『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

ノーベル経済学賞に最も近い日本人の清滝教授「量的・質的金融緩和はさっさとやめろ」

2023-06-15 08:35:19 | 日記
植田日銀総裁は5月15日の経済財政諮問会議 で、物価の見通しについて、「現在は2%を上回っているが、輸入物価の上昇を起点とする価格転嫁の影響が減衰していくもとで、今年度半ばにかけて、2%を下回る水準までプラス幅を縮小していく」とした。
 
これに対して同席した、ノーベル経済学賞に最も近い日本人と言われる 清滝教授は、植田総裁と真っ向から対立する意見を出したのだ。

清滝教授は、世界経済の現状を「インフレが進行しており、欧米では政策金利の大幅な引上げにもかかわらず、2%を超えるインフレが数年は続くと予想されている」とした上で、日本についても「円安と輸入物価の高騰から、目標値を超えるインフレが続いている」と分析。
その上で、たとえ物価が植田総裁の見通し通りに1〜2%に下がったとしても「インフレ率が1~2%程度に定着すれば、量的・質的緩和は解除すべきである」と指摘した。
植田総裁が量的緩和の解除に慎重なのは、国内で金利が上がりはじめれば日本国債を大量に保有する金融機関に含み損が発生し、アメリカのシリコンバレー銀行のように経営難に陥る地銀が出かねないという懸念もあるからだ。住宅ローンを組む多くの人にも大きなダメージとなりかねない。
低金利に慣れ切った今の日本で金融政策を正常化すると、大きな痛みを伴いかねないのだ。
しかし、グローバル標準の経済学者である清滝教授は発言がたちどころにマーケットに影響する植田総裁と違って、なれ合い的な“日本の空気”など気にする必要などないのだろう。
長期的な視野に立って、最適であろう経済学の知見とセオリーをストレートに述べて「緩和は、さっさと解除しろ」と指摘したのだ。

ちなみに、清滝教授がノーベル経済学賞に最も近い日本人と言われるゆえんは、1997年に日本のバブル崩壊を説明する「清滝・ムーアモデル」を英経済学者のジョン・ムーア氏と共同で示したことによる。この理論は、リーマンショックでも実証され、金融危機の対応にも貢献したという。
日本のバブル崩壊では、土地や株などの資産価格が暴落した。銀行は不動産などを担保に融資をおこなうが、担保価値が下がることで金融機関の融資もまた停滞する。これが不況を招き、さらに資産価値が下落するという負のスパイラルが不況を長期化させる。
これを精密に分析して解明したのが「清滝・ムーアモデル」で、「失われた20年」とか「失われた30年」と言われる日本の長期停滞を言い当てた。
日本停滞の根本原因を知り尽くす清滝教授だけに、経済財政諮問会議で次のような苦言も呈している。
「量的・質的金融緩和は持続的成長につながらない」
「1%以下の金利でなければ採算が取れないような投資をいくらしても経済は成長しない」
つまり、量的緩和による低金利は、生産性の低い投資を企業に促し、逆に収益体質を脆弱化している、そのため、むしろ“デフレになりやすくなっている”と言うのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『悲願の初本塁打王へ三つ巴の争い』大谷翔平1試合2発で本塁打数トップ20号!

