先週末の遠征で狙った冬の撮り忘れ天体の第二弾はコレです。
【LDN1622~バーナードループ(Sh2-276)~M78星雲】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,ASTRO LPR Type2フィルター使用,
総露出時間64分(4分×16コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,若干トリミング、山梨県北杜市にて
オリオン座の東側で大きな弧を描くように広がった通称「バーナードループ」の一角を狙ったものです。
バーナードループは大昔にオリオン大星雲付近で起こった超新星爆発によって形成された星雲とされており、
発見者であるE.E.バーナードの名前を冠した呼称になってます。上の画像では左下から右上に向かって大きく
うねって広がる赤い星雲がそれですが、巨大な星雲なので写ってるのはほんの一部だけです。
画像右下寄りに写っている青っぽい雲のようなのがM78星雲で、ウルトラマンの故郷に設定されているせいか、
名前だけはよく知られてます。でも、オリオン座に実在する天体であることは意外と知られてないかも?
一方、バーナードループを挟んでM78の反対側で左上寄りに写っている黒い塊がLDN1622という暗黒星雲です。
フルサイズ機ならLDN1622とM78を画角内に収められると目論んだのですが、なんか窮屈な構図になってしまい、
失敗作って感じです。南北で2フレームに分けて撮ってパノラマ合成しないとダメだったようです。
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