風雅庵の日々

園芸、屋上、近所の散策を中心に記録します

風雅の意味

風雅とは、自然の中に趣や味わいを感じること・さま。
風雅を目指し、自宅を風雅庵、ダイニングを風雅亭と呼ぶことにしました。

白隠さんの松陰寺

2013-05-01 13:19:20 | 旅行
白隠禅師は衰退していた臨済宗を復興させた江戸中期の禅僧、
「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠」と謳われてます。
世界遺産に内定した富士山方面は天気が悪く、こちらに来ました


白隠禅師のお墓がありました。3つ並んだお墓の左、控えめです


近くには産湯の井戸もあります。このあたりで生まれて死んだんですね。
それにしても、観光客の姿が見えません。

鎌倉の円覚寺などで座禅すると必ず白隠さんのお経を唱和します。
現代の臨済宗は白隠さんの思想そのもので、もっと聖地化されてもいいのになぁ

白隠禅師坐禅和讃
『衆生本来仏なり、…、当処即ち蓮華国 此の身即ち仏なり』


座禅堂の奥に白隠さんの像が祀られてました

白隠さんは「延命十句観音経」の唱和をを推奨し普及させたそうです
『観世音、南無仏、…』

このお経、最近、円覚寺の管長さんが日本語に訳して唱えられるようにしました。
白隠さんと同じように、500年に1人の英傑とか言われるかもね
延命十句観音和讃
『大慈大悲の 観世音、…』


座禅堂は開放されており、自由に座禅することができました


立派な松、海岸はすぐ近くです


海岸の松は全て傾いて生えてます。
湘南と異なり、巨大堤防が海を遮ってます。津波は怖いけど海が見えないのはもっと怖いかも


ハマヒルガオが咲いてました


久し振りに行った沼津港の食堂、ボリュームは健在、食いすぎた~