みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

リアルに漫画的展開・2

2008年08月24日 18時56分37秒 | 性同一性障害 (GID)
例の事務所に行く日が近づいています。あの事務所には、かつての私を知っている人がいます。その人にまた会ってしまうかも知れません。その人に再会したのは、つい先日のことです。今の私が「かつての私」と同一人物であると気づいたでしょうか。

かつての私とは、女性としての生活を始める前の私。男性として生活していた頃の私。女性でありたいと思いつつも、男性として生きるほかに道を知らなかった私。

その男性として生活していた頃に、くだんの人に会ったことがあるのです。今の私が当時の私と同一人物であると気づかれていなければいいのですが。

不意を突かれました。

その場は明るく振る舞って何とかやり過ごしたものの、内心ドキドキしていました。過去の私を知る人がこの日本で大勢暮らしていることをすっかり忘れて毎日を送っていました。油断していました。

私は今、元の性別を伏せたまま女性として生活しています。普通に女性として生きていきたいのです。性別を移行した人として特別な目で見られたくはないのです。

万一、今の私が当時の私と同一人物であると気づかれて、変なうわさを流されたらどうしましょう。他の人のいる前で元の性別の話を持ち出されたらどうしましょう。

落ち着いて対処できるように、対策を考えておかないといけません。

周囲に誰もいない状況で話を切り出されたときは、どう対応するか。しらを切り通すのか、正直に打ち明けるのか。正直に話せば長くなります。どうかいつまんで話すか。悪いことに、正直に話したとしても、理解が得られるとは限りません。偏見との戦いを覚悟しておく必要があります。

他の人のいる前で話を切り出されたときは、どう対処するか。どんな風に話を切り出されるのか。切り出され方はいろいろ考えられます。
「以前お会いしましたっけ?」
「あのときの○○さん?」
「○○さんのお姉さん (妹さん) ですか?」
このときも、しらを切り通すのか、正直に打ち明けるのか。周囲の人が騒ぐのは確実です。その騒ぎにどう対処するか。

あるいは、先手を打つか。例の人とふたりだけで話をして、あらかじめ釘 (くぎ) を刺しておく方法もあります。

さて、どうするか。いろいろシミュレーションしておく必要がありそうです。