バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

凹んだ時に掛けた言葉

2012-03-25 07:29:55 | やっぱりミニバス!
平成24年3月25日 日曜日

「凹んだ時に掛けた言葉」


うちの息子もバスケで一喜一憂して歩んでいます。

バスケを辞めたいと言ったこともありました。


15才でトップエンデバーに選ばれて、鳴り物入りで市立船橋のバスケ部にスポーツ推薦で入り…

1年生でベンチ入りしたものの、大したことないと言われて…

だんだん使われなくなり、凹みながらも…復活し、見事に花を咲かせて高校バスケを引退。

関東1部リーグの大学にスポーツ推薦で入り、1年でベンチ入りしながらも…スターティング・5には入れず、

選手起用では監督から干され、ベンチに入ってもプレータイムがノータイムのこともしばしばで…大学2年の昨年には、バスケを止めたいと言いました。

私が息子に言ったのは、

『お前さぁ 本当にバスケ辞めれるの?

辞めてどうしたいの?

出されないからバスケ辞めるの?

お前、なんでバスケやってんの?

バスケが好きだからやってんじゃないの?

だったら、出されないから、干されているからといって、好きなバスケを辞めてしまうの?

バスケが好きなら続けられるんじゃないの?

干されているとか、いないとか、だから辞めたいって…

それが好きなバスケを辞める理由で、その理由で納得できるの?

好きだから続けることができて来たんじゃないの?』

…この4月から大学3年になりますが、本人は相変わらず、一喜一憂しながらバスケを続けています。

今年が勝負年です。

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追伸です…息子が昨年、バスケを辞めたいと言った時に書いた日記です。

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平成23年9月29日 木曜日
 
「辞めたいときは…」


何かを辞めたくなった時は、冷静に考えることだと思います。

今はドン底の時かもしれません。

何をしても報われないし、無視され続けては…

辞めたくなるのは自然の想いです。

ならば、辞めてしまってもいいのかもしれません。

辞めてしまって、次の何かを見つけてもいいのかもしれません。

でも、次の何かってなんでしょうか?

よく言われることは…

辞めることは簡単、投げ出すことは簡単です。

辞めようとしている自分自身、

投げ出そうとしている自分自身…

そんな自分自身と向き合ってみてください。

冷静になって向き合ってみてください。

そんな自分自身と話してみてください。

『お前は、それでいいのか?』…と


辞めたいと思っていることは、あなたが嫌いだと思っていることですか?

それを何故、今まで続けてこれたのでしょうか?

ずっと好きでいられることなどないのでしょう。

自らやりたいと思ってやらなければ…、

いずれ何かのきっかで辞めたいという時が訪れるのでしょう。

それが今なのでしょうか?

その辞めたいという想いは…

一時的なものもあれば、

終わりが見えない、永遠に抜け出ることの出来ないトンネルに入り込んだようなものだと思うものもあるでしょう。

『もういい、もうやってられない!』とは…

先の見えない砂漠を歩き続けているようです。

いつまでも、砂漠をさ迷っていれば…

さ迷うことは辞めたいでしょう。

しかし考えてみてください。

辞めたいのは砂漠をさ迷うことであって、

自分がやり続けてきたことを辞めたいのではないでしょう。

さ迷うことが辛いから、無視されることが辛いから…

やり続けてきたことを辞めたいというのは違うと思うのです。

確かに辞めてしまえば、楽になるでしょうね。

気持が、精神が…楽になるでしょう。

でも、やり続けてきたことを嫌いになったのではないでしょう?

…であるならば、今は、さ迷う辛さを辞めることなく、

さ迷うことを続けるしかないのではありませんか?

その辛さは私には想像できますが…

本当に辛いと思っている、あなたの心を感じることは出来ません。

そんな私が、あなたに言えることは…

さ迷う辛さに負けないでください…ということだけです。


そのドン底の砂漠も果てはあるのです。

やり続けてきたことを投げないで…

今できることをやり続けて欲しいと願います。

『もう嫌だ、辞めてやる!』

そうであれば、その時が来た時に辞めることです。

今がその時なのかどうか…自分自身の心と、しっかり話してみてください。

夢をあきらめないで欲しいと願います。

そして歩き続けてください…

あなたの辛さはしっかりと受けとめています。

この道を行く

2012-03-25 00:01:09 | やっぱりミニバス!
平成24年3月25日 日曜日

「この道を行く」


以下の内容は、致知(チチ)出版社刊行の『小さな人生論』という本から抜粋し、私なりに編集したのものです。


『ひとつの道を究めた、人生の覚者(カクシャ)と言われる人達の心境・境地には共通点があります。


その第一は、「楽観的」ということです。

それは単に「物事をよいほうに考える」とか、「くよくよしない」ということではありません。

誰もが絶望するような状況の中でも、わずかで、かすかな光を探し、その光が見えたなら、

その光を信じて、明るいほうへ進んでいくという精神を言います。


第二は、「感謝の念が強い」ということです。

それは自分にプラスになるから感謝するのではなく、

自分にとってマイナスと思える出来事にも、それを天与の機会と捉えて感謝して受け容れる心です。

そのような心を、生まれながらにして持っている人はいないでしょう。

人生を歩んでいくことで、そのような心に練られるのでしょう。


第三は、「感動する」ということです。

普通、人は四十、五十になり人生体験を経てくると、物事に慣れて、多少のことでは感動しなくなってくると思います。

しかし、人生の覚者と言われる人達は皆、八十になっても九十になっても感動する心を失うことなく、

その姿勢はそのまま、人に感動を与える力になります。


最後の共通点は、「神を信じている」ということです。

ここでいう「神」とは、なんらかの特定の存在ではありません。

それは、この世には人智を超えた大いなるものが存在していて、

そういう大いなるものに対する敬虔(ケイケン)の念、畏敬(イケイ)の念を、

その人生経験から芽生え、実となって持ち続けているということです。』


私達が人生という道を歩む上で大事なもの、

心構えとして大事なものが何であるかを、これらの共通点は教えてくれていると思うのです。