雪を
見ることはなかった。

19号に入り
南木曽辺りから
民家の屋根に
雪が乗り始めた。

木曽福島周辺も
道路に雪はない。

木曽大橋を左折
361号に入る
さすが木曽
除雪した痕跡がある。

拙宅周辺は
およそ15センチほどの
積雪だ。

午後3時半
気温0℃
室温1℃
無人の家は
凍り付く一歩手前だ。

ピーちゃんポヨちゃんを
車に残し
暖房フル動員。

9時には
ようやく室温18℃
まで暖まった。

今朝は風もなく
晴れ間がのぞく。


朝の室温は14℃。
外に出ると
肌が痛い。


雪は少ないが
雪かきは
しておこう。

ボタンヅル・クサボタン 髭のある果実。

2017年11月19日 08時01分42秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -3.9℃  昨日の最高気温   2.8℃
木曽町新開     午前8時の気温   -3.0℃    今朝の天気    晴れ

昨日の朝
雪が積もっているか?!
心配しながら
雨戸を開けた。

デッキを
たたくように
雨が降っていた。

開田高原まで
用事で走ったが
トンネルを越えると
みぞれになり
少し上ると
雪に変わった。

(2017.11.18 AM11:29  柳又の集落。)


ウォーキングしていると
やたらと髭のある果実が
目立つ。
(正確には果実だが
便宜上種子と言う)

いつも歩いている
場所なので
名前は分かる。

クサボタン
ボタンヅルだ。

花は似ても似つかないが
種子はよく似ている。

どれくらい
似ているのか
比べて見た。

クサボタンの種子は
髭がフサフサして
長いようだ。


種子の色は
茶色っぽい
感じがする。




一方
ボタンヅルの種子は
短めの髭だ。


種子も黒っぽいか?




種子を少しいただいて
帰って並べて見た。
区別つくだろうか?


左がクサボタン
右がボタンヅルだ。
双子のように似ている。

別の場所で見たら
全く区別できない。
無駄な努力をしたかな?


今日の昼から
大阪に戻ります。
明日は神戸元町です。

サラシナショウマ、その後。

2017年11月18日 08時03分16秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -1.0℃  昨日の最高気温   6.5℃
木曽町新開     午前8時の気温    0.5℃    今朝の天気    雨

(2017.11.17 AM6:32)
木曽滞在中
最後の晴れの機会?!

そんな思いで
早起きして
車を走らせたが
全天晴れているのに
御嶽山の上にだけ
雲があった。


昨日は
林の中を歩いた。

ブラシのような
形をした奇妙なものを
見つけた。


近寄ってみると
小さな袋のような果実が
蜂の巣のように
集まっている。


これは
サラシナショウマの果実だ。


9月に花を撮った
場所とは違うが
間違いなく
サラシナショウマだ。

確か
サラシナショウマの種子は
翼がついた
面白い形をしていた。

手のひらを
お皿にして
はたいてみたが
すべて風で
飛ばされた後だ。


もう少し早ければ
種子が見られたかも
しれないな。

花は注意して
見るが
果実や種子には
あまり興味が
わかない。

来年は
果実の中に
詰まっている
種子を見てやるぞ!

 


ダンコウバイの果実。

2017年11月16日 08時00分40秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -0.5℃  昨日の最高気温   7.4℃
木曽町新開     午前8時の気温    0.5℃    今朝の天気    晴れ(雪が舞う)
昨日は
濃い霧の
朝だった。

お隣のKさんの
ドローンで
拙宅上空の様子を
見せていただいた。

(2017.11.15 AM8:32 木曽福島・木曽駒ケ岳方面 Kさん撮影)


(2017.11.15 AM8:37 木曽福島スキー場方面 Kさん撮影)



ダンコウバイと言う植物
覚えていただいているだろうか?


