みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

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破 (2010年を振り返って)

2010年12月31日 23時22分46秒 | 日常のあれこれ
年越しうどんです。

私は年越しにそばではなくて、うどんを食べます。

昔はそばが大好きで、体調が悪いときはツルツルと食べられるそばを頼っていました。ところが7~8年前頃から、そばを食べると気分が悪くなるようになりました。そばアレルギーかも知れません。

そんなわけで年越しうどん。我が家の定番マーボうどんに豆腐を入れ、「雪見マーボうどん」に仕立てました。

柄にもなくこの1年を振り返ってみましょうか。

2010年は美術展通いから明けた年でした。しばらく美術展から遠ざかっていましたが、「琳派・若冲・数寄の心」展を見て刺激を受け、すき間の時間を見つけては、短時間で回れる程度の小さな美術展に通いました

夏には偶然道端でミントを見つけ、茎を切ってきて栽培してみました。水に挿した茎が根を出したとか、挿し木したミントが定着せずに枯れてしまったとか、ハダニが大量に発生したとか、一喜一憂しながらの栽培でした。その後、ミントたちは冬の寒風にさらされて葉が枯れましたが、まだ元気です (……と思います。初めての冬越しなので、イマイチ自信なし)。健気 (けなげ) なミントの姿に心が和み、もやもやも消えます。

一方、調子に乗って手を出したローズマリーは、挿し木に失敗してしまいました。

一番大きな出来事は、資産運用の方針を転換したことです。リーマンショック後に買い込んだインデックスファンド等をすべて売却し、ファイナンシャルプランナー (FP) のコンサルティングを受けることに決めました。一歩を踏み出さなければいけないと理性では分かっていながら、順調に運用できるか不安もあり、実際にFPに相談を持ちかけるには勇気がいりました。今はポートフォリオ構築の真っ最中。本業とバイトに加え、投資する物件の選定と、忙しい日々を送っています。

京都の清水寺では、毎年「今年の漢字」なるものが発表されています。私はあのイベントを好きになれないのですが、2010年の私は漢字1字で表せそうです。



古いものを打ち破って次のステップに踏み出す年でした。

2010年は、資産運用のほかに、もうひとつ大きな決断をしました。

人間関係の決断です。

おととしの秋頃から持て余していた人間関係に区切りをつけました。相手を受け止めてあげない自分は心が狭いかと自問自答を繰り返した末の結論でした。今でもときどき自分が狭量だったかと自問することがあります。そのたびに、メールや電話が嫌だと感じる関係なら清算して正解だと結論づけています。相手に合わせすぎると自分が潰れてしまいます。

人間関係の構築は本当に難しいです。自分が望む距離と相手が望む距離は違います。そこを上手に調整しなければなりませんが、私はまだそのスキルが身についていません。今回の件で人付き合いに自信を持てなくなり、新しい人間関係を作ることには消極的になっています。

この件は今も私の心に暗い影を落としていますが、過去は過去。過ぎたことは抱え込まず、過去に置いていきましょう。

ほら、2011年が来るよ。

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