2023-06-14 08:38:40 | スポーツ
大谷翔平(28)が本塁打数でついにトップに立った。
日本時間13日のレンジャーズ戦は「2番・DH」で出場し、2本塁打を放って4打数2安打4打点だった。延長十二回には勝ち越しの20号2ラン。ジャッジを抜いてア・リーグ本塁打数で単独1位に浮上した。
チームは延長の末、9-6で勝ち、ア・リーグ西地区首位のレンジャーズとのゲーム差を5.5とした。
ここに来て、 ジャッジが右足親指捻挫と挫傷、17本塁打で同3位のアストロズ・アルバレスDH兼外野手(25)が右脇腹痛で揃って負傷者リスト(IL)に入った。大谷は、ともに15本塁打で同4位のレッドソックス・デバース内野手(26)、レンジャーズ・ガルシア外野手(30)らと争うことになる。
6月に入って打率.391、5本塁打、12打点、3度の猛打賞と打撃好調な大谷は、今後も一発を量産してジャッジとアルバレスを置き去りにしたいところだが、2人の復帰後には猛烈な巻き返しにあうかもしれない。この2人は後半戦に勝負強さを発揮するからだ。
昨季、ア・リーグのシーズン最多本塁打記録を更新する62発を放ってタイトルを獲得したジャッジは、7月に13本塁打をマーク。8月には9本と減ったが、9、10月には11本と再び2ケタに乗せた。地区優勝、ポストシーズン進出争いが熾烈になる時期だけに、申告敬遠8個と勝負を避けられたうえに、ロジャー・マリス(ヤンキース)の記録を更新することになる重圧にさらされながらも、本塁打を積み重ねた。
一方のアルバレスは昨年7月に7本塁打を放つと、8月は1本に終わった。これはア・リーグ西地区首位を走っていたア軍の主砲だけに、四球(20個)で歩かされるなど、相手のマークが厳しくなったため。一発は減ったが、出塁率.326とまずまずだった。9、10月には6本と巻き返した。
昨年、ジャッジ(9年約504億円)、アルバレス(6年約152億円)とも契約を延長した。大型契約を結んだ責任と自覚から、ジャッジ、アルバレスとも開幕前に本塁打王のタイトル獲得に意欲を見せていた。
地元メディアなどによれば、近日中にも2人の復帰の見通しが両球団から発表されることになっており、ともに長期離脱は避けられそうな見通しだという。
ヤンキース、アストロズともポストシーズン進出の可能性を残す。プレーオフに向けて休養十分のライバル2人が調子を上げてくる可能性もあるだけに、初のタイトル獲得を狙う大谷は熾烈な三つ巴の争いを強いられそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米国株が再び強気相場入りした中、「インフレは高い水準で止まる」

2023-06-13 08:11:33 | 日記
 米国株が再び強気相場入りしたほか、米経済は一貫して予想を上回ってきており、リセッション(景気後退)の脅威は完全に過ぎていないにせよ和らいだと、ゴールドマン・サックス・グループは示唆している。
 しかし、このような考えは投資家に重大な間違いを犯すリスクをもたらすと、フィデリティー・インターナショナルやアリアンツ・グローバル・インベスターズなど債券運用で世界大手の一角は指摘する。こうした企業は景気下降の予測を維持し、リスク資産での賭けをヘッジするよう助言している。
過去10回連続利上げによるダメージは既に起きており、何かが壊れるまで主要中央銀行がタカ派姿勢を堅持する中、3月の米銀3行の破綻は今後起こる大きな危機の一端に過ぎないというのが、そうした企業の見方だ。インフレが高い水準に根強くとどまる中、先週にはカナダとオーストラリアの中銀が予想外の利上げを実施し、米金融当局に今後の会合で追随するよう一定の圧力をかける格好となっている。
フィデリティー・インターナショナルの債券担当グローバル最高投資責任者(CIO)、スティーブ・エリス氏は「私が最も警戒しているのは信用収縮のようなものだ」と指摘。中銀の引き締め継続は、彼らが「昨年の闘いに挑んでいる」ことを示していると述べた。
ゴールドマン・サックス・グループは先週、米経済が向こう12カ月以内にリセッション(景気後退)に陥る確率の予想を25%に引き下げていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

❝岸田首相、長男更迭逆風の中❞16日国会逆切れ解散?6月27日公示、7月9日投票はあるのか?

