猫を捨てる奴は捨てられろ

猫とプログレとオーディオとベスパのブログです。

A Scarcity Of Miracles 到着!

2011年06月01日 12時30分00秒 | 音楽
お昼前に、Burning Shed から Jakszyk, Fripp & Collins の「A Scarcity Of Miracles」が届きました。
会社が休みでよかった!



いつものヘタウマ絵。



裏ジャケはかっこいいです。




クリムゾンのRemix/Remasterシリーズと同じ体裁です。




ブックレットのアー写。やる気満々な感じがして嬉しいです。




外箱の背中。

上から、
背面
天面
底面

Levin and Harrison が普通に大きく書かれているのには少し驚きましたが、
"A King Crimson ProjeKct" と銘打つ人ですからこのくらいは当然なのでしょう。



さて肝心の音ですが、
コリンズと故イアン・ウォレスのバンド Fission Tripp のアルバムから、アグレッシブな要素を抜いたような感じです。
作品の完成度は非常に高く、フリップが日記であれほど自画自賛したのも納得できます。
皆さん良い仕事をしていて特にコリンズは現役度の高い素晴らしい演奏です。

でも、これを "A King Crimson ProjeKct" と銘打ってはダメだろうと思います。
ヘビーな曲が1曲もなく、ひたすら地味で、一言で言うと大人のソフトロックです。
せっかくレビンがいるのにトレイ・ガン並の影の薄さで、レビンじゃなくていいじゃんと思いました。
レビンにスタジオミュージシャン的な仕事をさせている点でも、これは断じてクリムゾンではないと思いました。
まあ、どうしても無理にクリムゾンと結び付けるなら、クリムゾンのバラードっぽい曲集と無理に言えないこともありませんが。


寂しくなって今、昼飯を食いながら、クリムゾンの2000年の Shepherds Bush Empire のライブDVDを観ています。
フリップも弾きまくっていてめちゃめちゃ格好良いライブです。

今回のこのアルバムでフリップはロックミュージシャンとしてのキャリアは打ち止めでしょうから、
このメンバーにフリップの替わりにブリューが入ってマステロットも合流して、クリムゾンをやれば素晴らしいのにと思います。
フリップには作曲面で協力してもらえばよいのではないかと思います。
コメント
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