ふにゃふにゃ新芽

今日も、朝早くミントに水をやりました。

アップルミントの新芽が長く伸びて、まっすぐ立ち上がっていました。まだ茎が細く、ひょろりと頼りないのですが、元気に成長してくれるのは何とも嬉しいものです。

植物は光を求めます。茎は光に向かって伸びます。特定の方向からしか光が当たらないと、茎がその方向だけに伸びてしまい、形が片寄ってしまいます。光の当たる方向をときどき変えてやらなければなりません。少し鉢の向きを変えて、またいつものように窓際に置いておきました。

お昼にミントの様子を確認してみると……

まっすぐに立ち上がっていたはずの新芽が、見事に窓の方向に曲がっていました。

朝、水をやってから、まだ4時間しか経っていません。わずか4時間の間に、ひと目で分かるほど茎が曲がるとは。ミントがぐんぐん成長している証拠と、前向きに考えましょう。

今度は逆方向から光を当てようか。

鉢を180度回して、引き続き窓際に置いておきました。

午後はしっかり晴れました。夕方、お昼寝から目覚めると、首筋も背中も手足も汗ばんでいました。

こんなに暑いなら、また水をやらなきゃ。

暑い夏は、朝に水をやるだけでは足りず、夕方にも水をやる必要があるそうです。ミントは乾いた環境が苦手らしいので、なおさらでしょう。

ミントの鉢を手に取ると……

茎が曲がっていました。

お昼に向きを180度変えたミントの茎が、また曲がっていました。



ふにゃふにゃ新芽。



ここと、ここと、ここと、ここ。

4本の茎が、これまたわずか4時間の間に、見事に曲がっていました。



お昼の曲がり具合は赤線のような感じ。そこで向きを180度変えたおかげで、夕方にはS字に。

たった1日でS字に曲がるとは、植物、おそるべし。

---

ミント栽培関連の記事の目次はこちら。