バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

チームメイト…負けたのは誰のせい?

2012-02-15 05:58:51 | やっぱりミニバス!
平成24年2月15日 水曜日
 
「チームメイト…負けたのは誰のせい?」


勝てば、選手達が頑張ったから!

負けたら、それはコーチの指導が足りなかったから…と言います。

『勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし。』とは、野村克也 元監督の言葉ですが…

負けた原因を明らかにして、次に向かうモチベーションを上げるのもコーチの務めです。

ただ、選手達の中には負けたことを自分のせいだと、強烈に思う者がいます。

同点で、残り5秒で、ターンオーバーして逆転されたような試合では、

その選手は自分のせいだと、悔し涙とともに、強く自分を責めるのです。

その時のチームメイトは……



さて、自分のせいで負けたと思うのは、チーム競技では誰にもあることでしょう。


それが自分だけでなく、周りのチームメイトもそう思ってると考えるのは疑心暗鬼に過ぎるし…

仲間を信じていないから、そう思うのでしょう。

仮に、そんなチームメイトがいるとしたら、

そんなバスケ部は、『ルーキーズ』の二子玉川野球部のようにはなれないと思います。

仮に、そんなチームメイトがいるとしたら、甲子園じゃなくて、

全国大会どころか、普段の公式戦でさえ結果を手にすることは無理だと思います。


自分を責めるのはいいでしょう、

いくらでも責めればいいと思います。

でも、仲間からそう思われている?

確かに、そうかもしれません。


人間だから、あの時のシュートを入れていれば…

あの時のフリースローを一本でも入れていれば…

あの時にターンオーバーしていなければ、

…という気持ちは、互いに持つのは当然のことだと思います。

しかし、それは仲間に対して思うとともに、

自分に対しても思うことでしょう。

仲間に対して、それを責めても、負けた試合をやり直すことなど出来ません。

その思いを仲間と共有して、次に活かすことができる…それがチームであり、

自分も含めた、本当のチームメイトではないでしょうか?

だから、悔やんでもいいけれど、仲間をけなすのではなく…

仲間が一番悔やんでいることを理解して、

自分のために、そして仲間のために前に進むしかないっしょ!

それがチーム一丸のチームだし、

信じて進めるチームメイトだと思います。


いつまでも引きずらない!

ウジウジしない!

仲間のために!

自分のために!

前に進め!