2023-06-12 08:29:55 | 日記
首相は6月下旬の衆議院解散に向けて本格的に動き出した。解散判断の前提となる全国の選挙情勢調査に踏み切ったのだ。自民党幹部が明かす。 「情勢調査の結果で自民党は、現有議席の260あまりから10議席程度減らすだけでした。250議席なら自民党単独で過半数を大きく上回る。ちょっと甘めに出ていると思うけど、十分許容範囲です」
 このときから岸田首相は通常国会会期末の解散に向けて、アクセルをふかし始めた。
国会の会期末に向け、与野党の駆け引きが激しくなる中、11日朝のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演した自民党の萩生田政調会長は、野党による内閣不信任案の提出が、衆議院解散の「大義になる」と強調した。
自民党・萩生田政調会長「内閣不信任案というのは、常に解散の大義にはなると思います。総理が最終的には判断すると思います」。
さらに萩生田氏は、内閣不信任案は「どこで出されても大義になる」と述べ、重要法案の「防衛費増額に向けた財源確保法案」の採決前に提出されても解散に踏み切ることはあり得るという見方を示しつつ、「粛々と否決するか、解散をするかは、総理に与えられた専権事項だ」と重ねて強調した。
一方、国民民主党の玉木代表は、天皇陛下の17日からの海外訪問に先立つ解散の可能性を指摘した。
国民民主党・玉木代表「スケジュールを見ると、もう16(日の解散)しかないのかなと」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハーマイオニー役エマ・ワトソン『美女と野獣』

2023-06-11 09:50:18 | 日記
大ヒット作『美女と野獣』が6月9日の金曜ロードショーに登場し筆者も再度、観ました。気になるのが美女ヒロインのベルを演じた『ハリー・ポッターシリーズ』でも大活躍したエマ・ワトソンの今後です。
今、何してる? 秋からオックフフォード大学に復学するかも? 彼女の近況に迫る。『ハリー・ポッター』シリーズでおしゃまなハーマイオニーを演じていたエマも、本年の4月15日の誕生日で33歳に。エマはこの日に、2022年末から休止していたInstagramに久々に投稿し、絵文字たっぷりの長文で近況を報告した。それによれば、インスタ休止中にもサーフィンを習ったり、乗馬をしたり、メキシコで出会った犬を飼うようになったりと、充実した日々を送っていた様子。
 しかし、次回作の予定はない。
映画は2019年の『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』以来出演作がないことから、一時は引退説も噂された。その後、2022年1月に配信された特別番組「ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ」に出演するも、その後も出演作は決まっていない。映画製作会社を設立させたようですが、早く名女優の活躍を観たいものです。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西側諸国が訓練・装備した数千人のウクライナ軍南部でロシアの防衛網突破か?

2023-06-10 08:55:24 | 日記
 ロシアとウクライナの双方が9日、ウクライナ南部の戦線で激しい戦闘があったと発表した。前線からの独立した報道がほとんどなく、ウクライナ側からの発言も乏しいため、ウクライナがロシアの防衛網を破って侵入しているか確認はできていない。 ただ、複数の軍事ブロガーが、ドイツや米国の装甲車が初めて目撃され、ウクライナが予告していた反撃の開始を示唆したと指摘した。     ロシアのプーチン大統領は9日、南部ソチで記者団に対し、ウクライナはロシアに対する反転攻勢を開始したが、成功していないと述べた。 一方ウクライナのゼレンスキー大統領は、軍の指導者と戦術や「成果」について話し合ったと述べたが、詳細は明かさなかった。 反攻作戦には、最終的に西側諸国が訓練・装備した数千人のウクライナ兵士が参加すると予想される。米国防総省は9日、米国製地対空ミサイルシステム「パトリオット」向けの追加砲弾など21億ドルのウクライナ向け追加支援策を発表した。     戦争賛成派のロシア人ブロガーは、ロシアとクリミア半島を結ぶ「陸橋」の中間地点にある、ウクライナ南部ザポロジエ州オリヒウ付近で激しい戦闘があったと記述。この地域はウクライナ側にとっての最も有力な目標の一つとみられている。     ロシア国防省は、オリヒウの南でウクライナの攻撃を2回、さらに東部ドネツク州ヴェリカ・ノボシルカ付近で4回撃退したと述べた。
長引く戦争で、当初からの兵器の多くが損傷しているロシア軍は西側の半導体輸出規制により必要な戦車が生産できず、想定している以上に、苦戦しているようです。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ありえない」ヤラセだからアリエール!怒号の中強行採決 改正入管法あす成立へ

