(これまでの経緯)
マイナポータルで確定申告を始めたのが、29日前だった。
しかし、手続踏んで、返事を待って、蓋を開いたら、市役所に出向いて市民税・都民税を申告する予想外の結果に。
(市役所での申告)
初めて。市のHPには医療費の明細書用紙があるだけで、申告書類はなかった。
国税庁のHPにはエクセルで記入すれば結果が出る便利なコーナーが用意されているが、そのようなものはない。
市役所の専用会場で、受付の人に「申告用紙はどこか」と尋ねると、「職員が記入します」と番号札を渡された。
5人待ちだった。3/15期限の最終週なので、今日以外は「混雑」マークだが、今日は空いていた。
税担当職員4名体制で、市民が持参した書類を逐次パソコンに記入していく方式のようだ。
源泉徴収票、生命保険、地震保険、医療費明細書、ふるさと納税の各種書類を一式揃え、順番を待つ。
医療費明細書(病院・薬局ごとの合計金額を記入した書類)を持参しない人が多く、あちこちで職員の声が響いてる。
週明けなのに、4人の担当者は男女2名ずつで、顔に疲労感が出ていた。
どの人に当たるのかな。声が大きい女性は会話が筒抜けだなとか観察してたら、男性から番号を呼ばれた。
書類を一式渡して、本人確認書類(免許証)を見せる。
パソコンに向かって、コツコツと数字を入力し始めた。
私はすることがないので、ただただ目の前で待っている。自分でしなくてよいのは良いことなのか。
やがて書類を印刷して、「ここに電話番号と個人番号(マイナンバー)を記入してください。」と言う。
(書類を確認してと言わなかったのはヘンだなあ。)
「この数字を一つひとつ確認していけば良いのですね。えーと介護保険料、生命保険料、地震保険料、医療費、あれ、ふるさと納税が違ってますよ。」
ふるさと納税が6600円と書いてあり、提出した書類より大幅に少ない。これって、一番やっちゃいけないヤツだ。
「あれ、どうしたんだろう。」とか言いながら修正する。疲労感あるね。
保険料控除はその金額の10%が税控除されるが、ふるさと納税は「税額控除」なので、100%税控除され、住民税への影響は大きい。
3万円間違えたら、税金が3万円増えるという、年金生活者には死活問題なのだった。
修正した書類を確認し、電話番号と個人番号を記入して終わりだという。税額がいくらになったかも不明だ。
税務署のような申告書の控えがないから、問合せにどう対応するんだろう。
「結果は、6月頃、通知されます。」という。
疑義があれば、その後の対応と言うことなのだろう。
(残った作業)
郵送されて来た生命保険料と地震保険料の証明書類は返却されなかった。
「実は、今年はマイナポータルで確定申告をしようと、各種書類をマイナポータルに電子送付し、その際、今後も郵送から電子送付に切り替えたのです。
市民税はマイナポータルとの連携や申告はどうなっていますか?」と聞いてみた。
「マイナポータルとの連携や電子申告はないです。申しわげありません。」
国がマイナンバーカードを活用して、マイナポータルに必要書類を集めてスマホで簡単に確定申告できる仕組みができたが、住民税はまだ先のことらしい。デジタル庁の考えを聞きたいね。
電子送付に切り替えた各種控除書類を、全て、郵送方式に戻す作業だけが残った。
いゃ〜、これ酷いですね。
徒労感だけが伝わってきます。
お疲れさまです。😮💨
マイナポータルの実態と限界が見えて面白かったですよ。
読んで頂きありがとうございました♪