蕎麦彷徨

ひとりの素人が蕎麦について考えてきたことを書きしるすブログ

2015 今年の方針

2015-08-22 | '15SOBA

次は、昨年の総括を踏まえての今年の方針である。

①     昨年は、播種が早いほうがよかったからと言って今年もそうなるとは限らない。しかし、地球の温暖化が進行している等を考慮すれば、播種は早めた方がよいかもしれない。さらに、今年の果樹、野菜の成熟状況も、周りから聞く限り、進行が早い。それで、例年8月21日の播種日を数日早めようとした(昨年は8月23日)。しかし、実際は天候の関係で2日早い19日になってしまった。

②     昨年収穫した玄ソバはよくなかった。それで、NBさん達が栽培している隣の畑のソバ(私の圃場のすぐ隣なので形質が近いと思われるので)を種子にすることにした。無理をお願いして、米袋2つ、約45kg、から選ばせてもらった。まず、唐箕による風選によって5kgまで精選した。次に、石抜き機に何度もかけ石の方に集まってくる比重の高いものを集めた。これで約500gに絞った。最終的には、目視で、形状、色などを基準とし、1350粒を決定した。

これを19日に播種した。1000粒重30gで計算し、10a当たりにすれば2kg強(一般には5kg)の播種量である。1㎡当たりでは、約68粒子である(圃場は20㎡)。

③     私は、ソバの「肥料」には、落葉(腐葉土)が最もよいと考えているので、落葉の投入量を増やすことにした。落葉収集用の袋で、昨年は10袋だったのに対して、今シーズンは21袋集めた。それを、圃場の上に広げておいた。私は、この方法が、別のところで腐葉土にして投入するよりも、また、集めてきたらすぐに鋤込むよりもよいと考えている。前者の方法では、先に腐葉土化する下の部分のいい成分が逃げていってしまうのではないかと考えている。また、後者の鋤込む方法では、これだけの量は鋤込めない。

播種の1週間前から圃場の上の落葉を取り除き、19日に播種した。

今年の冬に、集めた落葉を圃場の上に積み上げた。   

落葉飛ばないように、上を覆った。

今年より腐葉土化した下側の落葉を、次年度の落葉の下に敷き込むように再び落葉収集用の袋に戻しておいた。