コロナ禍で高い年俸を支払えるメジャーが減り、田中将大投手もいまだに今季の所属先が決まりません。そこで注目が集まるのは古巣楽天です。田中将大加入となれば一気に優勝戦線に浮上します。本人も、優勝請負人となれば気分がいいはずです。コロナ禍でいいニュースです。
②ヤンキースが、トレードでパイレーツの先発投手ジェイムソン・タイヨン投手の獲得に乗り出していると、複数の米メディアが報じた。 タイヨンは29歳の右腕。2010年のドラフト1巡目でパイレーツに入団すると、2016年にメジャーデビューを果たして18試合で5勝をマークした。2018年には34試合で14勝10敗、防御率3.20の好成績をマークしていた。2019年に2度目のトミー・ジョン手術を受け、昨季は登板なしに終わっている。 タイヨンが加入すれば、ゲリット・コール投手や加入が決まったクルーバーらに続く先発投手がチームに加わることになるヤンキース。このトレードがまとまることになれば、田中将大投手のヤンキース残留の可能性はさらに低くなりそうだ。
資金的に田中将大に支払える年俸が無くなり代わりにタイヨン投手の獲得を目指しているようですね。シビアなチームです。
以下抜粋コピー
ヤンキースがサイ・ヤング賞右腕、コーリー・クルーバー投手と1年1100万ドル契約を結んだ日本時間16日以降、俄然、クローズアップされることとなった田中の古巣・楽天復帰の可能性。複数の米メディアが「日本に帰る可能性」を報じ、楽天・石井一久監督兼GMも即座に「日本でプレーする意思が田中投手にある時は楽天が行かない、声をかけない理由はひとつもありません」と反応した。 そうなる場合、三木谷オーナー案件でもある田中の復帰は2015年、黒田博樹投手の広島復帰と同等か、それ以上のインパクトをもって野球ファンに受け入れられることになる。実現すれば、今季のNPB最大の話題となることに疑いの余地はないが、対戦するパ・リーグライバル球団に与えるインパクトも当然大きい。 あるパ・リーグ球団の首脳陣は「ただでさえ戦力的に楽天は手ごわいし、先発の枚数が揃っている。そこに確実に2桁勝利と貯金が見込める投手が増えるのは脅威でしかない」と本音を隠さない。 昨年、11勝(4敗)を挙げ4度目の最多勝に輝いた涌井を筆頭に7勝の岸、そして今季、復活にかける則本昂に、13年シーズンに24勝無敗の伝説を打ち立てチームを初の日本一に導いた球団のレジェンドが復帰し4本柱を組めば、先発ローテーションのクオリティは一気に王者・ソフトバンクをも凌駕してしまいかねない。 なにより「田中が戻ることでチームに『今年は行ける』という団結心が生まれ、震災から10年という節目の東北が盛り上がる無形の力の方が怖い」(前出首脳陣)と田中の〝キーストーン〟としての役割に警戒心を強めている。 もちろん、ライバル球団の本音は田中のMLBでのプレー続行だが、延々と進まない米FA市場の動きを見る限り、時間が経てば経つほど楽天に有利な状況が醸成されていくようだ。