2023-06-09 08:08:13 | 日記
 外国人の強制送還などのルールを見直す入管法の改正案。参議院法務委員会が紛糾するなか、与党などの賛成多数により8日に可決され、9日の本会議で成立する見通しとなりました。
『難民認定申請中は強制送還が停止されるという現行の規定があり、また申請に上限を設けていないことから難民認定申請を繰り返すことで送還から逃れようとするケースがあるとして、これを三回目の難民申請以降は「難民認定すべき相当の理由」を示さなければ送還とします。 』
※改正案のどこに問題があるのでしょうか。
一番大きな問題点は、難民認定三回目以降の申請者は強制送還が可能なことです。もともと、日本の難民認定は他国と比較して非常に厳しいとされており、認定率は1%を下回っています。
■法務委紛糾…改正入管法 あす成立へ
 立憲民主党・石川大我議員:「この法案は一般的な法案とは違います。人の命がかかっているんです。しかも数千人単位の命を危険にさらす法律なんです」
 共産党・仁比聡平議員:「今からの採決など絶対にありえない。ありえないですよ」
 反対の声が強く上がるなか。
 公明党・杉久武委員長:「これより採決に入ります。賛成の方の挙手を願います。多数と認めます」
 採決は強行されました。自公両党に加え、日本維新の会、国民民主党の賛成で可決したのは入管難民法改正案。難民申請中は送還が一律停止される規定を見直し、3回目以降の申請者は送還できるようにすることが柱です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日銀緩和維持で23年2月以降「円安再加速」実質賃金の低下続く

2023-06-08 08:48:22 | 日記
日本円は、2022年の春から秋にかけて著しく減価し、昨年9月には1ドル=151円台をつけた後、元に戻る動きがでていたが、23年2月以降は再び円安に向かっていた。
 今年の初頭から見ると、円の価値は約1割減価した。主要な通貨の中で円の価値減少だ。
 22年の円安はドル高によってもたらされた面が強いが、いまは、円の独歩安となっている。
 これは、植田和男新総裁のもとで日本銀行の新体制が金融緩和の継続を明言したためだ。つまり円安を抑制するために長期金利を直ちに引き上げることはしないというメッセージを市場に送っているためだ。
 今春闘は30年ぶりに高い賃上げ率になったが、円安による輸入コスト増加が消費者物価を上昇させるメカニズムは続き、結局、実質賃金は回復しないまま低下し続けることになる。
為替レートが今後どのように動くかは、さまざまな要因に依存しており、予測することが不可能だ。また契約通貨ベースでの輸入価格の動向を予測することも難しい。
 ただし、仮に現在の1ドル=140円程度という水準が続くとすれば、今年の9月頃までは、昨年に比べて円安である状況が続くことになる。そして仮に契約通貨ベースの輸入物価が現在とほぼ同じであれば、円ベースでの輸入物価は22年に比べて上昇することになる。
 これまでのデータを見ると、円ベースの輸入物価指数の対前年比がr%であれば、その数カ月後の消費者物価指数の対前年比が0.1r%程度となる傾向がみられる。したがって、円ベースでの輸入物価指数の対前年上昇率が前述のように3.7ポイント高くなれれば、消費者物価指数の対前年上昇率は、0.37ポイントほど高くなるだろう。国民は今後、円安、物価高、実質賃金・年金下落に直面し、苦しい台所です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシア・ウクライナ支配地域へのダム攻撃『多数の死者?1都市と24村で洪水』

