3連休最終日の7月17日。祇園祭のメインイベントとも言える山鉾巡行の日です。
この日は、あいにくの雨模様になってしまいました。しかも、本降りです。
山鉾巡行を見物するのは、昨年、一昨年に続き3度目ですが、雨が降ったのは初めてです。
巡行当日に雨に見舞われるのは、平成に入ってから初めてのことだったそうです。
今年は有料観覧席も予約していなかったので、屋根のあるところを選んで見物をしました。
巡行そのものは昨年、一昨年と見ていたので、これまで見られなかったところを中心に見ました。
今年は、巡行のスタートとなる「注連縄(しめなわ)切り」を見物しました。
巡行当日の朝、各山鉾町を出てきた山と鉾が四条烏丸に集まり、くじで決められた巡行の順番を確認する「くじ改め」という儀式が行われます。
先頭の長刀鉾は「くじ取らずの一番」と言って、毎年、先頭をゆくことが決まっています。
その長刀鉾に乗っているお稚児さんが、四条麩屋町のところに張られた注連縄を切るのが「注連縄切り」の儀式です。
この「注連縄切り」によって巡行がスタートします。
注連縄切りが行われるのは9時すぎなのですが、8時すぎに四条通に行ってみると、すでに多くの人が集まっていました。
幸い、注連縄に比較的近い場所に陣取れました。四条通の歩道には屋根もついているのでよかったです。
注連縄切りの時間が近付いてくると、鉾の巡行の妨げにならないよう、四条通にある信号機が折りたたまれました。
![折りたたまれる信号機](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/2e/013d76c71319f1d2d8aa2fc8041771b6.jpg)
その後、四条通に注連縄が張られました。
お稚児さんは鉾に乗ったまま注連縄を切るので、高い位置に張られます。
![四条通に張られた注連縄](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/a8/e726299a5718edfdabef709d785a5dab.jpg)
そしていよいよ、長刀鉾がやってきました。
![注連縄の前に来た長刀鉾](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/99/ec973312117e564008d5d80dfce2dbfa.jpg)
鉾の上には、かわいらしいお稚児さんと、お稚児さんを補佐する禿(かむろ)が乗っています。
人間のお稚児さんが乗っているのは、現在ではこの長刀鉾だけです。ほかはすべて稚児人形が乗っています。
今年の長刀鉾のお稚児さんは、有名な八ツ橋屋さんのご子息だそうです。
お稚児さんは、金糸が使われた豪華な装束に身を包み、頭には金冠をかぶっています。
注連縄の前まで来て長刀鉾が止まると、お稚児さんが威儀を正して刀を持ちます。そして、後ろから大人がお稚児さんの手をとり、刀を振り下ろして注連縄を切ります。
![注連縄を切るお稚児さん](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/0c/64514aa40bad7a8d7d80a9b80d33ac26.jpg)
見事に注連縄が切られ、沿道からは大きな拍手と歓声が上がっていました。
注連縄切りを見た後、三条の辺りに出されているお神酒所に行きました。
ここでは、宮川町の舞妓さんや芸妓さんが山と鉾を出迎えるのです。
あいにくの雨だったため、舞妓さんは雨コートを着て和傘をさして山鉾を出迎えていましたが、それもまた風情がありました。
![雨の中、長刀鉾を出迎える舞妓](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/3d/1187c703daea00abe5e61313a1bbf5e2.jpg)
この日は、あいにくの雨模様になってしまいました。しかも、本降りです。
山鉾巡行を見物するのは、昨年、一昨年に続き3度目ですが、雨が降ったのは初めてです。
巡行当日に雨に見舞われるのは、平成に入ってから初めてのことだったそうです。
今年は有料観覧席も予約していなかったので、屋根のあるところを選んで見物をしました。
巡行そのものは昨年、一昨年と見ていたので、これまで見られなかったところを中心に見ました。
今年は、巡行のスタートとなる「注連縄(しめなわ)切り」を見物しました。
巡行当日の朝、各山鉾町を出てきた山と鉾が四条烏丸に集まり、くじで決められた巡行の順番を確認する「くじ改め」という儀式が行われます。
先頭の長刀鉾は「くじ取らずの一番」と言って、毎年、先頭をゆくことが決まっています。
その長刀鉾に乗っているお稚児さんが、四条麩屋町のところに張られた注連縄を切るのが「注連縄切り」の儀式です。
この「注連縄切り」によって巡行がスタートします。
注連縄切りが行われるのは9時すぎなのですが、8時すぎに四条通に行ってみると、すでに多くの人が集まっていました。
幸い、注連縄に比較的近い場所に陣取れました。四条通の歩道には屋根もついているのでよかったです。
注連縄切りの時間が近付いてくると、鉾の巡行の妨げにならないよう、四条通にある信号機が折りたたまれました。
![四条通の信号機](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/f5/5d348e5b64ae5ec509623c1a258281a0.jpg)
![折りたたまれる信号機](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/2e/013d76c71319f1d2d8aa2fc8041771b6.jpg)
その後、四条通に注連縄が張られました。
お稚児さんは鉾に乗ったまま注連縄を切るので、高い位置に張られます。
![四条通に張られた注連縄](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/a8/e726299a5718edfdabef709d785a5dab.jpg)
そしていよいよ、長刀鉾がやってきました。
![注連縄の前に来た長刀鉾](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/99/ec973312117e564008d5d80dfce2dbfa.jpg)
鉾の上には、かわいらしいお稚児さんと、お稚児さんを補佐する禿(かむろ)が乗っています。
人間のお稚児さんが乗っているのは、現在ではこの長刀鉾だけです。ほかはすべて稚児人形が乗っています。
今年の長刀鉾のお稚児さんは、有名な八ツ橋屋さんのご子息だそうです。
お稚児さんは、金糸が使われた豪華な装束に身を包み、頭には金冠をかぶっています。
注連縄の前まで来て長刀鉾が止まると、お稚児さんが威儀を正して刀を持ちます。そして、後ろから大人がお稚児さんの手をとり、刀を振り下ろして注連縄を切ります。
![刀を構えるお稚児さん](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/5b/6598adcc085a5a5a30d80b1eeb1473ce.jpg)
![注連縄を切るお稚児さん](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/0c/64514aa40bad7a8d7d80a9b80d33ac26.jpg)
見事に注連縄が切られ、沿道からは大きな拍手と歓声が上がっていました。
注連縄切りを見た後、三条の辺りに出されているお神酒所に行きました。
ここでは、宮川町の舞妓さんや芸妓さんが山と鉾を出迎えるのです。
あいにくの雨だったため、舞妓さんは雨コートを着て和傘をさして山鉾を出迎えていましたが、それもまた風情がありました。
![雨の中、長刀鉾を出迎える舞妓](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/3d/1187c703daea00abe5e61313a1bbf5e2.jpg)