翡翠日記

今日、川の翡翠に新しい雛が出てきており、２羽となりました。
あと１，２羽は出てくるのでしょう。
一番目の雛はもうすっかり慣れてきているようで、水浴びも盛んに
やっています。川に飛び込んで木の葉を捕ってくる魚を捕る練習も
やっています。
このような行動は親から教わるのでしょうか、それとも習性で身に付いた
ものでしょうか。
新しく出てきた雛はまだまだあどけなく葉陰にじっと。しています

２時間おきぐらいに親が餌を運んできます。その間は親はどこかに行っており
雛達はほったらかしです。天敵に狙われたらどうするのでしょうか。
他の鳥たちは親が近くでいつも監視してますが、翡翠の親は近くにいません。



雛が二羽列びました。右がお兄ちゃんで、左が弟です。





お兄ちゃんの方に餌を運んできました。




今度は弟の番です。お兄ちゃんも近くに飛んできます。




お兄ちゃんは活発です。水浴びも全く親と同じです。しかし、少し飛び込みの
スピードは遅いようです。




餌捕りの練習で、木の葉をくわえて上がってきました。これを枝にたたきつけて
魚を絞める練習もやっています。
一週間ぐらいで親離れです。そのうちに上手に魚を捕られるようになっておかねば
なりません。翡翠の世界は厳しいのです。

今日の一枚

鳥さん達は雛が生まれて、子育ての最中です。
昨日は翡翠の雛の初出をアップしましたが、その他の鳥達も今が一番
忙しい季節でしょうか。


セキレイの雛は親の後を追って、餌をねだっていました。










カルガモの雛はすっかり大きくなりました。生まれた時に比べると数は
半分ほどに減りましたが、これぐらい大きくなるともう大丈夫でしょうか。
でも母親は子供達の動きをじっと見守っています。
ここは蛇が泳ぎ回っているところですので。




カルガモの雛の勢揃いです。

今日の一枚

川の翡翠に待ちに待った待望の雛がやっと出てきました。
他の居場所では各所で雛が出たと情報が入ってきていたのですが、
ここの川ではなかなか出てきませんで、心配していたのですが、やっと
顔を見せてくれました。まだ１羽だけのようで、残り２羽（多分）は
一両日中に出てくるのでしょう。


父翡翠が水浴びに来たところに突然雛が出てきました。
「お父ちゃんおなか空いたよ！」




「まだまだ、先ほど食べたばかりだろう！」
叱られちゃった。




夕方、また雛が出てきました。
「まだ、夕ご飯ではないの？」
父翡翠と列んでツーショットです。




その後、「ここは人間が沢山見てるから、危険だよ」と言われて、母翡翠に
連れられて遠くの安全な場所に移動してしまいました。

明日から当分雨の予報で、残りの雛になかなか逢うことができそうにありません。


今日のホバも一つ。

今日の一枚

ササユリを撮りに大神神社へ。
今年も可憐な花達が迎えてくれました。
久しぶりの花の撮影でした。








大神神社の風景写真も。







午後から奈良国立博物館の「国宝　法隆寺金堂展」に。
火災で焼失した金堂の壁画の模写が１２面全て展示されています。往時の華麗な
壁画が偲ばれます。かなり以前になりますが、法隆寺に行った時に見た壁画は
焼け残って真っ黒になった壁画しか見られなかったのですが。
飛鳥時代の仏像、国宝　四天王像のうち、広目天と多聞天が展示されていました。
増長天と持国天は７月１日からの展示とのことで、四天王がそろって見られず残念！

今日の一枚

ヤマセミの雛が出そうだということで、様子を見に久しぶりに大川へ。
しかしまだ餌を持って巣に帰っているようで、今日は雛の出はなさそうです。
いつもの時間より少し遅れてペア２羽が川の方に帰ってきました。
雄はすぐに飛び去りましたが、雌は飛び込んで魚を捕り、水浴びをした後に
上流に飛んでいきました。

大きな魚を捕って食べました。
早朝のためまだまだ暗く、写真撮影にはしんどい時間です。




食事の後、水浴びです。




いつものところにハグレメスが出ていました。ずっと見かけなかったのですが、
最近戻ってきているようです。
しかし、水量が多く、しばらく水面を眺めていましたが、なかなか魚が捕れず
下流に飛んで行きました。




翡翠の方もなかなか雛を出してきません。巣に運ぶ餌の回数も減っているようですが。
ホバも最近は少なくなってきました。あまり真剣に魚を捕らなくてよいようになってきたせいでしょうか。

今日の一枚

最近、川の翡翠ちゃんも餌の持ち帰りが少なくなってきました。
もうすぐヒナが出てくるのではないかと期待してるのですがなかなか
出てきません。回数は少ないが相変わらず大きな魚を巣に運んでいます。

カワチャンの出を待っていると、アオサギがトカゲを捕まえました。
魚ばかりでなく、こんなものも食べるのです。
トカゲの尻尾切りをされて逃げられないように、上手に胴をくわえています。
政治家の不正を扱う検察もこのように上手にやって欲しいものです。




またトカゲを捕まえました。
味をしめて、草むらばかり狙っています。




翡翠の写真も一枚