「先割れスプーンで 団子旨い」
ダンコウバイである。

時期が少し遅かったので
赤い果実が
ほとんど黒く
なってしまっている。


四月に見た
ダンコウバイ
雄の木だった。


近くに雌の木を
見つけられなかったが
果実をつけている
この木は間違いなく
雌の木。

もうぷっくりとした
冬芽をつけている。


小さな枝を折って
匂いをかいでみた。

さすがクスノキ科だ
かすかだが
肉桂(にっけい)の
香りがする。


テープを巻いて
印をつけた。

この雌の木の花を
来春には観察したいと
思っている。


遠い昔を懐かしく・・・。

2017年11月14日 08時01分09秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   0.9℃  昨日の最高気温   11.4℃
木曽町新開     午前8時の気温   5.0℃    今朝の天気    小雨

安曇野まで
行ってきた。

塩尻まで
19号線を走り
塩尻北インターから
高速に乗る。

途中から
濃い霧のため
視界が悪い。

安曇野インターを
下りる頃も霧の中。

北アルプス展望美術館に
到着するころ
霧が晴れてきた。


霧が晴れ上がると
安曇野の田園風景の
向こうに
北アルプスが
広がった。


目の前に
有明富士と呼ばれる
有明山がそびえる。


その右側に見える
ピークが燕岳。

若かりし頃
燕岳から
常念岳まで
北アルプス
表銀座を
縦走した。

その尾根が
目の前に広がる。

思わず何枚も
シャッターを切る。

その北側には
三大雪渓の一つ
針ノ木雪渓がある
針ノ木岳の鋭い
ピークが見える。


針ノ木も
登ったっけ。

更に
鹿島槍ヶ岳
五竜岳
白馬岳へと続く。


白馬岳は
小川温泉から
大雪渓から二度
栂池からと
4度も登った。

しばらく
山並みを
眺めながら
遠い昔を
懐かしく
思い出した。









ニシキギ・マユミの果実も風前の灯・・・。

2017年11月13日 07時08分06秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -5.3℃  昨日の最高気温   7.2℃
木曽町新開     午前7時の気温   -4.0℃    今朝の天気    晴れ


歩いていると
日に日に
木の実が
少なくなる。

その中でも
まだまだ
盛りです!
と言わんばかりに
赤い実を
つけている木を
見つけた。


枝にコルク質の翼
があるので
ニシキギだ。


よく見ると
萎びている。


そりゃあ
そうだろう。
毎朝霜が
下りるのだから。

それにしても
この翼
何のために
あるのだろう?

翼(よく)見ると
冬芽のついている所は
翼が途切れているから
芽を守っている?!

これだけ寒さ
この程度では
寒さ除けにも
ならんだろう!

しばらく歩くと
ニシキギと
同じ仲間の
マユミも見つけた。


マユミの実は
まだまだ艶やかだ。


大阪でも
庭木や公園に
植えられている。


マユミは
「真弓」であり
この木で弓を
作ったと言われる。
材はしなやかなのかも
しれない。


いずれにしても
この寒さ。
この子たちも
風前の灯なのだろう。






ヒカゲノカズラもシダ植物です。

2017年11月12日 08時00分15秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -1.1℃  昨日の最高気温   10.0℃
木曽町新開     午前7時の気温   -0.5℃    今朝の天気    晴れ

フユノハナワラビの
すぐそばで
同じシダ植物の
ヒカゲノカズラを
見つけた。


最初にこの植物と
出会ったのは
奈良のお祭りでした。

関西では
三輪さんと
親しみを込めて
呼ばれている
大神神社(おおみわじんじゃ)の摂社
率川(いさかわ)神社のお祭り
三枝祭(さいくさのまつり)。
6月に行われる
別名ゆりまつりでのこと。

ユリの花を添えたお酒を
神前に供えた後
ユリの花をかざした
4人の巫女さんが
神楽舞を奉納します。

その頭になんと
このヒカゲノカズラが
巻かれていたのです。


植物に詳しくない
普通の高校生だった私が
頭に巻いている植物の名を
知る由もなかったのですが
教えてもらった名前が
妙に心に残りました。

2回目の出会いは
熱帯魚屋さん。
メダカの卵を
着卵させるための
藻として売っていたのです。

山に登るようになって
日当たりのよい場所で
普通に見かけますが
こんな思い出がある
シダなんです。

ヒカゲノと言う
名前の割には
結構日当たりの良い場所に
生育する常緑
蔓性のシダ植物です。


よく見ると
胞子のう穂をつけていて
盛んに胞子を
出しています。




胞子を触ってみると
サラサラ
スベスベして
気持ちの良い
触り心地です。


それにしても
枯れ野に
蛇がのたうち回るように
クネクネ広がっている
様子は異様でもあります。


刈り取られた後も
枯れることなく
緑色を保ち
長くのびた姿に
古代から霊力を
感じとっていたのかも
しれませんね。





フユノハナワラビと言うシダ。

2017年11月11日 08時00分05秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   4.2℃  昨日の最高気温   12.4℃
木曽町新開     午前8時の気温   6.5℃    今朝の天気    曇り

