四季おりおり

季節の移ろいの写真を気の向くままに載せています。

穀雨

2010-04-20 22:30:08 | 
今日は一転雨模様の天気となりました。明日は回復するようですが、その後も天気は悪そうです。今年はなかなかスッキリした晴天続きの天気となりません。

今日は二十四節気の内の”穀雨”です。”穀雨”とは、稲や麦などの穀物の生長を助ける雨のことで、その雨の降る頃が穀雨の時期です。でも特に雨が降りやすい日でもないようですが。

京都府立植物園の花も桜が終わり(まだ八重桜は残っていますが)、バラが咲き出すまでの花の少ない時期にあります。でも、植物生態園には色々な山野草が咲いています。

<ヤマシャクヤク>
可憐な花を咲かせています。しかし、咲いたと思ったらすぐに花びらを散らせてしまいます。




<イチリンソウ>
大きな花が一輪だけ咲きます。




<ニリンソウ>
花は小降りで、二輪咲かせます。でも、なかには三輪咲いているものもあります。時期的には少し遅いようで、すでに花が開ききっていました。




<ヤマブキソウ>
山ではなかなか見かけることが無くなっています。




<クマガイソウ>
自生の花はほとんど見かけることが無くなった花です。まだ蕾ですが、もう2,3日もすると花が開いてくるでしょう。




<シラネアオイ>
この花も山ではほとんど見かけることがありません。もう花が散りかけていました。




<イカリソウ>
開き始めたばかりのようです。
ピンク色のイカリソウ。




白色のイカリソウ。




<ウラシマソウ>
浦島太郎のように長い釣り竿を垂らしています。




<ユキモチソウ>




<クリンソウ>
湿地帯の中に咲いています。




<エンコウソウ(猿猴草)>
これも湿地帯の中です。名前の由来は、長く這う茎の様子を手長猿の長い手になぞらえたものだそうです。




<ミズバショウ>
花はもう終わりです。




<ヒメフウロにきたツマキチョウ>
通常のモンシロチョウより少し小降りのチョウです。ツマキチョウは3月から5月頃までの短い命です。さかんに花の間を飛び交っていました。



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