本朝徒然噺

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勧修寺

2006年04月30日 | ニッポンの旅
宇治から山科方面へ移動し、勧修寺(かじゅうじ)へ行きました。

ちょうど春季特別拝観の期間中で、普段は非公開の書院内部を見学できました。
土佐光起・光成筆の襖絵が圧巻でした。長い年月が経ってもなお鮮明に色が残っている部分もあり、貴重です。

書院内部から見る庭園(冒頭写真)も風情がありました。
写真の下半分のところに茂みのようなものが見えますが、これは何と、一本の木が枝を広げているのです。低い木が、地面をはうように枝を伸ばしています。
この木の上にちらりと頭をのぞかせている灯籠は、「勧修寺灯籠」と呼ばれる、独特の形をしたものです。水戸光圀公から贈られたものなのだそうです。


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