ロシア・プーチン帝国の権力の源泉
「米軍内部のロシアン・イスラエル・マフィア・コネクション」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/115552762.html
「ロシア軍=米軍」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/116326862.html
「ロシア人の好きなバナナはどこから?」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49604220.html
「北朝鮮と日本はどこに向かうのか?」、参照。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49608050.html
ロシアが「ロシア」という国名で呼ばれるようになった歴史は、意外に浅い。15 Cまでは、ルーシと呼ばれていた。ルーシはギリシア語で、ノルマン系の種族の1つを指す言葉であった。ここには、ロシア国家を形成した人間達の中に多くの北欧からの移民がいた事、後にロシアがギリシア正教の本拠地となったように、ギリシア文化の圧倒的影響下にロシアが形成されて来た事が浮き彫りになっている。
ロシアを支配したギリシア正教の宗教エリート達は、エリート専用の「書き言葉」として、ロシア語ではなくギリシア語を用いて来た。
ロシア皇帝を「ツァーリ」と呼ぶのも、キリスト教世界のエリート専用の「書き言葉 」であったラテン語で、ローマ皇帝カエサルを「ツァーリ」と呼ぶ所から来ている。 ロシアは古代ギリシア・古代ローマ帝国を引き継いだという自負のようなものを、そこに見て取る事が出来る。
ロシアが国家として「まとまる」には、12Cを前後して、隣国のリトアニア大公国が、西欧諸国の代理人として、頻繁にロシアに軍事攻撃を加え支配下に置こうとした事がある。このリトアニアからの侵略に抵抗し「一丸となる」所からロシアは建国される。21世紀には小国でしかないリトアニアは、かつては現在のウクライナ、べラルーシ、グルジア地域を含む「大帝国」を築いていた。
ウクライナ、べラルーシ、グルジアは「西欧側に立ち」、ロシアに軍事攻撃を行う拠点であった。
21世紀、ロシアのプーチンがグルジア支配を巡り欧米諸国と紛争を起こした事、また今後、ウクライナ、べラルーシの「領有権」を巡り起こるロシア対欧米諸国の紛争 ・戦争は、こうした歴史の「リフレイン」でしかない。
そして、この紛争は西欧の代表としてドイツ騎士団が残虐な殺戮をロシアに対し繰り返した「十字軍」に象徴的に示されているように、ローマ・カトリックと、ギリシア正教というキリスト教世界内部での「権力闘争」、どちらが中心となり「ユーラシアを統一するか」という主導権争いが原因であった。
21世紀、同じロスチャイルド・イスラエル勢力の傘下にあるロシア・プーチンと西欧、米国が「どちらが中心となりユーラシアを統一するか」と言う権力闘争の場として、グルジア、ウクライナ、べラルーシが「主戦場」となる事も、この歴史のリフレインとなる。
1991年、ソ連共産党が崩壊すると、新しいロシア国家の大統領となったのはボリス・エリツィンという男であった。このエリツィンの側近中の側近として「後継者に指名され、権力者の地位を世襲」したのが、現在の事実上のロシア国家の支配者プーチンであった。
エリツィンの妻は、ソ連の独裁者スターリンの娘であり、エリツィンも、崩壊したソ連の最大権力者の人脈を「世襲」していた。エリツィンの妻の母親、つまり独裁者スターリンの妻はローザ・カガノヴィッチ、ロスチャイルド一族の人間であった。ソ連共産党の最高権力者・独裁者スターリンの権力の源泉は、ロスチャイルド一族の富であり、共産主義ソ連帝国はロスチャイルド帝国であった。ソ連と激しく争った米国( ロックフェラー)の活動資金も、もちろんロスチャイルドから出資されていた。
エリツィンも、その後継者でソ連の秘密警察・KGBのトップであったプーチンも、 この共産主義ソ連のスターリンの人脈と、ロスチャイルドの資金を継承する「世襲」 である。