2023-06-07 07:28:59 | 日記
ウクライナ南部ヘルソン州のロシア支配地域にあるカホウカ水力発電所のダムが6日、攻撃を受けて決壊した問題で、周辺の1都市と24村で洪水が発生、1万7000人が避難を強いられている。地元当局が明らかにした。米政府は「多数の死者が出た可能性が高い」としており、人道危機の発生が懸念されている。  ウクライナ政府は、ダムの破壊はロシアがウクライナの攻勢を妨害するために行ったものだと主張。一方、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は「ウクライナ側の意図的な破壊工作」を主張している。  ウクライナのゼレンスキー大統領は、最大で80の集落が冠水する恐れがあると説明。同国軍の攻勢への影響はないとしつつも、国際社会に「反応」するよう訴えた。  西側諸国も、ダム攻撃を「戦争犯罪」「非道」と相次いでロシアを非難した。ロシアがウクライナ国内の支配地域を攻撃することにはウクライナ側は無防備ですが開放を訴えたプーチン大統領の前提が崩れ、「戦争犯罪」そのものですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

❝不動産神話からの脱却出来るか?❞中国の地方政府抱える債務負担IMF警戒値を超える

2023-06-06 08:52:40 | 日記
中国の地方政府が抱える債務負担への懸念が強まっている。新型コロナウイルスの封じ込めを図る「ゼロコロナ」政策で財政が悪化したこともあり、昨年は利子の支払いだけで1兆元(約20兆円)を超えて3年で2倍に増えた。すでに返済困難な地方政府も出ており、専門家からは中央政府が支援すべきだとの声も出ている。
 中国財政省によると、昨年末時点の地方政府債務残高は約35兆元(700兆円)で、昨年の利子負担は1兆1211億元と初めて1兆元を超えた。中国紙「21世紀経済報道」によると、国内総生産(GDP)に対する中央政府と地方政府合計の債務比率は昨年末時点で約50%と欧米より低い。ただ「融資平台(プラットフォーム)」という第三セクター的な組織による投資も50兆元程度あるとされ、こうした「隠れ債務」を加えると120%に上り、国際通貨基金(IMF)が定める警戒値を超える。
 融資平台は商業地や住宅地を開発する資金を集めるために設立され、中国の「不動産神話」を支えてきた。しかし不動産市場の低迷に加え、ゼロコロナ政策の財政負担が加わって地方財政は急激に悪化した。
 中国南西部の雲南省昆明市や貴州省で債務危機が伝えられるなか、中央政府が支援、肩代わりすべきだと複数の専門家が提言している。
 一方、経済誌「財新週刊」は4月下旬の社説では、財政規律の点から中央政府は地方政府を支援すべきではないと指摘。「国家の統治システムと能力が問われている」として、不動産神話からの脱却や経済成長のみを追い求めるシステムの見直しなど抜本的改革が必要と訴えていますが、容易ではなく痛みは伴うでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『藤井聡太棋聖“ベトナム対局”』6/5棋聖戦五番勝負の第1局

2023-06-05 07:39:00 | 日記
藤井聡太棋聖と挑戦者の佐々木大地七段の棋聖戦五番勝負の第1局がベトナム・ダナンで本日5日日本時間11時から開かれます。
 藤井七冠の活躍で人気が高まり、多くの人の注目を集めている将棋ですが、今回対局が行われるベトナムでは一般的ではありません。
 地元の人:「このコー・トゥオン(中国将棋)しか知らない」「(日本の将棋は)やったことがない。知らないなぁ」
 対局が開かれる会場の担当者は、今回の棋聖戦をきっかけに将棋のことを現地の人に広く知ってほしいと期待を込めます。
天才棋士、現地入りで人気がベトナム国内で高まるか?対局の内容次第ですね。
振り駒の結果、藤井が先手に決まった。立会人の小林健九段(66)が定刻になったことを告げると、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『時代は変わる』東大、京大、早慶…30年で激変!

