『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

サラリーマンは生涯賃金3億円が目標!自由資金が1億円超?

2017-02-01 05:23:38 | 日記
生涯収入はいくらあれば、幸せに近づけるのか?高卒と大卒でさらには大企業に終身雇用されたか否かで生涯賃金が6千万円も違います。充実した人生を送れるか否かの違いは1億円。
生涯収入が3億円を超えれば❝充実人生❞に近づくのです。子供を大企業に就職させたい=子供の生涯賃金を出来るだけ増やしたい。その為に養育費を多く支払う。理にかなった動きです。
そして、今日2/1から東京でも御三家を始め主力中学受験が本格化。3日までに大半が決着します。子供たちにとっては大きな一歩です。
以下コピー
生涯賃金3億円?よくこの数字は出てきますが、どの程度の信ぴょう性があるのか疑問です。22~65歳と、43年ほど働くとして、必要な年収が6,976,744円。だいだい、700万円ほど……実際、ありえないですけどね。平均だと、一部の高額所得者の影響で自然と数字が大きくなりますし、非正規や派遣問題が出てくるくらい……結婚でも、年収500万円未満はあり得ないという情報で盛り上がったりするくらいです。実際のところ、みなさんどれ位貰ってるんでしょうね?
国税庁の平成24年、民間給与実態調査報告によると、
給与所得者総数:5,422万人
給与総額:191兆996億円
平均年収:3,524,522円
年齢階層別の平均給与今回は男のみの数字でどのくらいになるか見てみます。全体平均:502万円19歳以下:145万円20~24歳:260万円25~29歳:367万円30~34歳:431万円35~39歳:498万円40~44歳:561万円45~49歳:614万円50~54歳:634万円55~59歳:618万円60~64歳:447万円65~69歳:396万円70歳以上:342万円22歳から65歳まで上記の年収として、43年労働した場合……、2億1,766万円。中央値が平均より下、5,422万人の給与所得者のうち退職者の影響で4,556万人の数字を使っているのも勘案すると生涯賃金は、約2億円という所が妥当でしょうか。
事業所規模別年収。全体平均:502万円10人未満:395万円10~29人:449万円30~99人:450万円100~499人:499万円500~999人:551万円1,000~4,999人:602万円5,000人以上:664万円※男の平均給与、役員報酬(社長や理事、開業医師)といった高額所得者を含むうえ、中央値ではないので、 現実的には、さらに少なくなります。男性の給与所得者 :27,262,168人給与年収100万以下:862,094(3.2%)100万超 200万以下:2,077,709(7.6%)200万超 300万以下:3,691,501(13.5%)300万超 400万以下:5,238,166(19.2%)400万超 500万以下:4,756,589(17.4%)500万超 600万以下:3,459,822(12.7%)600万超 700万以下:2,234,271(8.2%)700万超 800万以下:1,608,974(5.9%)800万超 900万以下:1,046,798(3.8%)給与年収が900万超:2,286,244(8.4%)中央値は、400~500万円(17.4%)の間ですね。
会社規模 生涯給与
大企業 2億1,264万円
中企業 1億5,931万円
小企業 1億3,449万円

ライフプラン・生涯賃金概算2億円①、3億円②

①参考情報、2億円をどう使うか(平均値などから算出)

給与収入 200,000,000
住宅関係 

-50,000,000

養育費等 

-30,000,000

税金関係 

-30,000,000

社会保険 

-28,000,000

保険など 

-10,000,000

自由資金 

52,000,000

②生涯賃金が3億円あれば……給与収入 300,000,000住宅関係 

-50,000,000

(生涯賃金2億と同額計上)養育費等 

-30,000,000

(生涯賃金2億と同額計上)給与税金 

-27,000,000

(給与所得から社保と基礎を控除して課税所得約374万円、他の控除を勘案し課税所得350万で計算)他の税金 

-25,000,000

(消費税及び地方消費税や固定資産税など、2億円時の約1.5倍の数字で算定)社会保険 

-45,000,000

(41,236,140円、介護や保険料上昇で若干プラスした見積もり)保険など 

-10,000,000

(生涯賃金2億と同額計上)自由資金 

113,000,000

これなら、余裕があります。2億円という数字と3億円という数字でこれだけ変わるとなると、就職活動や受験が戦争になるのも判りますね。良い会社に入れば、社宅や通勤手当など福利厚生の面も充実しています。こういうことを勘案して年収500万円未満の男とは結婚したくない!という意見が出てきているのかもしれませんね。生涯賃金が2億を下回れば、ここで挙げた数字以上に厳しい家計状況が待ち受けています。中央値で単純計算すると、約437万円*43年=1億8,791万円。
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1 コメント

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辻元ゾンビ (ゾンビ)
2017-02-02 17:01:55
何偉そうに国会質問してる辻元清美ゾンビ議員。政策秘書費用詐欺やらパフオーマンス議員やら悪名な辻元議員。みんなやってるやんと政策秘書費用詐欺では居直りそれが無理と見るや嘘泣きパフオーマンスでバッジ外すパフオーマンス野郎辻元清美反省しろ。偉そうに国会質問してないでさっさと引退しろ!辻元清美
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