今朝もしっかり見えました↓
10日連続というのも射程に入ってきたような・・・
土曜日の晩も星撮り三昧でした。
この日は前夜の天城高原から南下した稲取まで足を延ばすことに。
目的は星空雲台ポラリエのポータブル赤道儀としての本格稼動です。
空の透明度は良好でしたが、時折流れてくる雲に悩まされました。
まずは魚眼レンズを使って、こんなのを撮影↓
【天の川アーチ】
キヤノンEOS Kiss Digital X + 10-17mm魚眼ズームレンズ(@10mm)
絞りF3.5 ISO1600 露出4分
撮影途中でクルマが近くを通ったため、そのヘッドライトで木々や山肌が照らされ、
ちょっと面白い写真になりました。
魚眼レンズなら追尾精度がほとんど問われないので、赤道儀の極軸合せも
大雑把に北に向けるだけの比較的ラフなやり方で十分なようです。
続いて北西の空に傾き始めたはくちょう座の一角を狙ってみました↓
【はくちょう座の散光星雲群】
キヤノンEOS Kiss Digital X + 28-75mmズームレンズ(@51mm)
絞りF4 ISO1600 総露出時間24分(2分×12コマ加算合成)
※画像にマウスカーソルを合わせると主な天体の名称が表示されます。
ここから少し長い焦点距離のレンズを使うことにしたので、
ポラリエの北極星覗き穴を使って極軸合せをしてから撮影に臨んでます。
ただ、合せ方がいい加減だったのか、生画像を見ると星像が若干流れてました。
まぁ、ブログにアップした解像度の画像では目立たないレベルの追尾誤差ですが・・・
ちなみに、狙ったエリアはfornax8が夏の夜空では最も好きな天域だったりします。
続いて東天に昇ってきたこんな対象を撮影↓
【カリフォルニア星雲とすばる】
キヤノンEOS Kiss Digital X + 28-75mmズームレンズ(@59mm)
絞りF4 ISO1600 総露出時間24分(3分×8コマ加算合成)
これも星像が延びて写ってましたが、アップした画像では分らないと思います。
先月末の試運転時の方が星がまん丸な像として写ってましたので、
極軸合せの再現性をもう少し高めないといけないと感じました。
オプションの極軸望遠鏡を揃えれば解決するとは思いますが、
お手軽感が損なわれるので、このままもう少し使って様子見かなぁ。