Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 11/5夕 月と金星が接近(南西の空)

6/21(夏至)は部分日食

2020-06-14 15:18:23 | 天文現象

今年の夏至は来週の日曜日です。その夏至の日の夕方に日本全国で部分日食が見られます。
詳細は下記サイトが参考になります。

日本全国で部分日食(2020年6月)

なるべく南西方面に行った方が大きく欠けて見え、太陽の高度的にも好条件で見られるということで、
八重山諸島が国内最高の観測地になりそうです(海を隔てた台湾の一部では金環日食となります)。
ステラナビゲータで確認したところでは、個人的に今年の春に訪れた波照間島「日本最南端之碑」付近
与那国島「日本国最西端之地」の碑付近では最大食分0.94とかなり深い部分食が観測できます。


(AstroArts社ステラナビゲータによるシミュレーション @波照間島高那崎)

時間と懐具合に余裕があったら泊りがけで行きたいところですが、諸事情により断念せざるを得ないので、
石垣島天文台からのライブ配信に期待してます。

[特設ページ]部分日食(2020年6月21日)

ただ、週間天気予報では今のところ沖縄県の当日は曇りまたは雨の予想。梅雨明けしてるんですけどねぇ。
東京西部も梅雨の真っ只中なんで天気は期待できそうになく、観望も撮影も厳しいかな?


今日の太陽(2020/06/09)

2020-06-09 18:46:20 | 太陽

4日ぶりに撮影した太陽面です。


EOS Kiss Digital X+EF400mm F5.6L USM+ND100000太陽撮影用フィルター

5日には左下にあった黒点が太陽の自転により左右方向でほぼ中央に来ました。
ちなみに太陽の自転周期は1か月近いので、1時間程度の間を置いて観測しても黒点の移動は確認困難です。


木星&土星(2020/06/09)

2020-06-09 07:00:46 | 惑星

今日未明に今月最初の惑星撮影を行いました。
1時台と2時台に木星を撮影。


【木星 2020.6.9 1時台後半】


【木星 2020.6.9 2時台後半】
 ※共通撮影データ
 タカハシμ-180望遠鏡+2.5倍バローレンズ+ADC+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),合成F値=30,
 タカハシEM-200Temma2M赤道儀,約1分40秒間のキャプチャー動画から約2100コマをAS!2にてスタック,
 Registax6でwavelet処理

ちょうど大赤斑が見える時間帯でした。1時台には端の方に見えていた大赤斑が約1時間後には中央付近まで移動。
木星の自転周期は地球より短くて9時間55分ほどなので、15分程度の間を置けば模様の移動がはっきり分かります。

で、3時台には土星を撮影。


【土星 2020.6.9 3時台後半】
 機材は上と同じ,3分間のキャプチャー動画から約2700コマをAS!2にてスタック, Registax6でwavelet処理

この夜は気流が安定していたのか像の揺らぎが少なく、木星も土星もシーズンベストのイメージが得られました。
前回同様、こちらのサイトで高層の風速マップを見ると、こんな感じでした。

ジェット気流の吹いているエリアが少し北に蛇行するとともに南側で千切れたような状態になっていて、
関東上空では風速が若干遅くなっていたようです。明日はさらに風が弱まる見込みで、好条件が続きそうです。


ストロベリームーン(2020/06/06)

2020-06-06 04:48:53 | 

フライング気味にストロベリームーンを撮影。


 EOS60Da+EF400mm F5.6L USM,F8,ISO400,露出1/500秒×8コマコンポジット,トリミング  

雲越しのせいか軟調な仕上がりになってしまいました。半影月食開始まであと1.5時間。

[追記]
夜明けまで粘りましたが、途中で雲隠れ・・・

富士山と並ぶシーンは見えなかった上に、半影ではなく雲に食われた姿しか撮れませんでした。