(2017.11.10 AM6:28)

寒冷前線の通過で
明け方激しい
雨が降ったが
今は青空が
少しだがのぞいている。


木曽馬の里近くの
別荘地を歩いていると
フユノハナワラビが咲いていた。


シダ植物なので
咲いていたと言うのは
正確ではない。

フユノハナワラビは
シダとして
変わった特徴を
持っている。

秋に葉を出し
そのまま冬を越し
夏には地上部が枯れる。

ヒガンバナと
同じような
生活をしている。
このような生活は
「冬緑性(とうりょくせい)」と
呼ばれている。

シダの仲間で
冬緑性は
珍しい。

フユノハナワラビは
栄養葉と胞子葉の
2種類の葉を持つ。




栄養葉は光合成を
担当し
胞子葉は
花のようにも見える。


小さい粒が
多数ついている。


これは胞子嚢で
中に胞子が入っている。


触ると盛んに
胞子をまき散らしていた。


霜にも負けず。

2017年11月10日 08時01分00秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温   -5.6℃(全国2位)  昨日の最高気温    8.3℃
木曽町新開     午前8時の気温   -3.0℃       今朝の天気       晴れ

昨日は久しぶりに
氷点下にならず
暖かな朝だった。

朝焼けの御嶽山を
狙って
早起きしたが
邪魔な雲がある。


ウォーキングの時間帯には
すっかり雲もとれ
雪化粧した
御嶽山が
眺められた。


久しぶりに歩いたが
陽だまりに
わずかながら
花が咲いていた。

(キリンソウ)


(ヒメジョン)

開田高原では
紅葉も終盤を向かえ
霜が何度もおりている。

(ムラサキツメクサ)

霜にも負けず
健気に咲く
花たちは
痛々しくもある。

(アケボノソウ)

もう数回
霜が降りると
すっかり萎れて
しまうのだろう。


もう種子を
残す余裕は
ないと思われる。



地蔵峠から唐沢の滝

2017年11月08日 08時15分02秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   3.8℃  昨日の最高気温   15.1℃
木曽町新開     午前8時の気温   8.0℃    今朝の天気    曇り

昨日の朝は一番の
冷え込みでしたが
日中は暖かく
穏やかな一日でした。

木曽到着以来始めて
開田を歩きました。


そろそろ
ブルーベリーの紅葉も
終盤まじかですが
とても青空に映えます。


約4キロ歩いた後
軽トラで
古屋敷から
橋を渡り
地蔵峠に登りました。

途中の展望台から
御嶽山が
美しく見えます。


地蔵峠を過ぎ
木曽福島側に
下りていくと
唐沢の滝
駐車場に出ます。

車をとめた場所から
落差100mの滝が
見えます。


5分ほど
川の左側を登ると
滝の近くまで
行くことができます。




帰り道は
木曽福島側に
下りていきます。

二本木の湯の前を通り
国道361号に出て
家にもどりました。





自然湖から田ノ原へ

2017年11月07日 08時09分23秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -4.6℃  昨日の最高気温   13.3℃
木曽町新開     午前8時の気温   -3.5℃    今朝の天気    晴れ

開田高原-4.6度は
最低気温全国1位。
一面霜の朝です。


開田高原の南
木曽郡王滝村に
御嶽山の山体崩壊の
土石流によって王滝川が
せき止められ
上高地の大正池のような
天然湖があります。


紅葉は遅いだろうと
思いながら
車を走らせました。


案の定
紅葉は盛りを過ぎ
落葉盛んと言う
感じでした。


その後
田ノ原まで車を
走らせました。

おんたけ2240スキー場の
ゲレンデを縫うように登ると
中央アルプスの山並みが
広がります。


広い駐車場に出ると
御嶽山の7合目
田ノ原天然公園です。

(登山道の右側に見える屋根が遥拝所)

目の前に
見慣れた開田からの
御嶽山とは違う
荒々しい剣ヶ峰が
手の届きそうな所に
そびえています。

遥拝所まで木道の
遊歩道が通っています。


遥拝所は
大鳥居の向こうに
御嶽山の雄姿が見える
素晴らしい景色です。


未だ山頂で眠る
5人の方に合掌して
帰路につきました。