猫を捨てる奴は捨てられろ

猫とプログレとオーディオとベスパのブログです。

サンレコ5月号-相対性理論

2010年04月18日 01時00分00秒 | 音楽
いつもはほとんど立ち読みで済ますのですが、
シンクロニシティーンの曲を4人のコンポーザーが再構築したCDが付いているので購入しました。

サンレコ10年5月号

サンレコ10年5月号


まあ、雑誌の付録に命を削るコンポーザーはいる訳はないので、内容はつまらないものでした。
ただ他誌(ドラムマガジン等)では、時々ミュージシャン魂を感じさせる素晴らしい内容の付録CDが付いていることを考えると、サンレコって寂しいなと思いました。
今回のような企画はサンレコでしかできない企画だと思いますが、根本的に楽器弾きのための雑誌ではないので、
コンポーザーもミュージシャンではなくエンジニアのスタンスになってしまうのでしょう。


記事についても雑誌の性格上、録音にまつわるテクニカルな内容がほとんどで、しかも使ってる機材も高いものばかりなのであまり面白いものではありませんでした。
ただ、シンクロニシティーンを録音したエンジニアの方のインタビューで、“ボーカルが大き過ぎかなと思ったけどメンバーの意見を尊重してそのままにした”という部分は面白かったです。
確かにこのアルバムはボーカルに対して演奏が若干引っ込み気味です。
バンドの音を聴こうとすると少しフラストレーションです。
でも、ボーカルを引っ込めてバンドサウンドにしてしまうと萌え声の威力が弱くなるような気もして、
相対性理論の最大の武器は萌え声であることを考えるとこのミックスで正解なんだろうなと、この記事を読んでなんとなく納得しました。
絶妙なアレンジと前より上手くなっている演奏が引っ込んでいるのは勿体ないですけどね。


この付録CDの盤面(もちろんオモテ面)の絵と文字はやくしまるえつこさんによるものなので、
内容はともあれ、やくしまるフェチにはマストだと思います。

サンレコ10年5月号

冒頭でいろいろ文句を書きましたが、私にももちろんマストです。
コメント
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