安物ギターの話をして盛り上がったので、今回はかなりお金のかかっている機材の話をしようと思う。
もうかれこれ10年以上ラックシステムを組んでいる。プログレは音色やダイナミックスのコントロールが非常に重要なので、MIDIによるサウンドコントロールは強力な武器である。実際演奏時には集中力をギターを弾く手に6割、サウンドをコントロールする足に4割使っているくらいだ。今やMIDIコントローラがなければ何 . . . 本文を読む
Emerson, Lake & Palmer歴はYes歴と同じくらい長い。
まあまあ好きなバンドで、新旧それなりに聴き続けて来て
いる。聴いていないアルバムは「Love Beach」だけだ。
ロック(プログレ)界でキーボード・トリオを認知させた
と言う点では非常に評価できる。各メンバーともELP以前に
既にロックシーンで活躍していただけに、1stアルバムから
完成度は高く、「Brain Sala . . . 本文を読む
ハリー Les Paulモデル
記念すべき1本目のエレキギター。中学3年生くらいの時
クラスメイトからたしか3000円で譲ってもらったもの。
ハリーはよく少年雑誌の通信販売(二光など)で扱われて
いた超安物楽器のブランド。トムソンと並んで有名だった。
ミニアンプ、ストラップ、シールド、ピック、弦のセットで、
「届いたその日からすぐ弾ける」みたいな広告コピーで
売られていた物だと思う。
スペック . . . 本文を読む
PFMと並んで今一番好きなプログレバンドGenesisから「一家に一枚」を選ぶのは難しい。「Nursery Cryme」~「The Lamb Lies Down On Broadway」はどれも候補になり得る。私がPeter Gabrielだったら「Foxtrot」だろうし、世間の批評を見ると「~Broadway」を推す人も意外に多い。実に迷うところだ。
私自身バンドをやっているということで、バ . . . 本文を読む
ニューヨークフィルとの共演によるライブを収めたこの
アルバムは選曲、演奏、オーケストレーションの全てに
おいて彼らの最高傑作と言って良い。初の大作「Scheherazade
And Other Stories」を発表しバンドとして最も充実していた
時期であったこと、そして最大の武器であるオーケストラ
との共演はクラシカルな楽曲の魅力を120%引き出した。
各アルバムからのバランスの良い選曲、スタ . . . 本文を読む
ギタリストの私にとって、神様的存在であるAce Frehleyを
コピーするのは最も重要なライフワークの一つだ。
最近同志が見つかりKissのコピーバンドを結成した。そして
5月5日にミニライブを行った。写真はAceに扮した私である。
ちなみに使用しているギターは以前紹介したFernandesの
Mockingbirdである。本当はLes Paulを使用したいところだが、
手があまり大きくない私は . . . 本文を読む
PFMのオリジナルメンバーでViolin,Fluteを担当していたMauro Paganiのソロ第1作目、邦題は「地中海の伝説」。文字通り地中海音楽(ロック?)の傑作で、行ったことはないので適当なことを言うが、なにか地中海の風景が浮かんで来るようだ。Mauro Paganiの仕事も当然素晴らしいが、PFMやAreaからのゲストミュージシャンと、随所に出てくる民族楽器が実に効果的に使われていて作品 . . . 本文を読む
このアルバムを聴くと、ギターを持たずにはいられない。
そして全曲一緒に演奏してしまう麻薬のようなアルバムだ。
私のギタープレイの基礎、特にリードプレイはKissの
Ace Frehleyのコピーで養われたが、リフバッキングの
基礎はこのアルバムのコピーで養われたといえる。
フロントのAngus YoungとBrian Johnsonがどうしても
目立ちがちだが、あの印象的なリフを支えるMalcol . . . 本文を読む