先月の中旬、新潟県南部まで☆撮り遠征した際に、こんな銀河を撮ってました。
【バーナードの銀河 NGC6822】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,Star Scapeフィルター,
総露出時間60分(5分×12コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり,新潟県十日町市某所にて
我々のいる銀河系やアンドロメダ銀河などを含む局部銀河群に属する不規則銀河で、いて座北東部にあります。
いて座には天の川の濃い部分があって、銀河系の星間物質に遮られて遠方の銀河はほとんど見えないんですが、
この銀河は比較的近い所にあるため、実体は小さいながらも観測可能となっているようです。
名称は発見者である米国の天文学者に由来します。光度は9等台なので、特に明るいと言うほどではありません。
矮小銀河で恒星数は1000万個程度と少ないながら星形成は活発なことが分かっていて、
天文学的に興味深い天体らしいです。
個人的には初めて狙いましたが、500mm程度の焦点距離では細部が捉えられなかったこともあり、
視直径が満月の半分ほどもある大きめの銀河の割に写りはイマイチでした。
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