四季おりおり

季節の移ろいの写真を気の向くままに載せています。

冬の北海道

2009-03-03 23:01:14 | 風景
冬の北海道の3日目、早朝屈斜路湖で白鳥を撮影した後、鶴居村に向かいました。
タンチョウの撮影は鶴居村では「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」と「鶴見台」で、続いて昼から「阿寒国際ツルセンター」に行きました。

【鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ】
ここは、(財)日本野鳥の会が管理しているタンチョウ給餌場です。現在、約120羽のタンチョウが来ているそうです。ここでは約45分間撮影しました。
11時頃の撮影でしたのでタンチョウの動きが少なかったようです。

タンチョウは小高い丘にいます。ここは背景が林できれいです。ただ、柵の所に行くと近いのですが、丘の向こうに飛んできて着地するところが見えません。道路からはよく見えるのですが、ちょっと遠く、長いレンズが必要です。




林の向こうから飛んできます。




着地態勢に入ります。この状態の時が一番きれいです。




二羽のペアの鳴き合い。愛を確かめ合っているのでしょうか。




取っ組み合いの相撲をやっていました。
ちゃんと行事もいます。 ”ハッケヨイ! ノコッタ、ノコッタ!!”




タンチョウの舞いです




雛のタンチョウは葉っぱくわえて遊んでいます。




【鶴見台】
名物お婆さんのいる給餌場です。現在約220羽のタンチョウが来ているようです。ここでは30分ほど撮影しました。ここは背景に家があり、タンチョウが飛んで行くところに電線があります。この電線に衝突防止の黄色い目印を巻いているため、飛びものはいつもこれが入りました。ここは平面的で全体を見わたしやすいのですが、背景は悪いです。




二羽で話し合っているのでしょうか。一羽はダンスをしています。




飛び立ちました




田圃の方に飛んで行きました。どうしても電線が入ります。




大空高く飛んで行きました。




【阿寒国際ツルセンター】
阿寒町にある給餌場です。人工給餌発祥の地とか。
ここでは、魚(ウグイ)を餌として与えています。そのため、タンチョウばかりでなくオジロワシやトンビなど他の鳥も魚を求めてやってきます。魚の給餌時間に合わせて行きました。約1時間の撮影でした。




給餌時間に合わせて集まって来ます。




他の鳥と重ならないように着地




ペアの鳴き合いも




一羽で舞っていました。まもなく餌の魚がくるのが嬉しいのでしょうか。餌を持った係員が出てくる一番前に陣取っています。




<オジロワシ>
餌の時間になると、魚を狙ってオジロワシが沢山出てきました。今までどこにいたのかと思われるぐらいです。






オジロワシの若もいます。尾がまだ白くなっていません。




これはオジロワシの青年でしょうか。まだ尾に輪郭が残っています。足のしわも少ないようです。




タンチョウヅルの中の餌を狙うオジロワシ
タンチョウヅルは襲わないのか怖がっていません。白鳥はオジロワシが上空を舞だすと隅の方に逃げていました。




やっと魚が捕れました。木の枝に持っていって食べました。





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