今月20日に行われる参議院選挙、与党が過半数を維持できる50議跡の確保を巡って野党と激しい攻防を繰り広げている。こんな中で、全国に32ある1人区で与党、野党共に激しい戦いが予想される。激戦の中、8日に旧二階派で野田聖子氏の元夫で鶴保参議院議員が『運のいいことに能登で地震があった。』と発言してすぐさま撤回した。これは政権末期でよく起こる劣化事件であり参議院戦中での自民党へダメ押し打撃を与えることになるだろう。
全国の選挙区の中で最多の32人が出馬した東京選挙区は、改選数6と非改選の欠員分1の補欠選挙を同時に実施する「合併選挙」となる。当選者は1人増えることになるが、補欠選挙分の「7位」だと任期に違いが出るため、一部の党は、複雑な事情が生じることから「6位以内」を合言葉にしている。
東京選挙区で6位以内で当選すると任期は通常の6年。だが、7位は補選の当選者として扱われるため、任期が3年になる。
共産は令和4年の参院選東京選挙区で当選した山添拓氏が10年に改選を迎える。吉良氏が7位で当選すると、3年後に現職2人の改選が重なってしまう。そのまま2人が立つことになると、共産支持票が分散し、共倒れとなる可能性が高く「とても2人は出せない」(共産幹部)のが本音だ。一方で、現職2人から候補者を1人に絞る作業が難航を極めるのは必至だ。
この«7位じゃ駄目»の状況をつくりだしたのは、旧民主党政権の事業仕分けでスーパーコンビューター開発を巡って「2位じゃ駄目なんでしょうか」の言葉を残した蓮舫氏だ。蓮舫氏は、4年の参院選で立憲民主党の公認で当選したが、任期途中の昨年、都知事選に立候補し自動失職した。この欠員を補うため、今回合併選挙が行われている。
«7位じゃ駄目»な事情は公明党も同じだ。党代表代行の竹谷とし子氏が3年後に改選を迎えるため、新人の川村雄大氏は6位以内の当選を狙う。ただ、公明関係者は「前任の山口那津男元代表の知名度が圧倒的だったので、(川村氏)有権者への浸透はまだまだだ。当選順位を気にする余裕は正直ない」と語る。
石破首相の「なめられてたまるか」に「歴史上最大の失言になり得る」
『なめられてたまるか』って日本語は、日本語だったらちょっと軽い“じゃれあい”みたいな言葉に聞こえますけど、理屈でいうと、『なめる』っていうことは『侮辱する』っていうことなんですよね。『たまるか』っていう言葉は『耐えられない』あるいは『許さない』って言ってるんですよ。だから『トランプよ、お前は僕のことを侮辱している。その侮辱していることを、絶対に許さない』という風に訳すことができるんです、英語では」と指摘。
続けて「しかも、(石破首相は)『戦いだ』って言っているんですよ。違うんですよ。トランプは『ディールをしよう』って言ってきているんです。ディールっていうのは、相手の立場を理解しながら、相手の立場も考慮しながら交渉していくもんですけど。戦いっていうことは、相手をつぶす行為なんですよ。これね、字義通り訳されたらもう、アウトですわ。(関税率)30%とか40%やったるわ、とか言われても仕方ない」と厳しい見方を示した。
さらに、これが街頭演説での発言であることに、「外務省、めちゃくちゃ焦ったらしいんですよね。それはそうですわ。密室で言うんやったらええけども、国民に言ってるっていうことは、国民に宣戦布告したようなことになりますからね。訳し方によっては」とも。
ただ、「外務省が焦ってものすごい翻訳を調整して、ロイターの記事が出たんですけど、めちゃくちゃライトな英語になっているんです。ものすごくぬるく訳してくれたんで、これはトランプが気付かない可能性はあります」と話していた。
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