平成24年2月6日 月曜日
「バスケが好きですか?…ミニバスコーチの重さ」
昨日の日曜日は、千葉市ミニバス新人戦が始まり、
初日の予選ブロックリーグ戦がありました。
うちのミニバスクラブの5年と4年の子供達のチームの公式戦のデビュー戦でした。
3チームのリーグ戦で2戦2勝しました。
まだまだ課題はありますが、来週からの決勝トーナメントに勝ち上がりました。
取り合えずベスト8は確定し、トーナメント戦に臨みます。
とにかく、子供達はよく頑張りました。
手前味噌ですが、スゴい子供達だと思います。
たっぷりと感動をもらいました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて今日もミニバスの子供達に関する話です。
だいぶ以前に、「ミニバスの練習に子供達が集まらない。」というコーチから相談を受けました。
この方が曰く、ある子供が「塾があるので練習を休みます。」と言って練習を休みます。
まぁ、これは致し方ない事情でしょうね。
ただ、これが続くとチーム練習ができない面を考えれば、
コーチとしては、どうにか練習に参加してもらいたいと思いますね。
もうひとつは、「ボーイスカウトの集まりがあるので、練習を休みます。ボーイスカウトの方が楽しいから。」というものです。
これに対してコーチは、「ボーイスカウトの集まりと、ミニバスの練習とどっちが大事なんだ!」
「そんなんじゃ、だめだろ!」とその子供を叱ったそうです。
私は次のように答えました。
『それは、その子供の正直な気持ちですよ。
ミニバスの練習が楽しくないから…というかミニバスよりボーイスカウトの方が楽しいから、ボーイスカウトの集まりに行くんでしょ。
それをコーチが叱ることは、間違いだと思いますよ。
バスケが好きなら、いくら苦しい練習でもバスケの方に来ますから、間違いなく。』
『だからバスケの練習に来ないで、ボーイスカウトの方に行くことを、
コーチとして叱るのではなく、
コーチとして反省すべきことだと思いますよ。』
小学校4・5年といっても彼らは立派なバスケージャー達です。
練習内容はお楽しみのファン・ドリルではなく、
「走る!バスケ」を追求した、彼らにとったら苦しい練習だと思います。
私はコーチとして、そんな練習を「やらされている」と思わさないで…
自ら「バスケが上手くなりたい、だから自ら取り組んでやるんだ」
…という彼ら自身のモチベーションを上げることに心を配っているつもりです。
そうすれば彼らは、バスケが上手くなっていく自分に喜びを感じます。
そしてバスケが好きになっていくのです。
これはコーチィング・マジックです。
そこにはコーチとして、子供達に誰も隔たりの無いように接し、
基本的には子供達が大好きでなくてはなりません。
大好きだからこそ、バスケを通じて子供達が成長するお手伝をさせて頂いているという喜びを、
天からのギフトとして感じるべきだと思います。
…と同時に重責であることも認識すべきです。
小学校3年生から6年生までの4年間のあいだ、
土日の週二日といえども…
大げさにいえば、彼らの人生にかかわるのです。
小学校6年生で12歳ですから、彼らの12年の人生の中の4年間、人生の三分の一を共に過ごすのです。
子供達の「心」の成長に及ぼす影響は、親御さんに勝るとも劣らないほどのものがあると思っています。
コーチは、その重みを自覚すべきです。
私は、その重みを自覚しつつ、
今でもコーチと呼んでくれる、この会の卒会生がいる限り…
コーチを続けて行きたいと思っています。
「バスケが好きですか?…ミニバスコーチの重さ」
昨日の日曜日は、千葉市ミニバス新人戦が始まり、
初日の予選ブロックリーグ戦がありました。
うちのミニバスクラブの5年と4年の子供達のチームの公式戦のデビュー戦でした。
3チームのリーグ戦で2戦2勝しました。
まだまだ課題はありますが、来週からの決勝トーナメントに勝ち上がりました。
取り合えずベスト8は確定し、トーナメント戦に臨みます。
とにかく、子供達はよく頑張りました。
手前味噌ですが、スゴい子供達だと思います。
たっぷりと感動をもらいました。
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さて今日もミニバスの子供達に関する話です。
だいぶ以前に、「ミニバスの練習に子供達が集まらない。」というコーチから相談を受けました。
この方が曰く、ある子供が「塾があるので練習を休みます。」と言って練習を休みます。
まぁ、これは致し方ない事情でしょうね。
ただ、これが続くとチーム練習ができない面を考えれば、
コーチとしては、どうにか練習に参加してもらいたいと思いますね。
もうひとつは、「ボーイスカウトの集まりがあるので、練習を休みます。ボーイスカウトの方が楽しいから。」というものです。
これに対してコーチは、「ボーイスカウトの集まりと、ミニバスの練習とどっちが大事なんだ!」
「そんなんじゃ、だめだろ!」とその子供を叱ったそうです。
私は次のように答えました。
『それは、その子供の正直な気持ちですよ。
ミニバスの練習が楽しくないから…というかミニバスよりボーイスカウトの方が楽しいから、ボーイスカウトの集まりに行くんでしょ。
それをコーチが叱ることは、間違いだと思いますよ。
バスケが好きなら、いくら苦しい練習でもバスケの方に来ますから、間違いなく。』
『だからバスケの練習に来ないで、ボーイスカウトの方に行くことを、
コーチとして叱るのではなく、
コーチとして反省すべきことだと思いますよ。』
小学校4・5年といっても彼らは立派なバスケージャー達です。
練習内容はお楽しみのファン・ドリルではなく、
「走る!バスケ」を追求した、彼らにとったら苦しい練習だと思います。
私はコーチとして、そんな練習を「やらされている」と思わさないで…
自ら「バスケが上手くなりたい、だから自ら取り組んでやるんだ」
…という彼ら自身のモチベーションを上げることに心を配っているつもりです。
そうすれば彼らは、バスケが上手くなっていく自分に喜びを感じます。
そしてバスケが好きになっていくのです。
これはコーチィング・マジックです。
そこにはコーチとして、子供達に誰も隔たりの無いように接し、
基本的には子供達が大好きでなくてはなりません。
大好きだからこそ、バスケを通じて子供達が成長するお手伝をさせて頂いているという喜びを、
天からのギフトとして感じるべきだと思います。
…と同時に重責であることも認識すべきです。
小学校3年生から6年生までの4年間のあいだ、
土日の週二日といえども…
大げさにいえば、彼らの人生にかかわるのです。
小学校6年生で12歳ですから、彼らの12年の人生の中の4年間、人生の三分の一を共に過ごすのです。
子供達の「心」の成長に及ぼす影響は、親御さんに勝るとも劣らないほどのものがあると思っています。
コーチは、その重みを自覚すべきです。
私は、その重みを自覚しつつ、
今でもコーチと呼んでくれる、この会の卒会生がいる限り…
コーチを続けて行きたいと思っています。