金曜日の晩、埼玉-山梨-長野の県境あたりで晴れ間が期待できそうだったんで、いそいそと☆撮りに出撃。
思ったより雲が多かったものの、月が沈んでからは晴天域が広がってくれました。
で、まずはいて座の濃密な天の川の一角に並ぶこの星雲群を撮影。
【三裂星雲M20&猫の手星雲~干潟星雲M8】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,ASTRO LPR Type2フィルター使用,
総露出時間15分(3分×5コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,若干トリミングあり,山梨県北東部某所にて
右上で青と赤の星雲が寄り添って写っているのが三裂星雲M20、その下の明るくて大きな星雲が干潟星雲M8、
干潟星雲から東(左)に広がった淡い星雲の先にある丸い星雲が並んだところが猫の手星雲です。
途中から薄雲に阻まれ、まともな画像は5ショットしか撮れず、コマ数不足でクオリティがイマイチです。
ちなみに、写野のシミュレーションはこんな感じ。
AstroArts社ステラナビゲータによるシミュレーション
M20とM8は明るいので、小型双眼鏡でも確認可能です。でも、色までは感じ取れないのが残念です。
今回も3密回避を考え、夜間は人が来そうにない場所を選択。久々に濃い天の川を拝んで癒されました。