2023-06-04 07:35:02 | 日記
「昔は大変だったんだよ……」。若者を諭すときに大人が使う、魔法の言葉。はたして受験の世界は、かつて“大変”だったのか。30年で激変。この間に「合格マップ」は、変わった。30年前の1993年と今年で合格者数を比較すると「強い高校」が見えてくる。
 夢の国ディズニーランドの近くには、受験界の“王国”があった。
 県立千葉、県立東葛飾、県立船橋。「千葉御三家」とも呼ばれる同県屈指の公立高校で、東京大を筆頭に難関大学へ多くの合格者を送り出してきた。そんな“公立王国”千葉の勢力図を大きく書き換えたのが、共学校渋谷教育学園幕張だった。
 愛称は「渋幕」。私立の中高一貫校である同校は、1983年に開校。東京ディズニーランドと同い年だ。新設校でありながら、いまでは東大に74人が合格。さらに、早稲田大に226人、慶應義塾大に136人が合格している(2023年春)。さらに躍進高校は聖光学院、桜蔭、日比谷と続く。『時代は変わる』のです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『​異次元の少子化』2022年に生まれた日本人のこども77万747人

2023-06-03 06:43:36 | 日記
2022年に生まれた日本人のこども(出生数)は77万747人で、統計を始めた1899年以降で最少となり、初めて80万人台を割り込んだ。1人の女性が生涯に産む見込みの子どもの数を示す「合計特殊出生率」は1・26に落ち込み、データのある1947年以降では2005年と並んで過去最低の水準。少子化の加速が止まらない状況だ。
 厚生労働省が2日に発表した人口動態統計で明らかになった。出生数や合計特殊出生率が下がった要因について、同省人口動態・保健社会統計室は「一概に言えないが、コロナ禍で出産や育児に不安を感じ、影響を与えた可能性はある」とみる。
 出生数は前年より4万875人少なく(5・0%減)、7年連続で減った。同じく過去最少を更新した21年は前年比約2万9千人(3・5%)減で、減少幅が広がっている。
異次元の少子化ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤井聡太新名人は「あと5年は真っすぐに成長」八冠達成後倒せる棋士は・・

2023-06-02 06:50:19 | 日記
1612年(慶長17)、徳川家康が当時の第一人者、大橋宗桂(そうけい)に50石の俸禄(ほうろく)(給料)を与えて将棋家元と認めた。これが名人制度の始まりといわれている。この日、藤井が歴史と伝統のある名人位を史上最年少20歳10カ月で獲得した。この若武者は将棋の神様に選ばれた「400年に1人の天才」なのか…。
そういう声が出てきてもおかしくない強さを示している。師匠の杉本昌隆八段 は
さすがに江戸時代の名人の「強さ」は分かりませんが、歴史上の時の名人と比べると、最年少記録という年齢の若さに驚く。過去の挑戦者を見たとき、ここまで強い挑戦者はいなかった。』
名人に挑戦時、すでに6冠を保持していた。
『 年々の成長の速度が速すぎるので、数年前からNO・1に近い実力を持ち合わせていたのかもしれないですね。渡辺名人をもってしても、防衛が困難であったというのは、大きな時代のうねりを感じます。』
杉本一門での研究会のとき、夕食のメニューで“長考”することはあっても、将棋への向き合い方は変わっていない。
『前の自分より強くなることが目標で、目先の勝敗や記録には関心がない。序盤から納得がいくまで考え、定跡でも考え抜くことが強さの源でしょうね。常に自分の読みを信じ、それをベースにここまで進んできたのは間違いない。』

技術面では20代半ばまでが伸びのピークだとし、「あと5年は真っすぐ成長する」とした。八冠達成後10年は続く気がします。他の棋士の生活が心配です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トラウタニ弾炸裂❝大谷翔平❞2本目となる15号2ラン

2023-06-01 05:24:38 | スポーツ
現地5月31日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は敵地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場。 
 ホワイトソックスに1点を返されたがその直後の3回、驚愕の「ショウタイム」が待っていた。2打席目に立った二刀流スターは1死一塁の場面で、いきなり初球をフルスイング。打球はぐんぐんセンターに伸び、バックスクリーンへ。14号2ランが飛び出した。 
さらに大谷は4回表にも、今度はライトスタンドへ2本目となる459フィート(約139.9メートル) 15号2ラン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする