バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

僭越ながら…ジャパンオリジナル

2012-03-23 17:07:49 | やっぱりミニバス!
平成24年3月23日 金曜日
 
「僭越(センエツ)ながら…ジャパンオリジナル」


男子バスケットが追及すべきジャパンオリジナルのスタイルは、

「迅速機敏・柔軟応変の態勢」による

スピード&ノーミスの平面バスケだと思います。

それは以下のようなバスケです。

DFからOFへのトランジッションを五人が一瞬で行い、

パッシングでブレイクを仕掛けます。

そして、ボールを速くフロントコートに持ち込みます。

相手のDFトランジッションが遅れ気味のときはブレイクで一気にシュートまでいきます。

ただしリードしているゲームでは、攻めるゴール下まではブレイクのスピードで持ち込みますが…、

そこからはショットクロックをぎりぎりまで使い攻めます。

いずれにしても、トロトロしたドリブルのボール運びはジャパンオリジナルではありません。

そしてブレイクが阻まれたときや、リードしていているときでも、

ハーフコートエントリーは、セットオフェンスではなく、

フリーランスで川の流れのようにダイナミックに動き、

パス&ランでスペーシング、もしくはスクリーンでスペースを作為し、

一瞬の判断で速い展開からインサイドに仕掛けて、そのまま、シューティングか、

またはキックアウトして、アウトサイドからシューティングで、

シュートで終わるプレーを徹底して追求することです。


シュートが外れてリバウンドルーズになったら、

オフェンスは、ランニング・リバウンドでキープしてセカンドメイク!

この流れがスピード&スペーシィング&ノーミスのフリーランスオフェンスです。


しつい攻勢的なディフェンスからターンオーバーをねらい、

ディフェンス&ブレイク&パッシング&スペーシングからリングに仕掛けるのです。

先程述べたように、リードしていて、

残り数十秒の場合でもショットクロックぎりぎりまで時間を使い攻めます。


この場面でも、ゴール下のボールと人の流れは川の流れのように、

つねにムービィング&スペーシィングで足を絶対に止めないことと、ノーミスです。

これがジャパンオリジナルとして、ミニバスのときから追求すべきスタイルだと思います。

「ディフェンス&スピード&スペース&ノーミス」のスタイルです。

このスタイルでのポストプレーは流れのなかでのプレーになり、

最初からインサイドにポストにステイしません。

五人全員がゴールに向かいプレーをする、

いわば、ファイブメンガードもしくはファイブメンフォワードのスタイルです。

特に男子は、ジャパンオリジナルとして目指すべき平面バスケのスタイルだと思います。

私は、このようなチームを意識してミニバスのコーチとして、練習メニューを考えています。

目指せ!ジャパンオリジナル!

それは、サイズにかかわらず、日本が世界に臨むためのキーワードとして、

「攻勢的DF」を起点とした「迅速機敏・柔軟応変」の平面バスケです。