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『名も無く豊かに元気で面白く』

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上海でローン支払い打ち切り者が増加!銀行は支払い打ち切り物件の競売を急がず・・

2025-03-26 03:59:55 | 日記
上海では多くのマンション所有者がローン返済停止の危機に直面してる。❝20年働いて30年ローンを返し、残りの人生は病院で過ごす。❞必死にお金を稼いでいるのに不動産業界の崩壊と経済の低迷により中国の競売住宅の数が急増した。今年の1月から2月の間に競売で出品された売マンションの数は合計17万2000件に達し、成約した競売物件数は約2万8000円競売の成立率は13.7%でした。中国各地で、不動産価格の暴落によりネットで、多額の負債を抱えて困窮する人々の投稿が溢れている。不動産業界関係者が投稿した動画によると中国全体の競売住宅の数はすでに100万件に迫っている。競売住宅の数が増え続けているもの制約率は20%に届かず100万件の競売物件のうち80万件以上は売れずに残り、単なる鉄筋コンクリートの塊りと化している。そのため銀行ですら、写真を取ったり競売を進める気を失っている。銀行の担当者は毎日のように電話をかけたり自宅訪問したりして、せめて少しでもいいから返済して欲しい。と懇願している。最近、上海の30歳の元住宅所有者は投稿で悲惨な状況を説明した。彼はIT業界に従事していた。大学卒業後、数年で月収が1万元から3万元(60万円)へと上がった。上海ではかなり高収入に入る。彼女もでき上海に家を持ちたいと考えるようになった。上海中心部から少し離れたところ、95㎡の3LDKの物件を当時の価格は1mあたり5万8元総額550万元1億1000万円で購入した。彼は両親に資金を援助してもらい自分の貯金も合わせてとし200万元を支払い残りの350万元(7000万円)をローンで借りた。30年ローンで毎月の済額は38万円でした。しかし彼は突然リストラされ、住宅ローンの返済と生活費の負担が重くのしかかり、息が詰まるような日々を送っていた。ついに彼女は家なしの彼との別れを決断し、彼らの愛は終わりを迎えた。売却を考え、不動産業者に相談すると売却するなら350万元まで値下げしないと難しいと言われた。550万元で購入した家がわずか数年でほぼ半額にまで暴落。この現実を突きつけられた彼はショックを受け途方に暮れ、返済停止を選択した。そして家は競売にかけられ結果、彼は家を失い、頭金も消え、銀行に百万元の借金が残ることになった。彼はこの結果を目の当たりにし、涙をこらえきれませんでした。ただ家を買っただけなのになぜこんなことになってしまったのかと嘆きました。処が、以前はこのようなローンを滞納するとすぐに裁判所が動いて強制競売にかけられすぐに家を追い出されるケースがほとんどだったが、最近は返済停止する人が増えすぎたせいで銀行の対応がどんどん甘くなっている。今もしローンを払えないと銀行に言えば最初の1ヶ月は催促され、2ヶ月目には脅される。でも2ヶ月目になっても払わなければ銀行は態度を変えて交渉に入る。8000元の返済が無理なら4000元だけでも払えませんかと提案される。4000元も無理です。と言うと銀行はちょうど支店で警備員を募集している月給4000元だけどどうですかと言ってくる。つまり銀行があなたの仕事探しまで手伝ってくれるんです。それでも返済出来なくても、競売にかけません。なぜならそれでは銀行に何の利益もないからです。なぜ裁判所で強制競売をしないのか?競売にかけると不動産市場全体に悪影響を与えるからだ。競売物件の価格は市場価格より大幅に安くなる。もしその地域で競売にかけられる物件が増えれば周辺の住宅価格も下落し市場全体の回復を妨げることになる。しかし、このような小手先の対応は現在中国で起こっている不動産バブル崩壊には対応できず、さらなる悲劇が待っているような気がします。











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